CIMOのプロレス動画観戦記 【速報】1.4 新日本プロレス 東京ドーム大会の感想と個人的採点

ー数々のプロレス動画配信サービスの立ち上げに関わった
 CIMOが送るプロレス動画観戦記ー

新日本プロレス WRESTLE KINGDOM13
「プロレス!冬フェス!イッテンヨン!!」編

新日本プロレス最大の興行、平成最後の1.4東京ドームの感想を述べた上で、本日の観戦の満足度を個人的に採点したい。

※あくまで筆者の個人的感想、採点であることをお許し下さい。

【アクセス集中のお詫び】について
16:00〜17:20頃までの間、アクセスが集中しログイン及び新規登録がしづらくなっておりました。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。と新日本プロレスワールドのTOPに表示された。興行開始時間からライブ動画が再生できないエラー画面表示が1時間以上続き、Twitterには楽しみにしていたファンの悲鳴が溢れた。

大規模な配信には大規模な設備投資が必要となる。然るべきサーバーの増設、CDNの準備、数百万円を超える設備投資を行い準備を行っても当日の急激なアクセスには耐えられずエラーが起こってしまうことがある。それほどライブ配信は難しいものなのだ。

しかし、しかしである。世界の裏側で、仕事を早く終わらせて会場にかけつけることができなくとも配信を楽しみに夜な夜な指折り数えて当日を迎えたユーザーが1時間以上アクセスできない状況になってしまったことは悲しいできごとである。

今回のユーザーの増加も含めて次回の大型配信にはより万全の体制でエラーが起きない準備を運営にはお願いしたい。

とはいえ配信終了後30分ほどでVOD配信をはじめてくれたお陰でみることができなかった分もすぐに補完することができた。ありがたい。感謝である。

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・第0試合 NEVER無差別6人タッグ王座 ガントレットマッチ
○田口軍 vs 永田軍 vs CHAOS軍 vs 鈴木軍 vs BULLET CLUB軍
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矢野と真壁の10年越しのタッグ復活と田口監督のサイン通じずが光り鈴木軍に勝利。明日のベルト奪取に期待大だ。

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・第1試合 NEVER無差別級選手権
飯伏 幸太 vs ○ウィル・オスプレイ
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場外へのカンクーントルネード、切れちゃった後の飯伏の突き刺し式ボマイェ、皿にはぶっこぬきのジャーマンに行こうとしたところを宙返りで対抗のオスプレイ。超人・鳥人と解説も大喜びのアニメを超えた2人の戦い。

人でなしパイルドライバーで決まったかと思いきやカミゴェをかわしてハイキックからのバックブロー。最後はストームブレイカーで勝負あり。飯伏は鼻血に失神。新日のJrは凄い!

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・第2試合 IWGP Jrタッグ 3wayマッチ
金丸・デスペラード vs SHO・YOH vs ○鷹木・BUSHI
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乱戦の中から鷹木信悟の熨斗紙→ラリアット2連発、武士トペからのラストオブザドラゴンで完璧なフォール。圧巻のL・I・Jチームの勝利。鷹木は新日で初戴冠。これを機に存在感を大きくしていって欲しい。

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・第3試合 ブリティッシュヘビー級選手権
石井 智宏 vs ○ザック・セイバーJr.
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最近はタカみちのくの前説で盛り上げるザック・セイバーJrがネチネチと関節で絞めあげてレフェリーストップ。新調されたピカピカのベルトを手にして嬉しそうな返り咲き3度目王者のザック。

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・第4試合 IWGPタッグ 3wayマッチ
ロア・トンガ兄弟 vs SANADA・○EVIL vs ニック・マット兄弟
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EVILが紫の魔法陣をグルグル召喚しながら入場。あれ欲しい。GODはアイアンマンみたいに。邪道さんが顔色悪くなってて心配。

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・第5試合 IWGP USヘビー級選手権
Cody vs ○ジュース・ロビンソン
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どうしてもWWEを追われてきたもの同士の戦いという見方がでてしまう戦い。夫(Cody)を守る妻のファイティングポーズが堪らない解説の真壁刀義。

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・第6試合 IWGP Jrヘビー級選手権
KUSHIDA vs ○石森 太二
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格好良い方の2代目ボーンソルジャー(石森太二)とちっちゃくなっちゃったKUSHIDA少年。田口監督のドクは名演。Podcastでは10年前に遭遇していた2人の戦いだが、フランケンシュタイナーを耐える筋肉の勝ち。石森はNOAH時代の入場テーマ曲が格好良くて好きです。

