【編集長インタビュー】「10・29横浜海底秘境探検への道」⑤「AKINO&小林香萌」
「10・29横浜海底秘境探検への道」⑤「AKINO&小林香萌」
OZアカデミー10・29横浜文化体育館大会で、MK4のAKINO&小林香萌組は「正危軍」尾崎魔弓、雪妃魔矢組の挑戦を受け、OZアカデミー認定タッグ王座防衛戦に臨む。OZのリングで猛威を振るう正危軍の「黒い殺法」を、どう食い止めようというのか。二人の胸中に切り込んだ。
――「何であり」の正危軍、尾崎魔弓、雪妃魔矢組が挑戦者組です。まさに「魔女」コンビですね
AKINO う~ん、手強いチームです。正危軍とは何度も対戦して、悪の手口はわかっているんですが、何をしてくるか、何を持ち出してくるのか。対策は立てているんですが、何か隠しているようで、まだまだわかりません。これまでに繰り出してきた凶器には対処法もわかってきたし、毒霧にはある程度の免疫が出来上がっているですが、完全には防ぎきれないです。
――毒霧で視界を奪われるのはキツイですね
AKINO 私、コンタクトなんですよ。毒霧を食らうと、本当、どうにもならなくなる。何個、無駄にしてしまったか。最近は「使い捨てレンズ」にしています(苦笑)。コスチュームも私は白がベースなので、二度と着られなくなってしまう。どんな毒がはいっているか知りませんが、洗濯してもクリーニングに出しても、しつこい汚れになってしまって、きれいには落ちない。あいつらのせいで、2、3着がダメになりました。
――10・29決戦はコスチュームも新調されますよね?
AKINO 真っ白です。白にこだわっています。アルシオン時代は緑だったのですが、現在は白。ドリカム(DREAMS COME TRUE)の中村正人さんの王子様風の舞台衣装が好きなんです。10・29決戦に向け、気合を入れているのに、無茶苦茶にされたら、怒り狂います。今回は許しません。
――デビュー4年の小林選手とのコンビはいかがですか?
AKINO 心強いパートナーです。MK4のメンバーとして立派にやってくれています。新たに関口登子が加入して後輩ができたことで、ますますシャキッとしてきました。ヘッドワークも得意なので、私とは相性が良いですね。
――小林さんはAKINOさんの頼れるパートナーですね
小林 一番の下っ端ではなくなった、ということではないですが、「ズカズカ」やらしてもらっています。MK4の皆さん、AKINOさんや加藤園子さんの背中を見て勉強しています。OZアカデミー認定タッグ王座のベルトを巻けたこと、そして登子が加わったことで「しっかりしなくちゃ」と、自分で言うのもなんですが、責任感も感じています。
――今年2月に行かれたメキシコ遠征の成果が大きかったようです
小林 今回は単身での遠征だったんですが、助けてくれる人もいて、メキシコでも「ズカズカ」と、楽しくやってきました。「スクールボーイ」に磨きをかけ「ギデオンスプラッシュ」「ギデオンロール」など、使いこなせるようになりました。
――小林さんの成長ぶりを感じますか?
AKINO もちろんです。「技を見つけてこい」と送り出しましたが、いくつもマスターして帰ってきました。動きが良くなったのは確かです。まあ、厳しく言えば、まだまだな部分もあります。感情をもっともっとむき出してもいいかも知れません。OZアカデミーのリングに、それこそ「ズカズカ」食い込んでほしいですね。
――お二人のチーム名が決まっていません
AKINO 10・29横浜決戦で二人の「魔女」を退けて王座を防衛して、決めたいですね。皆さんにも考えていただけると嬉しいです。
小林 AKINOさんに「飛べ!」と、激を飛ばしてもらうと、思い切りよく跳べます。「スカイ」とか入るのも、良くないですか。
――二人でお揃いのコスチュームはいかがですか?
小林 お揃いのコスチュームを着用できるように、頑張っていきたいです。
AKINO もっともっと大きくなってほしいですね。「食え」「でかくなれ」とアドバイスしています。
来年20周年を迎えるAKINOと新鋭・小林だが、インタビューでも名コンビ振りを発揮してくれた。コンビネーションに不安はないが、尾崎率いる正危軍は凶器の使用はもちろん、セコンドの乱入、手出しもお手のモノ。正危軍が軍団抗争を仕掛けてくるのは、まず間違いないだけに、MK4のチーム力がベルト防衛のカギとなりそうだ。
(撮影:二瓶隆弘)
〜横浜海底秘境探検〜
日時:2017年10月29日(日)16:00試合開始
会場:横浜文化体育館大会
~チケット情報~
チケットペイ:https://goo.gl/TQacDm
ファンくる:https://goo.gl/Vd2nqe
その他プレイガイドでも発売中
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