【ウルティモ・ドラゴン】「自分の人生イコール・メキシコ!」“世界の究極龍” ウルティモ・ドラゴンが30周年記念大会を目前に、現在の心境を語った!

――ほかにもいろいろなカードが組まれています。第1試合が岩本煌史vs岡田佑介。

ウルティモ:「全日本プロレスの若手のガチガチの王道スタイルになると思いますよ」

――第2試合、渕正信&X組vs田中稔&丸山敦

ウルティモ:「渕さんのベテランの味と、X。もちろん、ボクはXが誰なのかは知ってますけど、彼が渕さんと組むことによって、渕ワールドがさらに広がるんじゃないかと」

――それがヒントですか?

ウルティモ:「ハイ」

――Xは?

ウルティモ:「当日発表になりますね」

――第3試合は女子プロレス。安納サオリ&万喜なつみ組vs旧姓・モンゴル&ブス・モンゴルwithミス・モンゴル。

ウルティモ:「ボクは実際、この4人、誰も見たことないんで(笑)。木原リングアナに旬な女子レスラーをお願いしたんです。見たことないけども、こういったフィエスタ的な大会には女子選手に出てもらって華を添えたいんですよ。木原リングアナからこの子たちがいいんじゃないですかということで、任せてあります」

――ドラゴマニアでも女子の選手が入るのは恒例ですからね。

ウルティモ:「そうですね」

――第4試合はドラゴンスクランブル。

ウルティモ:「ドラゴンスクランブルは時間差式バトルロイヤルです。12人参加で、2人ずつ入って闘います。フォール、ギブアップ、オーバー・ザ・トップロープで勝敗が決まる。トップロープから落ちただけで負けてしまうルールなので、これは本当に、大物が早く消えてしまう危険性もありますから」

――誰が勝ち残るか予想が難しいですよね。

ウルティモ:「小さいからって不利でもないし、これは非常におもしろくなると思います」

――第5試合が宮原健斗&青柳優馬組vsKAI&野村直矢組。

ウルティモ:「これは全日本プロレス一押しのタッグマッチですね。これぞ全日本プロレスというのを見せてもらいたいなと」

――そしてメインの6人タッグ。ウルティモ・ドラゴン&秋山準&カリスティコ組vsジョー・ドーリング&エル・ディアマンテ&サム・アドニス。これは三本勝負になるんですよね。

ウルティモ:「ハイ。メキシコルールの三本勝負になります。やっぱりこのメンバーで一本勝負というのは短すぎると思うんですよ。カリスティコにも思いっきり飛んでもらいたいし、秋山準にも思いっきり相手をぶん投げてほしいし。そのためには一本じゃ足りないです」

――三本勝負にすることによって全員の持ち味を存分に発揮されそうだと。

ウルティモ:「そうです、そうです」

――ドラゴマニアがそのままやってくるとのことですが、ドラゴマニア系の大会でウルティモ選手はよくマスクを剥がされますよね。

ウルティモ:「ああ、そうですねえ(笑)。今回も予備のマスクを3枚くらいもっていきますよ。破かれるのも定番だし、破かれると思ってもらっていいと思いますよ(笑)」

――破かれるのを覚悟で用意しておくと。

ウルティモ:「ハイ」

――相手方はルードだからマスクを狙ってくるのも当然ですよね。

ウルティモ:「たぶん、ディアマンテあたりがそういうのよくわかってるんじゃないですかね」

――メキシコのルードであり、ウルティモ選手のマスクを剥いだら、おいしいですからね

ウルティモ:「ええ。だからまあ、破かれてもいいかな、くらいの気持ちでやりますよ(笑)」

――ほかに演出的なところでは当日、なにかありますか。

ウルティモ:「マリアッチ・サムライという素晴らしいマリアッチの楽団が(日本に)ありまして、その人たちに出てもらってメキシコのマリアッチを披露してもらおうと思ってます。当日は内容盛りだくさんになると思いますよ」

<次ページ:ルチャリブレ・闘龍門への思い>

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