【全日本】ジュン「何度でも何度でもやりあおう」HAVOCの奇襲をはねのけ、八木山サイクロンで世界タッグV2達成
圧倒的な質量とパワーが交錯する肉弾戦を制したのは、全日本マットに君臨する最恐の双子であった。
全日本プロレスの「熱闘!サマーアクションウォーズ2026」が8月29日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で開催された。
3,068人の観衆が見守る中、世界タッグ選手権試合がおこなわれた。
王者の斉藤ブラザーズ(斉藤ジュン、斉藤レイ)に、ザイオンとオデッセイの「HAVOC」が挑む猛烈なタイトルマッチである。

試合は序盤から挑戦者組が奇襲を仕掛け、場外での乱闘で王者組を圧倒する荒れ模様のスタートとなった。


リングに戻っても、オデッセイがレイを痛めつけるなど、頭を丸めたHAVOCの二人が躍動する。


しかし、ジュンが強烈な張り手を放ち、レイがラリアットで続く怒涛の反撃から一気に形勢を逆転。

最後は8分53秒、双子ならではの息の合った連係技である八木山サイクロンを炸裂させ、ジュンがザイオンから3カウントを奪取した。

苦しい展開をはねのけ、王者組が見事に2度目の防衛を果たした。
激闘を終え、リング上でマイクを握ったジュンは、初めて相対した挑戦者たちの実力を素直に認め、次のように語りかけた。

「世界タッグを防衛したぞ。この4人で世界タッグをやるのは初めてだったが、まだまだこんなものじゃ足りない。これから何度でもやりあおう。楽しみにしてるぜ」
「ザイオン、オデッセイ初めてだったな。何度でも何度でもやろ」
続いてマイクを持ったレイも、HAVOCの勢いを称えつつ、勝利の喜びを爆発させた。
「今日はありがとう。HAVOC強かった。勢いがあった。でも今日勝ったのは俺たち斉藤ブラザーズだ。次はどこでやったらいいかな?仙台でやってやるぜ。その前に王道トーナメントだ。1回戦を突破するから見ててくれ」
次期防衛戦の舞台として、10月11日に開催される故郷の宮城・仙台サンプラザホール大会を指定し、ファンからの歓声を浴びた。

バックステージに戻っても、王者たちの興奮は冷めやらない。

レイは挑戦者組の猛攻を振り返った。
「嵐のようにやってきて、嵐のように去って行ったな。リング上でもいった通り、この世界タッグは仙台でいいんじゃない」
これに対し、ジュンも力強く同意する。
「いいんじゃないか」
「HAVOC勢いがあった。まだまだやりたりない。何度でも何度でもこれから戦うの楽しみにしてるぜ」
次期防衛戦の舞台は決まったが、その前には過酷なシングル戦の祭典が控えている。
9月9日からは、秋の風物詩である「王道トーナメント」が開幕する。
レイが自身の対戦相手とジュンの対戦相手について言及し、闘志を燃やす。
「まずは王道トーナメント、俺は安斎勇馬、お前は青柳優馬だ。2人のゆうまを突破しないとな」
その言葉を受けたジュンも、闘志をむき出しにして決意を語った。
「青柳、目の借りを松本で返してやるよ」
タッグの頂点を守り抜いた最恐の双子は、次なる野望に向けて歩みを止めることなく進み続ける。
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