【村瀬広樹のUTAMARO(ウタマロ)日記】~プロレス武者修行 in イギリス~【50】「日本で思うこと」
The life in the United Kingdom was very severe.
But I could experience much.
And I was a champion.
I become stronger.
さぁ〜〜始まりました世界UTAMARO滞在記。
UTAMAROはこの前日本に戻りました。
ちょっとしばらく日本の空気を感じようかなと。
それにしても激痩せした俺の体が、日本食に大変喜んでいるよ(笑)
イギリスやスコットランドは、食事も修行だったからな(笑)
かなりシェイプしちゃったから、戻さないとな。
もちろん日本でもガンガン試合していく予定だから、是非是非SNSなどで試合のオファーなどのご連絡待ってます!
強くて楽しい試合しますので(笑)
今回は2カ月半ぐらい滞在した、イギリスを振り返ろうと思う。
イギリス、スコットランドは、リングの内外問わずアメリカよりは厳しかった。
物価も日本よりアメリカ、アメリカよりイギリスと、物価が高いので日本人の基準からしたら何でもかなり高い。
アイスは1つ400円ぐらいするし、ケバブは日本だと500円ぐらいだが、イギリスでは1200円ぐらいする。
しかも味がほとんどなく、水か何か飲み物がないと、喉を通らないレベル(笑)
レスラーの練習内容や、戦い方、食事の衛生管理など日本人には厳しい事が多かった。
でも、しいて言うならアメリカよりは治安は良いかな。
1人で夜、歩いたり、BARに飲みに行ったりしても大丈夫だった。
アメリカではそんなのダメだからね!
あ、でも食料においても牛乳や肉、魚や野菜などは、最低限の下処理しかしていないので、よくお腹を壊していたよ。
だから痩せたのかも…。
プロレスにおいても日本とは違い、リングにスプリング(バネ)が入っておらず、鉄の柱と分厚いベニア板と薄いマットのみ。
だから一回一回受け身をとるたびに胸が苦しく、慣れるまで毎日めまいや頭痛が続いたよ(笑)
でもそんな中、嫌な顔せず毎日毎日頑張って試合していた(あえて自分で言います!)のをボスに評価されて、シングルのヘビー級ベルトに挑戦することができ、しかもそのタイトルマッチに勝ちベルトを自分の腰に巻けた。
その事がこの旅一番の喜びだったな。
イギリスでは一番歴史ある団体のシングルのベルト。
フリーの俺がここまで来るのは本当に大変なことだった。
それだけに手にした時の思いは測りしきれないものがあった!
ビザの関係で日本に帰国しなければならなく、すぐにはまたイギリスのビザが取れなく、最後は泣く泣く返上したが、ボスは『あなたはチャンピオンだ!またイギリスに帰ってくることが出来たらいつでも挑戦権を与えます!』と言ってくださった。
だから俺はまたタイミングがあれば、いつでもあのベルトを狙いに「イギリスにいこう」と思ってる。
今回のヨーロッパ修行でとても沢山の修行や経験をさせてもらった。
それは一生忘れない。
試合数も60日で76試合しました!
こんな経験日本ではできないからな。
でもさすがに身体中がボロボロだし、たぶん目に見えない故障箇所も多々あると思うので、これからしっかりとメンテナンスだな。
人間ドックのスペシャルコースでもしようかな(笑)
これを読んでくれているそこのあなた!
会場で俺を見かけたら是非声をかけてね!
日本語でも英語でも(笑)
それ以外のは、ご勘弁(笑)
オッと〜〜♪そろそろ餌の時間だ。
また満月の夜にでも。。。