【マリーゴールド】「ある意味一番面白いんじゃないでしょうか」王者集結のDブロック!開幕戦で激突する後藤智香と天麗皇希が剥き出しにしたタッグの意地

女子プロレス「マリーゴールド」が仕掛ける過酷なシングルリーグ戦「DREAM STAR GP 2026」の開幕が目前に迫った。

8月28日の後楽園ホール大会から火蓋が切られる本大会は、総勢24選手がAからDの4ブロックに分かれて総当たり戦を実施。

勝利で2点、引き分けで1点を奪い合い、各ブロックの上位2名、計8選手が9月20日・後楽園ホールでの1DAY決勝トーナメントへ駒を進める、過酷を極めるサバイバルマッチである。

8月26日、都内で開かれた記者会見では、ひときわ個性的な顔ぶれが揃ったDブロックの陣営が激しい舌戦を繰り広げた。

同ブロックには天麗皇希、後藤智香、瀬戸レア、メガトン、橘渚、心希(会見は欠席)の6名がエントリー。

会見の口火を切ったのは、極悪軍団「ダークネス・レボリューション」に属する瀬戸レアの、対戦相手を見下すような辛辣な挑発であった。

「Dリーグ、発表当初はビギナーリーグでもできたのかなって思ったりしたんですけども、考えてみたら1番チャンピオンが多いリーグだなぁって思ったり。でも、やっぱりビギナー感が強いのは否めないですし、全然やりがいがなさそうな相手しかいなさそうなので、このリーグは当たり前に自分が制して、瀬戸レア無双を起こしたいと思います」

3Dトリオス王座を保持する自負からか、同組の選手たちを「やりがいがなさそう」と一蹴し、完全制圧を予告した瀬戸レア。しかし、見下された若手たちも黙ってはいない。

会見は欠席となったものの、最年少の心希からは、若き野心に満ちた熱いメッセージが寄せられた。

「エゴイスト2世、背番号5番、心希です。初めてのDREAM STAR GPですが、私がこのリーグをかき回す気持ちと、エゴイストの気持ちを持って、心希の存在をしっかりと刻みます。心希らしく、元気よく決勝まで駆け上がります。最年少、優勝やっちゃいます!」

さらに、このリーグ戦に合わせてリングへの帰還を果たす橘渚は、有り余るエネルギーを爆発させるように復活と全勝を誓った。

「背番号73番、橘渚です!リーグ戦、初出場、そしてリーグ戦から復帰です!てことは、私が、優勝するってことですよね!(どゆこと?)私が戻ってきたからには、強い、パワーアップした橘渚をリーグ戦で見せて、誰にも!どの選手にも、絶対に負けません。パワーアップした橘渚をリーグ戦で見せつけてやります。誰でもかかってこい!」

そして、Dブロックの予測不能なカオスぶりを象徴するのが、インディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王座を持つ異色の存在、メガトンである。陽気なキャラクターの中に、一発逆転の秘策を忍ばせて会見場を和ませた。

「背番号69番、メガトンです。初出場ガオー!DREAM STAR GPやってまいりました!自分はまだDリーグの中で橘さん以外は1勝もしたことがないのですが、ただ自分には黒潮TOKYOジャパン選手や、木高イサミ選手からとった一発逆転!(歌いながら)奇跡は起こるよ~何度でも~魂のスクールボーイがありますので、まずはDリーグこの技で頑張っていきたいと思います。エイ、エイ、ガオー!どうも、ありがとうございました」

魑魅魍魎がうごめくブロックの空気を引き締めたのは、現ツインスター王者の後藤智香である。

瀬戸レアの「ビギナー」発言に真っ向から反論し、このブロックこそがチャンピオン大集結の激戦区であることを声高に主張した。

「あっちかー、こっちかー、ゴチカー!背番号51番後藤智香です!みなさん、毎日毎日、暑いですね。暑いんです。暑いんですけど、まだまだ暑い夏は終わりません。マリーゴールドのあっつい時期、DREAM STAR GPやってまいりました。私は3度目の出場、初年度、勝ち点2点。昨年、得点7点、そして敢闘賞をいただきました。1年ずつ得点を重ね、そして体重を増やして、今皇希とともにツインスターのベルトを巻いてます。で、そんな皇希と同じブロック、で、初戦天麗皇希対後藤智香。いや、熱い、熱い熱い。全然暑い夏、始まりました!ここで私が初戦皇希から勝って、DREAM STAR GP、Dブロック1位で通過したいと思ってます」

さらには、メガトンとの絶妙な掛け合いを交えつつ、ライバルたちを分析していく。

「で、で、で!さっき瀬戸レアが言ってた通り、ABCDブロックの中で、このDブロックが1番ベルトを保持している人がいます。まぁメガトン…魂のスクールボーイ?」

メガトン「ガオ」

後藤「…それ言っちゃっていいの?それでとるの?」

メガトン「とる」

後藤「…まぁいいやインディペンデントヘビー…ジュニア…」

メガトン「インディペンデントワールドジュニアヘビー級」

後藤「…のベルトを持つメガトン。3Dトリオのベルトをとった瀬戸レア。そしてツインスターのベルトを持つ私たちtWintoWer。この4人。と、復帰戦の橘渚はフラストレーションめちゃくちゃたまってると思います。けど!微塵も興味ありません。心希の強さもめちゃめちゃ感じてるので、まぁまぁまぁみなさん、Dブロック、ある意味一番面白いんじゃないでしょうか?期待しててください」

対するパートナーであり、開幕戦の対角線に立つ天麗皇希も静かに、しかし熱く闘志を燃やしていた。タッグの頂点を共にする間柄でありながら、これまでのシングルマッチにおける対戦成績は後藤が2勝1敗とリードしている。天麗は自身の立ち位置と、このリーグ戦にかける並々ならぬ決意を口にした。

「背番号9番天麗皇希です。三年目のリーグ戦ということで、初戦後藤智香。私はこの闘いにすべてがかかっていると正直思っています。今ゴチカとのシングル1勝2敗で、私が負けている状態です。これからタッグパートナーとして一緒に進んでいくためにも、一人のプロレスラーとしてもっともっと上に上がっていくためにも、私はここで智香に勝たないと先には進めないと思っているので、絶対にここで勝ちたいと思います。そして、初戦なので、そのあとしっかり全勝して、初の決勝進出、そして優勝を目指していきたいと思います」

タッグの絆を一時封印し、互いの意地とプライドを懸けて初日からぶつかり合うツインスター王者コンビ。

それに加え、独自の技で大物食いを狙うメガトン、フラストレーションを爆発させる橘渚、最年少での下剋上を誓う心希、そして全員を見下す瀬戸レア。

王者の威信と野心が複雑に絡み合うDブロックは、サバイバルレースの行方を最も面白くする火薬庫となりそうだ。

<写真提供:マリーゴールド>

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