【マリーゴールド】天麗皇希が執念の丸め込みでタッグ相棒を粉砕!ツインタワー激突で幕を開けた過酷な夏「絶対に超えたいと思っているやつが一番最初に来ちゃった」

女子プロレス団体「マリーゴールド」が開催する真夏のシングル最強決定リーグ戦「DREAM STAR GP」が、8月28日に東京・後楽園ホールで開幕の時を迎えた。

熱気に包まれた初日のリングで、ひときわ観衆の目を引きつけたのがリーグDの公式戦である。

現在、同団体のタッグ王座であるツインスターのベルトをともに保持する「ツインタワー」の2人、天麗皇希と後藤智香がいきなり激突した。

互いの手の内を知り尽くした盟友同士の戦いは、11分23秒の激闘の末、天麗皇希がエビ固めで勝利を収め、貴重な勝ち点2をもぎ取った。

試合は、タッグパートナーゆえの深い理解と、ライバルとしてのむき出しの意地が交錯する頭脳戦となった。

序盤の場外戦で、後藤智香の右腕が鉄柱に誤爆するアクシデントが発生する。

天麗皇希はこの好機を見逃さず、非情なまでの右腕攻めを展開した。

後藤智香もエルボーなどの打撃で真っ向から反撃を試みたものの、ダメージの蓄積は隠せなかった。

勝負を決したのは、後藤智香が起死回生を狙って放った武器のラリアットである。

天麗皇希はこの一撃を冷静に見切り、鮮やかに切り返して丸め込み、3カウントを奪い取った。

この決着には、両者の間に存在する過去の因縁が深く関わっていた。

初年度の同大会において、天麗皇希は自身の技を後藤智香にすくわれ、丸め込みで敗北を喫している。

試合後の天麗皇希は、長年抱えてきた雪辱を果たした喜びに満ちあふれていた。

「正直リーグDの中で一番高くて、絶対に超えたいと思っているやつが一番最初に来ちゃった。でも勝ちました。私が初年度のドリームスターグランプリで智香に技をかけたところからすくわれて、押さえを取られた。今日はそれを相手にやり返した」

さらに、勝負を分けた終盤の攻防についても、自身の戦略が完璧に機能したことを胸を張って振り返った。

「今日はやり返した。その機会をずっと狙ってた。腕攻めもして、智香は武器のラリアットで来るって私は思ってたから、しっかり逆に抑え込んだ」

今回の勝利により、両者のシングルマッチ通算成績は2勝2敗の完全なイーブンとなった。

天麗皇希にとって、この白星は単なるリーグ戦の1勝にとどまらない、タッグ王者としての誇りを再確認するための重要な試金石であった。

「全部の結果としては引き分けだけど、タッグパートナーとして智香の隣でまた胸を張って『私たちがツインタワーだ』と言えるようになった」

一方で、開幕戦で黒星を喫した後藤智香に悲壮感はなかった。

むしろ、タッグパートナーが自らの攻撃をいかに恐れていたかを身をもって体感し、それを己の進化の証として前向きに捉えていた。

「まだ始まったばっかり。初戦黒星は痛いけれど、皇希があんなに執拗に腕を攻めてくるってことは、私のラリアットを警戒していたってこと。警戒するほど強くなっているっていうことをポジティブに捉えて、DREAM STAR GPを駆け抜けますよ」

戦友の不屈の闘志は、勝者である天麗皇希が誰よりも理解している。

天麗皇希は、この過酷なサバイバルマッチの最終舞台での再戦を相棒に約束し、真の完全決着を予告した。

「負けても勢いが止まる智香じゃないのは、私が一番よく知っている。だから2人で決勝まで勝ち上がって、もう1回シングルしよう。そのときはアメジストバタフライできっちり取ってやるから」

タッグの絆を一時封印し、互いの成長をぶつけ合ったツインタワーの2人。

真夏の頂点を決めるリーグ戦は、開幕から激しい火花と深いドラマを生み出している。

<写真提供:マリーゴールド>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加