「アニキと社長でシングルもGETだぜ」征矢学と飯野雄貴の情熱MAXが情熱∞(無限大)宣言!御三家に負けないんだぜ!! NOAH『N-1VICTORY』乗っ取り目論む
プロレスリング・ノアの「N-1 VICTORY 2026」がいよいよ開幕(9月12日、東京・後楽園ホール)した。波乱もあったが「方舟御三家」こと清宮海斗、OZAWA、Yoshiki Inamuraは白星発進を切っている。
N-1には不参加のGHCヘビー級王者・内藤哲也の指摘通り「御三家」の3人が優勝争いの中心となるはず。もう一人のヘビー級(無差別級)王者であるGHCナショナル王者・丸藤正道も参加を見送ったが、本命に清宮、対抗にはOZAWAの名前をあげている。
現時点での「ノア最強の男」の有資格者は2人の王者の分析通りだろう。

清宮は厳しい視線にさらされているが、その実力、安定感は揺るがない。過去、三度のGHCヘビー級王座戴冠はダテではない。結果にこだわる「逆襲の清宮海斗」である。

OZAWAも昨年の勢いはないものの、舌鋒は相変わらず鋭い。胸に突き刺さる的を射るコメントの破壊力は衰え知らず。GHCヘビー級のベルトを腰に巻き、頂点からの景色を体感したことで、いよいよ俯瞰の視点からノアマット、いや日本マット界全体を見渡している。

Inamuraも同様だ。GHCヘビー級王座に到達した自信は何物にも代えがたい。独自のヨシキ・イングリッシュもますます冴えわたる。清宮とは同じAブロックにエントリーされた。9月16日のアクロス福岡イベントホール大会で激突する。
「清宮はネガティブ(悲観的)過ぎる。ノアの太陽なのだから、スマイルスマイル。『ノアの闘い』をミーと2人で進化させましょう」とそれこそ明るくポジティブ(楽観的)に捉えている。
Aブロックは清宮とInamuraの直接対決が、決勝戦(10月4日、東京・国立代々木競技場第二体育館)進出の大きなカギとなりそうだ。

御三家の動向が注目を集めているが、それに「待った」をかけるのが「情熱MAX」の征矢学と飯野雄貴だ。GHCヘビー級タッグ王者組である二人は「俺たちはチャンピオンなのに、N―1に出るんだぜ。他の二人とは違うんだぜ」と豪語。シングル王者とタッグ王者の立場の違いは百も承知の上で「王者の参戦」を強調する。
折しも飯野がDDTからノアに移籍することになった。征矢との情熱MAXに専念できるのだから、ますます「やってやるんだぜ」である。情熱MAXから情熱∞(無限大)へと大躍進する可能性が高まる。

ダブルモヒカン、サイケデリックなコスチュームに、数々の「情熱」チャント、パワフルなファイトにアッと驚くコンビプレー…現在の日本タッグ戦線でこれほど突出したチームはない。プロレス大賞「最優秀タッグ賞」最有力候補でもある。
飯野は「アニキ」と10歳年上、キャリアでも10年先輩の征矢を立て、征矢は「社長」とジム経営者である飯野に敬意を表しながらもリング内外でリードする。タッグチームとしての歴史はまだ浅いが、長年組んでいるかのようにコンビネーションはバッチリで、ただ熱いだけではない信頼関係もしっかり築いている。

「俺たちが決勝戦でチャンピオン対決だぜだぜ」。開幕戦で征矢はKENTAを退け、飯野はInamuraに敗れたものの、情熱MAXの暑苦しい言葉が響き渡る。征矢がBブロック、飯野がAブロックにエントリーされている。ともにリーグ戦を勝ち上がり、決勝戦での「アニキ」対「社長」の情熱MAX決戦とでもなれば、もはや天下取りそのもの。
「俺たちの時代だぜ。タッグもシングルもだぜ!」と二人の鼻息は荒くなる一方だ。

もちろん拳王らも黙っていないだろう。今年のN-1はいつにも増していよいよ混沌。誰が最後に笑うのか。最後の最後まで見逃せないバトルが続く。
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