【ドラゴンゲート】吉野正人選手KOG優勝&ドリームゲート奪取!キングオブゲート優勝決定戦とドリームゲート戦の試合結果【博多スターレーン2連戦】


こんにちは。
広島のプ女子イラストレーター、はしもとあやねです。
約1ヶ月かけて行われたキングオブゲートもついに決勝戦!
しかも優勝決定戦翌日にドリームゲートと今週は熱い土日でしたね。

この記事ではキングオブゲート2018優勝決定戦とドリームゲート戦が行われた博多2連戦の振り返りをしていこうと思います!

 

1か月に渡るリーグ戦・決勝トーナメントを勝ち抜いたキングオブゲート決勝
吉野正人 vs YAMATO

約1ヶ月にわたって予選が行われたキングオブゲート2018、いよいよ優勝決定戦です。

試合終盤は圧巻!
トルベジーノを狙って飛びつく吉野選手をギャラリアで迎撃。
そのギャラリアを耐え、トルベジーノ→ソル・ナシエンテを決める吉野選手。
しかしそれを丸め込むYAMATO選手と、文字通り目にも止まらぬスピードで試合が展開されました。

激しい攻防の末、最後は吉野選手がトルベジーノ十字固めで3カウント!
キングオブゲート2018優勝者は吉野正人選手に決まりました!

すでに満身創痍の吉野選手。
「この身が砕けようとも。」という吉野選手の熱くまっすぐなベルト戦に向けての意気込みを語っており、聞いているこちらも胸にぐっときました。


ちょっと弱音を吐く一面もありましたが、そんなおちゃめなところも吉野選手らしいですね(笑)

 

決勝戦翌日にゴング!
メインイベント オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合の結果

いよいよドリームゲート戦。
望月選手は3ヶ月ぶりのドリームゲート防衛線に「待ちくたびれた」と調印式でコメント。
「KOGで優勝した吉野に勢いはあるが、最初からガンガン行きたいと思います」とやる気十分。
一方の吉野選手もここまで来たらあと一つの吉野選手にも気合が入ります。

ぶつかり合う執念。

こちらの試合も前日に23分にわたる優勝決定戦が行われたとは思えない試合でした。

宣言通り望月選手は試合序盤から終盤まで、三角蹴りに最強ハイキック、真・最強ハイキックと攻める!攻める!

吉野選手も負けじと、望月選手の顔面への三角蹴りをドロップキックで迎撃!
望月選手に張り手をして優勢にたったと思いきや、反撃の連続キックで今度は望月選手が優勢に!
カウントをとったと思ったら「1」で返す!

試合終盤もこの流れが変わらず、最強ハイキック→カカト落とし→真・最強ハイキックの連続攻撃を受けきりトルベジーノ→ソル・ナシエンテに持ち込むなどどちらが勝つが全く分からない状況でした。

ソル・ナシエンテを受け、一度は倒れこんだもののもう一度立ち上がり三角蹴りを狙う望月選手。
王者の意地を感じます。
しかしこれをかわし、吉野選手は丸め込み!しかしこれはカウント2。

「終わりだ!」と声を上げ素早くスピードスターをかけます!
少し体制が崩れエビ固めのような形になりましたが、抑え込んでカウント3!
吉野選手がキングオブゲート優勝の勢いをそのままに、ドリームゲートを奪取しました。

新ドリームゲート王者は吉野正人

2日連続休息のない試合に挑んだ吉野選手、声にならない叫びをあげた後「俺が取ったぞ!!!」と力強くマイクしファンの声援に応えました。

試合後吉野を称える望月選手。
しかしその闘志は燃え続ける

4度目の防衛に失敗してしまった望月選手。
フォールを取られた際、意表をつかれた表情でしたが試合後に吉野選手を称えるためマイクを握りました。

望月成晃
「まあ俺も世間の48歳よりはちょっとばかし元気かもしれないけど…2日続けてこんな激闘を制する吉野、お前の方が化け物だよ。
でもあえて言わせてもらう…俺はあと1年半で50になる。もう二度と俺にドリームゲートを巻かせるようなドラゴンゲートじゃダメなんだよ。
と、これは大人の発言で、俺は大人気ねえからよ、吉野、俺は50になっても60になっても現役でいる限り、いつでもドリームゲートを狙うからな。
俺はまだまだ死なない。
でも吉野、この2日間の真の鉄人は吉野正人だよ。
4度目の戴冠おめでとう。あとは任せたぞ。今日はありがとう。」

 

怪我からの完全復活。吉野正人の想い。

試合後のマイクで吉野選手が明かした秘密。
それは昨年の冬、頚椎損傷・頸椎ヘルニアで欠場し5月に復帰を果たした吉野選手でしたが
実は復帰してから今日まではシングルマッチは極力避け、タッグマッチを中心に試合をしていたこと。

しかし応援してくれたファンのため、誇りをもってドラゴンゲートのリングで戦うために
今回のキングオブゲートに意地と誇りをかけて戦ってきたと語りました。

たしかに吉野選手が復帰したタイミングはキングオブゲート2017開幕直前の時期だったのにもかかわらず、リーグ戦は欠場。
その後今年のキングオブゲートまでシングルマッチをしたか、と言われると…なかったかもしれませんね。

しかし、復帰後初のベルト戦だったワールド記念ホールのツインゲート戦ではCK1組と熱い戦いしたり、昨年~今年春まで戴冠していたトライアングルゲートは吉野選手がフォールを獲っていたこと等ドクターストップがかかっていたとは思えない戦いぶりでしたよね。

 

再起、そして完全復帰のためのドリームゲート。
ワールド記念ホールで鷹木信悟と初防衛戦

1日目に前ドリームゲート王者のYAMATO選手とのKOG決勝戦
2日目に3回防衛を果たしている王者望月選手とのドリームゲート戦と
2日間連続での過酷な試合を乗り越えて王者奪取となった吉野選手。
決して、容易ではない茨の道を乗り越えた今の吉野選手が開く明るい未来への扉の先の景色、とても楽しみですね。

7月カードは後楽園にワールド記念ホールと目が離せない!

今回のドリームゲート戦後に、鷹木信悟選手が登場し年内最大のビッグマッチ、ワールド記念ホールでの防衛戦も決まりました。
ワールド記念ホール大会では、キッド選手とEita選手による元師弟同士のブレイブゲートもすでに決定。
さらにワールド記念ホール前の7月後楽園ホール大会では抗争を繰り広げていたOVER GENERATIONとANTIASによる敗戦ユニット解散マッチなど…息のつく暇もなくまた歴史の動く予兆が見えるドラゴンゲート。

来月からすぐに熱い夏が始まり、どうなっていくのか目が離せませんね。

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