【新日本】試合後も大乱闘!ウルフアロンと藤田晃生がノド掴み、蹴り、ツバ吐きの制御不能な遺恨劇「お前は柔道家だ。プロレス愛を感じない」
新日本プロレスは9月9日(水)、東京・後楽園ホールにて『Road to DESTRUCTION』第2戦を開催した。
第5試合では、ウルフアロン、上村優也、タイチ組と大岩陵平、ハートリー・ジャクソン、藤田晃生組による6人タッグマッチが行われた。
このカードは、真夏の『G1 CLIMAX』から続く上村と大岩のライバル闘争に加え、8月15日の両国大会から因縁が勃発しているNEVER無差別級王者ウルフと藤田の対立が日に日に激しさを増しており、後楽園のファンも熱い視線を送っていた。
試合はゴング前から波乱の展開。
ウルフが「藤田、出てこい!」と指名すると、藤田は不敵な笑みで応じ、先発で激突する。

藤田が顔面蹴りやチョップ、張り手で猛攻を仕掛ければ、ウルフもショルダータックルや払い腰で重爆。

互いに髪を掴み合うなど、感情剥き出しのファイトで館内を沸かせた。

中盤には、G1覇者の大岩とタイチがマッチアップ。
タイチの脳天唐竹割りや袈裟切りチョップに対し、大岩はショルダータックルやセントーンで対抗する。

終盤、リング上は上村とジャクソンの攻防へ。
巨漢のジャクソンがデスバレーボムを狙うが、上村は冷静にリストロックで捕獲。

腕をマットに打ちつけ、膝を踏み台にしたエルボードロップでダメージを与えると、最後はコーナーからのライオンズシャイナーで鮮やかに3カウントを奪い、本隊陣営に勝利をもたらした。
しかし、試合が終わってもウルフと藤田の遺恨は収まらない。

リング上でノドを掴み合い、一本背負いとバズソーキックをかわし合うスリリングな攻防を展開。
セコンドが引き離しても、藤田は背後からレッグラリアットを見舞い、場外でウルフを踏みつける暴挙に出る。

さらにスリーパーで絞め落としにかかる藤田に対し、ウルフもストンピングで報復。
最後は藤田がツバを吐きかけて退場するという、ドロドロの遺恨劇が繰り広げられた。

バックステージでは、激昂するウルフが翌日のタッグマッチでの制裁を予告した。
「藤田晃生、ナメやがって。ムカついて、あのクソみてえな根性、俺が明日のタッグマッチで叩き潰してやるよ! クソッ!」

そこへタイチが合流し、ウルフを援護射撃しつつ、大岩への対抗心を燃やした。
「俺とお前、一緒に組むんだったら、明日ぶっ潰してやる。大岩、お前も一緒だからな。予選から勝ち上がってビッグドリームだ? だったら予選敗退した俺は何だ。予選敗退ドリームか? 1本獲ってやるからな。明日もう1回恥かかせてやるからよ。あんま調子乗んなよ。足元スカスカになんだよ」

対する藤田は、ウルフのプロレスラーとしての姿勢や新日本プロレスへの愛情を痛烈に批判し、NEVER王座への挑戦を力強くアピールした。
「火ついたか、デブ? それがNEVERのチャンピオンか? 笑わせんなよ。お前よ、そんなにプロレス好きじゃねえだろう。お前は柔道家。自分の中でも『俺は今プロレスラーだ。新日本の一員だ』っていうのを、全く感じねえんだ。試合には体調不良で1日休んで帰ってきて、『生きてます、以上』。お前、どのツラ下げてそんなこと言ってんだ。本隊の人間が、社長がお前を甘やかすからか? 新人だからか? お前がチャンピオンたる理由が何一つわからねえんだ。だからよ、決めさせてやるからよ、タイトルマッチ。楽しみにしとけよ」

一方、G1覇者の大岩は、暴走する藤田とウルフをたしなめつつ、自身の見据える「頂上決戦」への誇りを語った。
「藤田とウルフ、試合後やり過ぎだよ。リング乗ってから決着つけろよ。昨日の会見見ましたけど、IWGPが『G1』のチャンピオン、俺への挑戦権になってるって見たけど、俺の考えでは新日本プロレスの大きな柱の1つにIWGPチャンピオンがいて、もう1つ別の大きな柱に『G1』チャンピオンがいると思う。だから俺の中では次の両国、頂上決戦。後藤洋央紀が上がってきても、辻陽太が上がってきても、IWGPと『G1』かけて頂上決戦。俺の人生初のIWGPタイトルマッチ、しっかり勝たせてもらいます」
荒ぶるNEVER王座戦線と、誇り高きIWGPヘビー級戦線。
若き才能たちが交錯する秋のリングは、日を追うごとに熱気を帯びている。
<写真提供:新日本プロレス>
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