【編集長コラム】「ROPPONGI 3K」のルーツ


「ストロングトークLIVE」 『ROPPONGI 3K SHO&YOHとナイトミーティング』(2019年1月23日、LOFT9 Shibuya)に出演するSHOとYOHの2選手。今回は渋谷に出没するが「六本木」がホームタウンということになる。

「ROPPONGI 3K」の由来といえば、彼らの監督ロッキー・ロメロが、かつてバレッタとのコンビで「ROPPONGI VICE」を名乗っていたことによる。

「六本木が大好きなんだ。俺たちの街だ」と、強調するロメロの姿に、10年以上前の「六本木の夜」を思い出した。

外国人が多く集う街として知られる東京・六本木には、夜ともなると、きらびやかなネオンに、多種多様な言語が飛び交い、日本ではなくまるで外国のよう。ハードロック・カフェ、トニー・ローマにクラブなど、外国人好みのおしゃれなお店もたくさんある。

ロメロがブラックタイガーとして来日した2005年。当時、新日本プロレスに所属していた西村修と、六本木のカフェバーに行った。西村は海外経験が豊富で英会話も得意としている。今でもよく、団体を問わず外国人レスラーのアテンドをして、いろいろなお店に案内をしている。

テラス席に陣取り飲み明かした。珍しそうにキョロキョロするロメロ。当時はまだ、六本木に慣れていなかったらしく「エキサイティング!」と大喜び。すっかり六本木が気に入ったようだった。

テラス席は屋外なので、足元にゴキブリが走った時には「ノー!!」と、驚いて気味悪そうにしていたが、西村の連れの女性が靴で叩いて撃退すると、安心したのか「オ~、君は何てストロングなんだ。どうか僕と戦わないでくれ。負けてしまうから」と懇願するポーズを見せるなど、ジョークを飛ばしていた。

朝方、お店が閉まると、今度はカラオケ店で二次会。「カラオケだ! 機械が面白いね。歌によって映像が違うんだね。すごい!」と大はしゃぎ。日本語の歌詞の意味はわからなかったらしいが、映像を見て何となく内容を理解し、タンバリンやマラカスを手にノリノリ。本当に楽しそうだった。

カラオケ店を出ても、早朝から営業するカフェや、24時間営業のラーメン店など、常に人がいて、常ににぎわっている。「眠らない街だね」と感心しているロメロに「そうだよ。ええと、何て言うのかな。24時間・・・ずっと・・・永遠? フォーエバー、ドントスリープ」と、一生懸命に説明すると「オ~、フォーエバー!」とうれしそうに笑った。

西村は「あの時から、ロメロは何かとフォーエバーと口にするようになった」と明かしている。

今では「新日本プロレスワールド」英語版の解説者として大活躍中のロメロも、あの夜のことを覚えていた。「六本木に行ったのは、確かあの日が初めてだった」とウインク。

ロメロの代名詞「フォーエバー!」と「ROPPNGI VICE」そして「ROPPONGI 3K」のユニット名は、実はこの時に、誕生したのかもしれない。

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