【今日子のプロレス今日この頃㉕】ないしょの話⑬「竹田誠志」

こんにちわ!今日子です(^^)

気がついたらもう虫も鳴かなくなって、季節は冬へ向かっています。何だか淋しい気分になりますね。

みなさんも、人の対応の違いによって気分が左右された事があると思います。

人間は感情の生き物ですから、愉快な気持ちにもなりますし不愉快な気持ちにもなりますよね。

実は私は今年度、町会の当番で、町会費や赤い羽根など各種募金を集めたりしています。

正直やりたくないですが、仕方ありません。

20軒近くのお宅を回りますが「大変ね~。ご苦労様」とねぎらってくれるお宅もあれば「うちは募金とか、そんなのしません!」と、目の前でドアをピシャッと閉めるお宅もあります。

近所の人にそんな事をするなんて・・・。私が儲かる訳ではないのですが(-“-)

募金は任意なので強制できませんが、ものには言い方というものがあって大人の対応とは言えませんよね。

一事が万事そういう対応ですが、自ら敵を作り孤立してしまっているのがわからないようです(-_-)

そんな、何ともイヤ~な気分を吹き飛ばしてくれたのが、竹田誠志さんです。

後楽園の試合後、ちょっと遅い竹田さんの誕生会を開催予定でした。

ところが激しいデスマッチで大ケガを負ってしまい、ああ、これは「来られないだろうな」とあきらめていたところ、何と、テーピングから血がにじんだ状態で、竹田さん本人が現れたのです!

一同、ビックリ!

電話かメールで断ってくれればいいのに。

「背中に穴が開いてしまって。これから病院へ行くので、顔だけ出しました。すいません」と竹田さん。

「えッ!背中に穴!?(@_@)」 衝撃でした。みんな慌ててプレゼントを渡し、見送りました。

痛いだろうに、早く治療を受けたかっただろうに、わざわざ来てくれるとは何て律儀で義理堅いんでしょう。

みんな、うるうると感激していました。

翌日、「昨日は誕生会を開いて頂いたのに出席できず、すいませんでした。プレゼントだけもらってしまって。少し休んでまた頑張りますので、みなさんによろしくお伝え下さい」という内容のご丁寧なLINEが来ました。

参加者に伝えたところ「ますますファンになりました」と、感激はさらに大きくなり、中には「涙が出ました」と感極まる人も。

よく「神対応」という言葉がありますが、これぞまさに神対応です。

いろいろな選手がいて、中には「買ったものにしかサインしないんで!」と、きつく言い、サイン色紙を出した小さな女の子を泣かしてしまうという、驚きの塩対応をする人もいます。

でもそれは、その選手一人の問題ではなく「あの団体は・・・」や、ひいては「プロレスが」と言われてしまいます。

きっとあの女の子とその家族は、プロレスが嫌いになってもう見に来ないと思います(>_<)

 

プロレスが悪く言われるのは、プロレスファンとしては本当に悲しいです。

 

ですが、竹田さんの対応はその真逆で、ファンの心に一生残ります。

 

もちろん、選手だって人間ですから、機嫌の良い時も悪い時もあるでしょう。しかし、人気商売ですからねぇ。

 

他にも「僕はできるだけ人には優しく接するようにしています」というゼウスさんは、大人気です。

 

試合内容ももちろんですが、対応によって人気は左右されると思います。

 

威張ったり虚勢を張ったりするのは弱い人。心身ともに本当に強い人は優しいものです。

 

これはレスラーのみならず、一般的にも言えます。

 

竹田さんは、リングでは激しい狂った試合をしますが、リングを下りればいつも誠実で優しいです。

 

そのギャップに魅かれるファンは多く、私もその一人。この「ないしょの話」に2度目の登場です(*^_^*)

 

「誠の志」という、新撰組のようなお名前の通りのナイスガイだと思います。

 

デスマッチファイターに「お怪我に気をつけて」というのは変かも知れませんが「デスマッチで負った傷と怪我は違う」ので、これからもますますのご活躍を期待しています。

 

※律儀に来て下さった時の写真です。本当にありがとうございました。

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