【新日本】「パラレル・ワールドの『G1 CLIMAX』優勝者はシュン・スカイウォーカーだ」“天空歩人”が謎の『G1』独自理論を展開
新日本プロレスは9月10日(木)、東京・後楽園ホールにて『Road to DESTRUCTION』第3戦を開催した。
第5試合は、エル・デスペラード、海野翔太、田口隆祐による本隊トリオと、DOUKI、SHO、シュン・スカイウォーカーのHOUSE OF TORTURE(H.O.T)組が対戦した。
前日の後楽園大会で、執拗な急所攻撃に激怒したデスペラードが、IWGPジュニアタッグ王座挑戦の条件として「お前らのキ●タマを懸けろ」と前代未聞の要求を突きつけたことで、両軍の遺恨は限界を超えていた。

試合前、SHOは昨日に続いて天候を理由にファンを罵倒し「明日は快晴じゃ! これ以上天気悪くならないために、オメーらをボコボコにしてやる!」と理不尽なマイクアピールを展開。
ゴングを待たずにH.O.Tが奇襲を仕掛けると、試合はまたしても凄惨な無法地帯と化した。

SHOとディック東郷が結託し、デスペラードの急所を鉄柱に打ちつけるという前日以上の非道な攻撃を敢行。
さらにDOUKIが鉄パイプで一撃を見舞うなど、王者陣営を徹底的に蹂躙した。
中盤、海野がランニングエルボーやフィッシャーマンズスープレックスホールドで打開を図り、田口がケツイェからオーマイアンドガーアンクルでシュンを捕獲。

しかし、ここでも東郷が乱入。

シュンが田口を東郷の尻へ激突させると、東郷のスポイラーズチョーカーからシュンのSKYFALLという悪の連携が決まり、H.O.Tが3カウントを強奪した。

バックステージでは、H.O.Tがデスペラードの「キ●タマ懸けろ」要求に不気味なほどの余裕を見せて応じた。

DOUKI「ハハハハ、いいじゃねえか! キ●タマの3つや4つ、いくらでも懸けてやるよなあ?」
SHO「数えとけ、このクソッタレが。なぜならワシらは負けることねえんじゃ!」
さらにDOUKIは、アレナ・コリセオでのボラドール・ジュニアからの勝利を引き合いに出し、デスペラード&ミスティコの王者組を「時代が終わった」と完全に見下した。
DOUKI「お前らの時代は、とっくに終わったということだ。ボラドール、ミスティコ、デスペラード。今よぉ、もうそんな時代じゃねえんだ。神と、メシアが、この時代を動かしてるんだよ」
SHO「メキシコの田舎もんのサボテン・レスラーにちゃんと伝えとけ! 格が違うんじゃ!」

一方、シュンは過去数年の『G1 CLIMAX』における「決勝前日のメインイベント勝者が優勝する」というジンクスを持ち出し、今年の同条件の勝者である小島聡から勝利した自身を「パラレル・ワールドのG1優勝者」と定義する、常軌を逸した独特の論理を展開した。
シュン「小島聡はG1を優勝できなかった。なぜか。その小島聡をシュン・スカイウォーカーが仕留めたからだ。シュン・スカイウォーカーがG1で優勝するはずだった人間の未来を変えたんだ。パラレル・ワールドの『G1 CLIMAX』優勝者はシュン・スカイウォーカーだ、アーーーーーーー!」

対する本隊陣営。激しい怒りに燃えるデスペラードは、短い言葉で報復を誓った。
「キ●タマはキ●タマ、テメーらなんかキ●タマで十分だ。テメーらのキ●タマ引っこ抜いて去勢してやる!」

一方、復帰戦シリーズで久々にH.O.Tと対峙した海野は、理不尽なファイトに苛立ちつつも、どこか吹っ切れたような明るさを見せた。
「ホントお前ら、クソ野郎だな! でもね、何か久しぶりな感じがして、すっごいうれしかった。G1の借りっていうものがね、俺にはまだまだたくさん余ってて、お宅らのボス、成田蓮との試合も流れちゃったから。またやることを楽しみにしてる。コンディションは150パーセント、あとは勘を取り戻して、自分の強さをどんどん伸ばしていくだけ」
ジュニアタッグ王座戦に向けた「前代未聞の条件闘争」と、天空歩人の奇天烈なパラレル・ワールド論。
H.O.Tの巻き起こす悪夢は、秋の巡業をさらにカオスへと引きずり込んでいく。
<写真提供:新日本プロレス>














