【新日本】2大タイトル前哨戦はYOHが外道クラッチで石森太二を粉砕!後藤洋央紀と辻陽太が意地と意地の肉弾戦を展開「テメーらに俺たちは倒せない!」
新日本プロレスは9月9日(水)、東京・後楽園ホールにて『Road to DESTRUCTION』第2戦を開催した。
メインイベントの第7試合には、9月27日の神戸大会でIWGPヘビー級王座を争う王者・辻陽太と挑戦者・後藤洋央紀、そして9月23日の札幌大会でIWGPジュニアヘビー級王座を懸けて激突する王者・YOHと挑戦者・石森太二による、豪華なダブル前哨戦タッグマッチが組まれた。

先発はヘビー級の王座を争う後藤と辻。
ロックアップから後藤がロープに押し込むと、クリーンブレイクから一転して激しい打撃戦へ。
辻のチョップとエルボーに対し、後藤もエルボーで応戦し、互いの意地がぶつかり合う肉弾戦を展開する。
ジュニア戦線もバチバチの心理戦とスピーディーな攻防を見せる。

YOHの低空ドロップキックを石森がティヘラで切り返し、場外戦へ持ち込むと、Unbound Co.がペースを握る。
辻は後藤を鉄柵に打ちつけ、石森はYOHの首を執拗に攻め立てた。

中盤、後藤が辻へ村正からバックドロップを放つと、辻も変形バックブリーカーや頭部へのストンプで応戦。

終盤には、YOHが石森へファルコンアローやウルトラタイガードロップで攻め込むと、石森もデスバレーボムからBone Lockで捕獲し、一進一退の攻防を繰り広げた。

クライマックス、石森が必殺のラ・ミスティカ式Bone LockでYOHを完璧に捕獲する。
救出に向かおうとする後藤に対し、辻が強烈なジーンブラスターを炸裂させて分断。

勝負ありかと思われたが、石森がとどめのブラディークロスを狙った瞬間、YOHが起死回生のジャックナイフ式エビ固めへ。
さらにファイブスタークラッチを狙い、これを逃れてBone Lockを仕掛けてきた石森の動きを読み切り、最後は伝家の宝刀・外道クラッチで完璧な3カウントを奪取。

王者としての意地と底力を見せつけ、本隊タッグに勝利をもたらした。
試合後、呆然とする石森を見下ろし、IWGPジュニアのベルトを肩にかけて不敵な笑みを浮かべるYOH。
一方の辻は、場外で後藤を引きずり起こしてリングへ投げ入れると、IWGPヘビーのベルトを見せつけて無言のプレッシャーをかけた。

本隊が勝ち名乗りを上げると、YOHがマイクを握り、会場を独特の空気に包み込んだ。
「オイ、石森! 辻! 残念だったな! テメーらに、オレたちは絶対に倒せない! なんでかわかるか、オイ? レエェェエベルが違うんだよ! オレたちがいるかぎり、新日本プロレスに、革命が起こるぞ!」

バックステージでもYOHのオンステージは続く。

外道のような口調で、後藤をまさかの人気格闘ゲームキャラクターに見立てて辻を挑発した。
YOH「オイ!オイ、辻!この男が誰だかわかるかコノヤロー!この男はな、エドモンド本田様だぞコノヤロー、オイ! エドモンド本田になれなかったお前が、本物の男に勝てるわけねぇだろバカヤロ~!覚悟しとけ、オイ! 新日本プロレスに、革命が起こるぞ……!(二人でガッツポーズ)行くぞ!」
後藤「ハイ」
独特すぎるYOHのペースに、荒武者・後藤も思わず従順な相槌を打つしかなかった。

一方の辻は、パイプ椅子を持ち込んで余裕の表情を見せ、後藤へ向けて最高のコンディションでの決戦を呼びかけた。
辻「調印式も済んだことだし、あとは神戸に向けて、おたがいベストコンディションを整えていこうぜ? でも、後藤さんよ、大丈夫か? 随分“いい”のが入っちまったようじゃないか? 神戸で最高の、後藤洋央紀を、最高の“後藤革命”を感じさせてくれよ?」

そして、王者に手痛い敗戦を喫した石森は、YOHのつかみどころのないキャラクターへの苛立ちを露わにしつつ、天罰を下すことを予告した。
石森「まだまだやり足りねぇぞ、オイ! オイ、YOH! 相変わらずアメージングとか言ってるけどよ。頭の中、大丈夫か? 俺は構わねぇけどよ、お前が意味わかんないことを言うたびに、9月23日、お前に天罰を下すからよ! 楽しみに待っとけ! ……ということで!これはまさしく神の恵み!そう!グレイスだ!」
本隊の奇想天外な連携と、Unbound Co.の冷徹な殺意。
秋の2大タイトルマッチへ向け、両軍の思惑が後楽園ホールで激しく交差した。
<写真提供:新日本プロレス>
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