【マリーゴールド】ビクトリア弓月が因縁の桜井麻衣を撃破しメインで白星発進!初優勝と外敵迎撃へ向けた若き王者の進撃

女子プロレス団体「マリーゴールド」が開催する真夏のシングル最強決定リーグ戦「DREAM STAR GP」が、8月28日に東京・後楽園ホールで開幕の時を迎えた。

熱狂に包まれた開幕戦のメインイベントを飾ったのは、リーグCの公式戦である。

昨年の同リーグ準優勝者であり、現在ユナイテッド・ナショナル(UN)王座を保持するビクトリア弓月が、桜井麻衣と激突した。

両者には浅からぬ因縁が存在する。

昨年10月の両国国技館大会において、当時UN王者であった桜井麻衣に対し、ビクトリア弓月が挑戦。

見事に勝利を収め、純白のベルトを初戴冠したという歴史がある。

今回の対戦は、桜井麻衣にとってリベンジの舞台であり、ビクトリア弓月にとっては王者としての威厳を示す試金石であった。

桜井麻衣は、この日のために用意した金ラメとピンクの鮮やかな新コスチュームを身にまとい、気合をみなぎらせてリングへ登場した。

試合は、ゴングと同時にビクトリア弓月がトラースキックで奇襲を仕掛けるというスリリングな幕開けとなった。

桜井麻衣も意地を見せ、コーナーからのミサイルキックや雪崩式バックドロップ、さらにはクレイモアを叩き込んで若き王者を追い詰める。

しかし、ビクトリア弓月は驚異的な粘りを発揮。

桜井麻衣の必殺技であるグロリアスを巧みに切り返すと、執念のブルーサンダーからトラースキックを連発。

最後は鮮やかなクロスアーム・スープレックスで11分10秒、完璧な3カウントを奪い取った。

開幕戦のメインという大舞台で貴重な勝ち点2を獲得したビクトリア弓月は、試合後のバックステージで安堵の表情を見せつつ、次なる標的へと視線を向けた。

「DREAM STAR GP2026、私がしっかり2点獲得しました! 初戦から桜井さんっていうものすごく手ごわい相手だったんですけど、しっかり自分が決めて、勢いに乗ることができたんで。とりあえずひと安心というか」

手強い先輩を下した勢いそのままに、ビクトリア弓月の闘志はすでに別の外敵へと向かっている。

同ブロックには、自身がマリーゴールドに呼び込みながらも、負傷欠場によって対戦が流れていた因縁の相手、フリーのChi Chiがエントリーしているのだ。

「まだまだ続くんで、油断せず、自分が一番意識してるChi Chi、待ってると思うんでね。ここから先しっかり、そこで勝利して、このUNのベルトを懸けて闘うと思うので。そこで自分が防衛して、しっかりマリーゴールドを、ユナイテッドのベルトを守り抜きたいと思います。明日もあるんで、しっかり勝利したいと思います!」

リーグ戦での決着はもちろん、その先にあるUN王座の防衛戦までを見据えるビクトリア弓月。

新世代エースとしての覚悟が、その言葉には満ちていた。

一方、リベンジを果たせず初戦黒星という苦しいスタートを切った桜井麻衣だが、その心は決して折れていない。

試合後、率直な悔しさと、相手へのリスペクト、そして残り全試合への決意を口にした。

「DREAM STAR GP初戦、弓月に何も返せなくて悔しいのと、あとは今年本当に優勝目指して、今年こそは頑張ってるんで。ちょっとスタートから出遅れてしまったんですけど、もう残りの試合全勝する気持ちで絶対優勝目指して頑張ります」

さらに、幾度となく拳を交えてきたビクトリア弓月という存在について、特別な思いを語った。

「弓月との試合はいつも本当に楽しくて、弓月がデビューした時からシングルずっとやったりとか、何か縁があって負けたくない相手でもあるんですけど、やっぱり弓月の成長はすごいなと今日は改めて実感しました。でもここで落ち込まずに、今年は絶対優勝します。ありがとうございました」

敗北を糧に、残り全勝での逆転優勝を誓った桜井麻衣。

そして、初優勝とUN王座の防衛を掲げ、怒涛の勢いで突き進むビクトリア弓月。

真夏の過酷なサバイバルマッチは、開幕から選手たちの生き様とプライドが激しく交錯している。

<写真提供:マリーゴールド>

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