【全日本】宮原健斗「今日から二大エースの誕生だ!」バチェロレッテ旋風の安齊勇馬を31分超えの死闘で退け三冠V9達成
真夏のプロレス界を焦がした安齊勇馬と宮原健斗の頂上決戦は、極限の死闘の末に「二大エース」の誕生という新たな歴史の扉を開いた。
全日本プロレスは8月29日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)にて「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」を開催し、3068人の大観衆が熱狂に酔いしれた。
メインイベントで行われた三冠ヘビー級選手権試合は、王者の宮原健斗が挑戦者の安齊勇馬をシャットダウンスープレックスホールドで沈め、自身が持つ最多記録に並ぶV10に王手をかける9度目の防衛に成功した。
昨年の大晦日以来となる両者の三冠戦。

この8か月の間に、安齊勇馬は人気恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4への出演を皮切りに、映画やドラマへの主演も決定。
プロレス界の枠を完全に飛び越え、爆発的な知名度と人気を獲得してリングへ帰還した。

勢いに乗る最強の挑戦者を、全日本の絶対的顔である宮原健斗が迎え撃つ、まさに時代を懸けた大一番となった。

試合は序盤から激しい意地のぶつかり合いとなった。

安齊勇馬がエルボーやドロップキックで仕掛ければ、宮原健斗も足への執拗な関節技でペースを握らせない。

場外戦でも宮原健斗が鉄柵への叩きつけや頭突きで追い込めば、安齊勇馬も鉄柵を利用したダイビングエルボーで応戦する。

エプロンでの攻防では、王者が戦慄のパイルドライバーを突き刺し、挑戦者を窮地へ追い込んだ。
15分を過ぎると、リング上は互いの必殺技が交錯する死闘へと突入する。

安齊勇馬の雪崩式ダブルアームスープレックス、ジャンピングニーの連打に対し、宮原健斗もラリアットやブラックアウトで徹底抗戦。

終盤、安齊勇馬が必殺のギムレットを炸裂させるも、宮原健斗は意地のカウント2で跳ね返す。

逆に宮原健斗のシャットダウンスープレックスホールドを安齊勇馬がバックドロップで切り返すなど、互いのプライドが激しく衝突し、アリーナのボルテージは最高潮に達した。

30分を超える死闘の末、最後は宮原健斗がこの日3発目となるシャットダウンスープレックスホールドを完璧に決め、31分34秒の激闘に終止符を打った。

両拳を突き上げて勝利を喜んだ王者は、リング上でマイクを握り、倒れ伏す挑戦者へ向けて最大の賛辞を贈った。

「安齊勇馬、あなたと戦えて最高の夏だったぜ。そして今日、皆さんの前で宣言する。今日から全日本プロレスは、二大エースの誕生だ!」
さらに、プロレス界の外でも活躍する後輩のタフな精神力を称え、次なる闘いへの期待を口にする。
「安齊勇馬、世界一カッコいい男に、世界一カッコいいハートの持ち主だな。次はこのベルトを懸けて、二大エースがどんなシチュエーションでこのリングに上がるのか、楽しみにしてるぜ」
激闘を制した宮原健斗は、マイクパフォーマンスでも観客を魅了。

「これが二大エース、安齊勇馬と宮原健斗の戦いだ」と胸を張った後、「ただ、このリングに全てを費やし体力が残ってない。王道トーナメントは欠場する。チャンピオンだから出なくていいだろ」と突如の休場宣言。

しかし、満員のファンからのブーイングと大「ケント」コールを浴びると、満面の笑みで「俺が出なきゃ始まらないだろ」と前言撤回し、9月9日から開幕する王道トーナメントへの出場を力強く約束した。

絶対王者が見せつけた覚悟と、若きスターが燃やす頂点への執念。
二大エースが牽引する全日本プロレスの新たな黄金時代が、この夏の大田区から幕を開けた。
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