【DDTプロレスリング高木三四郎 大社長インタビュー①】両国大会・総選挙・さいたまスーパーアリーナについて

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【3】さいたまスーパーアリーナ「Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~」開催に向けて意気込み

 

来年、超ビッグマッチのさいたまスーパーアリーナ、まさかの展開でプロレス団体として進出するのはかなりの勝負だと思うんですが、なぜここで勝負しようと思ったんですか?

 

〔高木〕 両国大会が成功して、次どうする?となって、武道館もかつてはやったけど、ひとまわり大きな会場となると、さいたまスーパーアリーナか、横浜アリーナか、代々木第一体育館になるわけです。その中で、さいたまは、テレビ埼玉で「さいたまースラム!」という番組をやっているなどゆかりがあるので、そこに視野を入れていこうと考えました。

 

埼玉は高木社長にとって親和性が高いとか、思い入れがあったりするんでしょうか?

 

〔高木〕 DDTについてはそんなにないです。でも、もともとこれを考えるときにテレ玉での放送ありきで考えていたので、そこですね。

 

毎週テレビ埼玉を見てます。面白いなと思いながら、さいたまスーパーアリーナってもともとPRIDEなどが進出していて、格闘技のメッカですよね。そこにプロレスが進出すること自体が胸を張ることのできる出来事で、これはハッスル以来、近年なかったことだと思います。これについての仕掛けはいつごろから考えていましたか?

 

〔高木〕 これこそ二年前くらいから考えてました。会場を借りる部分で、いつがいいとか、長かった。借りられないんです。これこそ人気の会場なので。さいたまスーパーアリーナはいろいろな用途があるんですよ。企業のコンベンションで使うことももちろんあるし、アーティストのライブも多い。基本的にはさいたまスーパーアリーナは催し物用で、格闘技とプロレスはほとんどやっていないんです。

RIZINとか旧PRIDEの流れをくむところくらいしかやっていないんです。DDTはコミュニティアリーナで2015年2月にやったくらいしかないんです。会場って多く使い続けるところと深い関係になるもので、いままではメインアリーナを使ったことはなかったので、日曜祝日狙いで行ったけど、「いやー」みたいな「再来年はちょっと」みたいな。そこをなんとか、と情熱をもってアプローチしました。

 

新規会場を借りるときはいろいろあるんですね。埼玉についてはDDTファンのみならずプロレスファン全体が注目していると思いますが、言える範囲で、ファンにはどのくらい期待してほしいですか?

 

〔高木〕年間最大のビッグマッチなので、年間最大の期待をしててくれー!!って感じです(笑)

 

年間最大の仕掛けを用意している、って感じですね!

(インタビュアー 山口 義徳)

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