【ドラディション】巨大化したザ・コブラが軽やかなフットワークで敵陣営を翻弄!<4.20後楽園>

DRADITION
「BACK TO THE NEW YORK TOUR in TOKYO」

【開催日】 2018年4月20日(金)
【開始時間】19時00分
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】2473人(主催者発表)

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
ザ・コブラ & 〇ヒロ斉藤
(13分02秒 ダイビングセントーンから体固め)
×ブラック・タイガー & KENSO

十数年ぶりにリング復帰したザ・コブラが、かつてのライバル・ヒロ斉藤とタッグを結成し、KENSO&ブラック・タイガー組と対戦。

ファンの大声援に迎えられ、NWA世界ジュニアヘビー級王座のチャンピオンベルトを手にリングインしたコブラは、とても元ジュニアヘビー級2冠王(NWA世界&WWF)とは思えぬほど巨大化していたものの、軽やかなフットワークで敵陣営を翻弄した。

試合前、ヒロは「コブラとは何度となく闘ったけど、組んだ記憶はないんだよな…」と不安を口にしていたが、ゴングが鳴ると、巧みに立ち回り、KENSOと暗闇虎のリズムを分断し、絶妙なタイミングでコブラにタッチ。

タイガースピンからサーフボード・ストレッチ、吊り天井でKENSOを苦しめ、主導権を握ったものの、コブラは場外乱闘では観客のドリンクを失敬し、ゴクゴクと喉を潤してから戦線復帰。

腰ヒモで首を絞めてくるKENSOをビンタ一発で一蹴すると、フライング・ニールキックから、元祖と言われているスペース・フライング・タイガードロップまで見舞おうとしたが、これは未遂に終わった。

その後、コブラがKENSOと暗闇虎をダブルのラリアートで吹っ飛ばすのを確認すると、コブラの「ガス欠」を案じたヒロがタッチし、暗闇虎にセントーン、さらにセカンドロープからダイビング・セントーンを発射して3カウント。

かつてWWFジュニアヘビー級王座を争ったライバルチームが勝利を飾った。

久々の戦線復帰となるコブラは「尊敬する大先輩のリングに上がれて光栄です。ファンの皆さんの声援も嬉しかった」と感慨深げだった。

(写真:伊藤ミチタカ氏)

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