【W-1】芦野が征矢を撃破し2度目の王座戴冠!「今日がスタート。新しいW-1の歴史を作り上げます。」

「2018 プロレスLOVE in YOKOHAMA」神奈川・横浜文化体育館大会
開催日:2018年9月2日
時間:15時試合開始/14時開場
場所:神奈川・横浜文化体育館

WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負

(王者)征矢 学✖
VS
(挑戦者)芦野 祥太郎〇
30分3秒
アンクルロック→レフェリーストップ
※第12代王者・征矢学が2度目の防衛に失敗。芦野祥太郎が第13代王者となる。

グラウンドの攻防からスタート。芦野は寝転がった自分を飛び越えようとした征矢の足を捕獲して、早くもアンクルロックを仕掛けるが、征矢もすぐに脱出。再びグラウンドの攻防となるが、芦野は征矢の左足首に照準を絞って足攻めを展開。さらにヘッドロックに捕らえていく。

これを外した征矢は芦野のショルダータックルを受け止めて、逆にタックルでふっ飛ばす。そして場外に逃げた芦野を追いかけ鉄柱に叩きつけていく。しかし、芦野は続く征矢のラリアットを避けて、征矢がもう一発打ってきたところを右腕をキャッチ。鉄柱に叩きつける。2度続けて叩きつけていためつけると、リングに戻ってきた征矢のバックをエプロンでキャッチ。ジャーマンを狙う。

ここは征矢が阻止したものの、すぐさま腕を蹴り上げる芦野。さすがの征矢も悲鳴を上げながら場外に転落だ。リングに戻ってきても、芦野は征矢の右腕に集中攻撃。征矢のチョップを余裕で受け止め、アームブリーカーだ。

さらに芦野は征矢の右腕をロープに絡めてアームロック。徹底的にダメージを与えていく。しかし、征矢は自らエプロンに出ると、ロープ越しに芦野の首を捕獲。ハングマン式のネックブリーカーを断崖式で放ってみせた。さらに征矢はワイルドボンバーを場外で発射。芦野をなぎ倒してみせる。

リングに戻ると、征矢はロープを使ったシーソーフリップ。芦野のノドをサードロープに叩きつける。さらに首筋にエルボーを落とし、スリーパーで絞め上げてから倒れた芦野にニードロップを投下してみせた。勢いに乗る征矢は串刺し式バックエルボー、ブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカーを連発。さらに首4の字固めで首にダメージを与えていく。

しかし、芦野は征矢がジャンピングラリアットに来たところをドロップキックで迎撃。右腕をピンポイントで打ち抜いてみせた。さらにマットに何回も征矢の右腕を叩きつけていく芦野。アームブリーカーで追撃し、倒れたところにエルボーを投下。徹底した右腕攻めだ。

さらにアームロックを極めた芦野。チキンウィングに極めると、逆立ちからのブリッジで反動をつけながらいためつけていく。だが、これを強引に逃げた征矢はブレーンバスターで反撃。芦野に技を避けられながらもスピアーを決めてみせた。

芦野もすぐさま反撃してくるが、これを断ち切って再びスピアー。だが、芦野も引き下がらず、すぐにラリアットを打ち込んでダブルダウン状態となってしまった。立ち上がってくると、芦野はエルボースマッシュ、征矢はチョップをお互いに打ち込む。ここで芦野は張り手からジャーマンスープレックス。ならばと征矢は頭突きでお返し。これにはさすがの芦野もダウン。

征矢はジャンピングDDT、デスバレーボムと大技を連発。そして、トドメのワイルドボンバーだ。まずは後頭部に食らわせ、続けて正面から放つ。しかし、芦野はこれを避けてアンクルロック。ならばと征矢は前方回転しながら足の力で芦野を投げて鉄柱に叩きつけることに成功。そしてコーナーに持ち上げて雪崩式ブレーンバスターの体勢に芦野を捕まえる。

だが、芦野はリングに着地すると、征矢のバックを捕まえて雪崩式のジャーマンスープレックス。さらにジャーマンで投げ飛ばし、T-ボーンスープレックスの体勢に入る。しかし、征矢もこれを阻止。ならばと芦野はワキ固め。さらに片腕を足で固めて、征矢をうつ伏せ状態にしてからのアームブリーカーだ。

あまりの無慈悲な技に場内から悲鳴が上がる中、芦野は必殺のアンクルロック。征矢がロープエスケープするとリング中央に戻して再び極めにかかる。だが、征矢も簡単には極めさせない。ならばと芦野はアームロック。征矢はこれを強引に持ち上げ、コーナーに叩きつけると、後方に回転しながら芦野を持ち上げてブレーンバスターだ。そしてパッケージドライバーで芦野をマットに串刺しにすると、ロープに走ってワイルドボンバー。

だが、芦野はこれをキックアウト。そして、ワイルドボンバーを放ってきた征矢をカウンターで捕まえて、T-ボーンスープレックス。続けてアンクルロックだ。征矢が脱出しようとしても身体の位置を入れ替えて決して足首を離さない。そしてリング中央に引きずり戻して渾身の力で締め上げていく。

必死に耐える征矢。しかし、次第に動きがなくなる。もはやロープに逃げる力も切り返す力も残っていないと見た神林レフェリーがゴングを要請。無念のレフェリーストップ負けとなってしまった。

試合後、マイクを握った芦野。「おい、征矢! 言っただろう、返してもらうとな。どんな勝ち方でもよ、レフェリーストップですか? 俺が新チャンピオンだよ。なんか文句あんなら聞きますけど」と言い放った。征矢は「芦野、まだ俺はギブアップしてねえ。チャンピオンだったらよ、俺からギブアップ取ってみろよ。この足、へし折ってみろよ! それで満足か? どうせすぐにチャレンジャーも出て来ねえだろう! もう一度、もう一度、どこでもいい場所は。チャンピオンだったらお前が決めろ。俺の挑戦を受けろ!」とリマッチを要求だ。

これを聞いた芦野は、「やってやるよ! 次は言い訳できねえぞ。次はレフェリーストップなしだよ。完全決着つけてやるよ。どこがいいかな? 9月29日、大阪。そこでやりますか? 俺はおめえと違って防衛戦ガンガンやっていくからよ、おめえの挑戦受けて立つよ。では、お引き取り願います」と征矢をリングから下げせる。さらにセコンドにいた稲葉に向かって、「稲葉、復帰したってそんなもんか?」と罵倒だ。

しかし、最後は「俺はW-1が好きだ。W-1を良くするためにこのベルトが必要だった。W-1の顔は俺が務める」と力強く宣言。さらに「今日、このリングで怪我人が出たみたいだけど、さっさと帰ってこい!」とイケメンにエールを送って締めくくったのだった。

征矢のコメント
「負けは認める。あいつの技には負けてない。レフェリーの判断だ。負け惜しみ? どうでもいい。俺にはあいつともう一度闘わなきゃいけない理由がある。芦野、受諾してくれたことありがたいと思っている。俺はしぶてえんだよ。この足が折れるまでやってみろよ。俺は絶対にギブアップしねえ! 絶対にギブアップはしねえんだよ!」

芦野のコメント
「今日がスタート。2回目のベルト取って、今日がスタート。新しいW-1の歴史を作り上げます。違うやり方でやっていこうと思っています。それがW-1を良くするため。もうちょっとで6年目ですよ。イケメンでも社長でも副社長でもないんだよ。俺がW-1を引っ張るから。俺は自分の言葉に責任持って行動します」

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