【新日本】「チャンピオンとしての自覚を持てよ」後藤洋央紀が辻陽太へベテランの厳しい檄を飛ばす!
新日本プロレスは『9月6日(日)、永田裕志の故郷である千葉・東金アリーナにて『永田裕志 Produce Blue Justice XIX ~青義不撓~』を開催した
セミファイナルに組まれた第6試合は、後藤洋央紀、YOH、YOSHI-HASHI、マスター・ワトのカルテットと、辻陽太、石森太二、ロビー・エックス、外道組による8人タッグマッチ。
この一戦は、9月27日の神戸大会でIWGPヘビー級王座を争う王者・辻と挑戦者・後藤、そして9月23日の札幌大会でIWGPジュニアヘビー級王座を懸けて激突する王者・YOHと挑戦者・石森という、2つのタイトルマッチに向けたダブル前哨戦として熱視線が注がれた。

試合は、ヘビー級の王座を争う後藤と辻のマッチアップからスタート。後藤がショルダータックルで主導権を握りにかかると、辻も鋭いキックやストンプで応戦し、互いのプライドがぶつかり合う重厚な攻防を展開する。

一方のジュニア戦線もバチバチの心理戦と技の読み合いが続く。YOHが石森と外道に対してランニングエルボーやドロップキックで猛攻を仕掛け、外道の得意技であるサミングまでお見舞い。対する石森もBone LockでYOHを追い詰めるなど、一進一退の攻防を繰り広げた。

試合終盤、リング上は本隊陣営の連携が冴え渡る。YOSHI-HASHIが外道を攻め立てると、ワトの好アシストから、後藤、YOSHI-HASHI、YOHによる鮮やかな合体技「激烈一閃」が炸裂。

最後は後藤とYOSHI-HASHIのタッグチーム「毘沙門」が、必殺の「消灯」で外道を完璧に沈め、本隊陣営がダブル前哨戦を制した。

試合終了後も、リング上では火花が散った。辻はIWGPヘビー級のベルトを後藤の目前で見せつけて無言のプレッシャーをかけ、YOHと石森も言葉を交わして視殺戦を展開した。
バックステージでは、ジュニア王座を争う両者が、互いに「神」という言葉を用いて決戦への熱を高めた。

YOH「なあ、石森、テメエは強い。だがな、(9.23)札幌で、テメエは白目を剥いて、倒れることになるんだ。これはまさしく、“神のお告げ”。そう、(※白目を剥きながら)Ama~zing……ゼア!」
永田のプロデュース興行にちなんでか、白目を剥きながら独特の世界観で勝利を予言するYOH。これに対し、挑戦者の石森は不敵な笑みを浮かべて制裁を予告する。

石森「オイ、YOH! 昨日の試合後コメント見たけどよ、何? Amazing? 笑わせんなよ。そうやって他人(ひと)のこと、イジるプロレスも否定しねえけどよ、内容によっては、痛い目に遭うぞ。それを証明するのは、9月23日、札幌だ。お前に天罰を下してやる。とういうことで! これはまさに神の恵み……そう、グレイスだ」

一方、ヘビー級の頂上決戦へ向けた後藤と辻の舌戦は、より本質的なプロレス論へと発展している。
後藤は、SNS上での発言を揶揄してきた辻に対し、王者としての「自覚」と「覚悟」を厳しく問いただした。
後藤「辻よ、後藤革命がなんなのか、今さらそんなこと訊いてくんじゃねえよ。俺は何度も発言してるぜ。チャンピオンならよ、SNSをバカにするんではなくて、いろんなところにアンテナ広げて、しっかりチェックしておけよ。だがよ、今のお前に必要なのはそんなことじゃない。チャンピオンとしてのお前の覚悟、見せる時なんじゃねえのかよ? もっと、チャンピオンとしての自覚を持てよ。こんなベテランに、こんなこと、言わせないでくれよ」

これに対し、パイプ椅子に腰掛けた王者・辻は、挑戦者の「IWGPが『G1』優勝者への挑戦権」という旨の発言に対し、苦言を呈しつつも絶対的な自信をのぞかせた。
辻「なあ、後藤さんよ、このIWGPが、『G1』優勝者への挑戦権だって? オイオイ、勘弁してくれよ。自信を持ってくれよ、後藤さん。あんた、(『G1』で)俺に勝ったんだ。そして、俺が『G1』で負けたSANADA、ボルチンにも勝ってんだ。なあ、このIWGP(を懸けて)闘うんであれば、自信を持ってきてくれよ。何よりも、俺はあんたのこと、認めてるんだぜ」

さらに、ワトとの因縁に燃えるロビー・エックスも、独特の表現でリベンジを誓った。
エックス「イギリスではこういう言い方をするんだ。“犬の糞を踏んづけたみたいだ”ってな。あの最後まで靴にへばりついてるウンコがどうしても取れなくて、イライラするんだよ。それが誰だかわかるか? ワトだ! あいつには『BEST OF THE SUPER Jr.』で2回も負けてる。だが、言っておくぞ。俺は負けっぱなしじゃ終わらない! 俺はワトを倒すぞ! だってな、俺は“エクストリーム”ロビー・Xだからだ!」
秋のタイトルマッチへ向け、各選手のプライドと野望が東金のリングで激しく交差した。
次期シリーズの闘いは、さらに熱を帯びていく。
<写真提供:新日本プロレス>














