【新日本】「昔のG・B・Hが見てえよな!」K.O.Bが後楽園ホールで真壁刀義&矢野通を公開処刑しファンを煽動
新日本プロレスは9月9日(水)、東京・後楽園ホールにて『Road to DESTRUCTION』第2戦を開催した。
第4試合は、9月19日室蘭大会での「IWGPタッグ王座No.1コンテンダーマッチ」に向けた前哨戦。
本隊の真壁刀義、矢野通が邪道と、Unbound Co.の“Knock out brothers”(K.O.B)ことYuto-Ice、OSKARが外道とそれぞれトリオを結成して激突した。
試合は、ゴングを待たずにUnbound Co.が奇襲を仕掛ける殺伐としたスタート。

OSKARの巨体から放たれるパワーとIceの鋭い打撃が、矢野や真壁を容赦なく痛めつける。

中盤、真壁がIceに串刺しラリアットからナックルを見舞い、K.O.Bの連携をダブルラリアットでなぎ倒すなど意地を見せる。

終盤には、長年のライバルである邪道と外道がマッチアップ。

矢野のマンハッタンドロップのアシストから、邪道が必殺のクロスフェイス・オブ・JADOで外道を捕獲するが、OSKARが強引にカット。

そのまま正式にスイッチしたOSKARが、驚異的なパワーで邪道をナイトメアホールドに捕らえ、力技でギブアップを奪い取った。
試合終了後、K.O.Bの狂気が後楽園ホールを恐怖に包み込んだ。

Iceは真壁にバズソーキックを見舞い、OSKARは場外へ逃げた矢野を引きずり戻してナイトメアホールドで捕獲。

そこへIceが容赦なくAMBITIONを炸裂させ、ベテランコンビを公開処刑にした。
倒れ伏す二人の前で、Iceがマイクを握る。

その言葉は、かつて新日本マットを震撼させた極悪ユニット「G・B・H」への強烈な挑発であり、彼らの内なる狂気を呼び覚ますための過激なアジテーションであった。
「オイ! 矢野真壁! オマエら、勝てると思っとるんか? オレらK.O.Bやぞ! オイ、矢野! 本当は怒ったら怖い人ですよねとかよ、言われとんのはよ、コイツらにナメられとんじゃねえのか? 本当に怖いヤツにはよ、そんなこと言えねえよな! もしかしてよ、そういうこと言われてる自分に、浸ってるんじゃねえのか? ダッセえな! 目をさませよ!」
そう言い放つと、Iceは矢野の顔面に水を浴びせる暴挙に出る。そして、矛先を真壁へ向けた。

「オイ、真壁、テメー、オレが黒パン時代に言ったよな、プロレスはケンカだってよ! テメー、いつ最後に生の感情出して、ケンカしたんだよ! テメーはつまんねえんだよ! マジ、殺すぞ! オマエの状況、わかっとんのか、オイ! オレが絡んでったらよ、こうして注目されてんだろ、オイ!」
今度は口に含んだ水を真壁の顔面に噴射するという、最大級の屈辱を与え、さらに吠え続ける。
「真壁矢野! そして山形で引退発表したヤツ(本間朋晃)、おるよな! オマエらこそよ、プロレスやっとるときよ、何も考えないでいいんだよ! ただよ、自分の奥底にある感情、生の感情、それを感じろ! Let’s Get High! Big Up! Fusc You!!」
最後は「オメーら、昔のG・B・H、見てえよな!」と客席を煽り、リングを去った。

バックステージでも、Iceの過激な挑発は止まらない。
「あんだけよ、コケにしたらお前ら変わるんじゃねえのか? 怖くねえんだよ。もっとカネになるはずなんだよ。矢野が言っとったな、『感じるな。考えろ』とかよ。バカか。ナマの感情こそがカネになんだよ。お前らよ、カッコつけてんじゃねえよ。自分の奥底にあるナマの感情を感じろ。そしたら一緒にプロレスハイ共有し合おうぜ」

OSKARもまた、ベテラン勢を引退へ追い込むと豪語する。
「マカベとヤノが提供できるものといったら、老人ホームの1日体験くらいだ。脚が痛いんだって? だったら、俺がもっと酷くしてやる。このシリーズが終わる頃には、テンザンみたいな足首、タナハシみたいなヒザ、ホンマみたいな壊れた首になって、ヨロヨロと引退へ向かうことになる。ドイツにはこんな言葉がある。『時代についていけないヤツは、時代とともに消えていく』ってことだ」
屈辱のどん底に突き落とされた真壁、矢野、邪道はノーコメントで控室へ消えた。
K.O.Bの狂気のアジテーションは、眠れるG・B・Hの凶暴性を呼び覚ますのか。
室蘭でのタッグ挑戦者決定戦へ向け、遺恨は後戻りできない危険水域へと達した。
<写真提供:新日本プロレス>
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