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・第7試合 スペシャルシングルマッチ
オカダ・カズチカ vs ○ジェイ・ホワイト
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型にハマってないジェイが型にハマったオカダ(外道さん談)を倒しNew Era到来。オカダはV12を達成してしまったのでしばらく迷走期間が必要なのか。。。とりあえずあの似合わないロングタイツを辞めた時がオカダ再覚醒の時と考えてたけどショートタイツに戻してすぐ負けちゃうなんて。レインメーカーをカウンターのブレードランナーで倒したジェイはしたたかだ。

個人的にはジェイには棚橋に挑戦するよりもインターコンチの内藤のベルトに絡んで白いベルト戦線でNew Eraを巻き起こして欲しい。

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・第8試合 Wメインイベント①
IWGPインターコンチネンタル選手権
クリス・ジェリコ vs ○内藤 哲也
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試合前から映像や会見で散々罵りあいしばきあった二人のカリスマ決戦。変な化粧やめてって内藤が言ったのに堂々とそのメイクで登場のジェリコさん。竹刀を取り出してからはジェリコペースに。ライオンサルトはお見事でした。

内藤の掟破りのコードブレイカーは強烈に突き刺さり、ベルトを見つけて目を見開き舌出してベロベロ。ジェリコにベルトを叩きつけて放り投げ(どんだけインターコンチのベルト投げるんだ!)

世界基準とはいえノーDQマッチはわかりづらい。呼称は反則裁定なしルールでいいと思う。反則なしでも試合終了後にレッドシューズ海野にグリグリするのは可哀想。どうせ制御不能プレイするならヤングライオン海野にもグリグリして親子撃破して欲しかったものだ。

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・第9試合 Wメインイベント②
IWGPヘビー級選手権
ケニー・オメガ vs ○棚橋 弘至
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戦前、天龍源一郎の週刊プロレスコラム「龍魂時評」にてケニー・オメガは改革者、アントニオ猪木の再来、猪木の看板を同情から外した(脱猪木宣言)棚橋弘至とその猪木に似ているとMr.プロレスに評されたケニー・オメガの激戦。

ケニーの入場テーマは途中で一転。ファミコンRPGゲーム風の画面が現れ大ボスの棚橋と戦う勇者ケニー。入場してきたケニーの姿もRPG風の姿そのもの。この辺りは日本のゲームを愛してやまないケニーの趣味爆発な入場である。

印象的だったのは解説の蝶野正洋の弁。以前はケニーや飯伏を「インディーあがりの世間知らず」「新日出身の選手に違いを見せつけて欲しい」というような発言が多かったのが今日は「ケニーは凄い」「二人とも格好良い」と認めざるを得ない発言をしていたのが印象的だった。

ケニーの世界観(怪我をもいとわぬ超全力ファイト)と棚橋の世界観(100の相手を101で上回る)のイデオロギー闘争と言われたが棚橋はケニーの世界観に引きずり込まれてしまった。

机を使ったファイトを一度は避けた棚橋だったが、2度目のチャンスでケニーを机の上に乗せたままハイフライアタックを敢行。ケニーには避けられ古傷の腕を下にしたまま大ダメージを負ってしまう結果となった。

皮肉といわざるを得ない。あそこでも机へのアタックを回避していれば。ケニーは頭脳的なプレイ、賢い先進的なプロレスを標榜するのはわかるが捨て身のアタック技をかわすのは危険極まりない。あの場面はしっかりと相手のアタックを受け止めて欲しい。それほど危険状況だった。

正直試合はケニーペースの激しいプロレス。怪我をも厭わないぶつかり合いの激しい試合模様となった。しかしその上でえげつないドラゴンスクリューを決めて膝を攻略し、どんなにやられてもノーガードで気持ちを見せて、柴田と本間の思いを背負ったエースが4年ぶりのIWGP戴冠。タナファンは歓喜にうちひしがれたのではないか。

ケニーは負けてしまったことでかねてより噂されているWWE行きや新団体設立に踏み切るのか、明日以降の動きが見逃せない。ケニーは変革者なのか猪木なのか、棚橋は時代を引き戻せるのかどうかのイデオロギー闘争は、ケニーの世界観をも飲み込み進化した棚橋弘至の39分が制した。

タナには年齢に負けない強くて格好良いチャンピオン像を更新していって欲しい。

<最終的な満足度>
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・メインイベント満足度:★★★★(片翼の天使のタナの切り返しは凄い)
・スッキリ度:★★★★★(暴れまわったジェリコを仕留めた内藤は見事)
・実況解説満足度:★★★★(蝶野さん評価の以前からの変化に驚き)
・興行満足度:★★★★(16時〜17時の配信エラーさえなければ完璧)

           総合点:90点

素晴らしき5時間の興行。配信開始時のエラーさえなければ満点に等しき満足感。全てのベルトがタイトル移動という波乱と激動の中、「1.5」で何が起きるのか!?引き続き楽しみにしたい。
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全編をご覧になりたい方は新日本プロレスワールド(有料)でご覧ください。

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