【ノア】田中稔が10年半越し、悲願のGHCジュニアタイトルを奪取!「声を大にして言っておきますよ、田中稔に任せとけ!」<3.10横浜文体>

10日、プロレスリング・ノアは神奈川・横浜文化体育館でロゴやテーマ曲などをリニューアルしての新生ノアとして『ザ・リーヴpresents GREAT VOYAGE 2019 in YOKOHAMA』を開催した。

第6試合で行われたGHCジュニアヘビー級選手権試合は(王者)原田大輔 vs(挑戦者)田中稔が対戦。

前日の会見では原田は「ノアジュニアを世界一に」田中稔は「業界に響かせたい、世界に響かせたい」とそれぞれが思う世界という言葉を口にしていた。

一進一退の攻防を制し、悲願のGHCジュニアタイトルを奪取したのは田中稔であった。

GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分①本勝負
<王者>●原田大輔vs<挑戦者>○田中稔
21分36秒 FIRE BALLスプラッシュ→片エビ固め
※田中稔が第39代王者に

田中稔はこれまでにIWGPジュニアヘビー級、世界ジュニアヘビー級タイトルを獲得しており、さらにはIWGPジュニアタッグ、GHCジュニアタッグのタイトル歴があり、快挙となった。

バックステージでのコメント

稔「10年半思い続けたベルトをようやく手に入れました。新日本プロレス、全日本プロレス、ノア、ZERO1、WRESTLE-1、FMW。国内の俺が巻きたいと思ったジュニア、国内の団体のジュニア、これで勢揃い、全部獲りましたから。ただ、スタートはこれからなんで。獲ることが目的じゃないから。俺は現IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、現世界ジュニアヘビー級チャンピオン、こいつらと勝負していきますから。それが間接的な勝負なのか、もしかしたら直接向き合って勝負する時が来るか?それはわからないですよ。ただ、どういう勝負の仕方をしても、俺はIWGPジュニアチャンピオン、世界ジュニアチャンピオン、こいつらに負けませんよ。GHCジュニアはそいつらに負けない。まあ、何にしても、輝きが負けないベルトを作っていきますよ。もう1回、Hi69くんとタッグのベルトもやりたいし、俺が戦前から言ってたように、このベルトを俺が初めて欲しいと思った10年半前のように、業界全体に響きまくるベルト、海外のレスラーも欲しくなるような魅力的なベルト、そこまで俺が戻す。いや、あの時よりも上に持っていきますから。最後に声を大にして言っておきますよ、田中稔に任せとけ!」

――獣神サンダー・ライガー選手が引退を発表されましたが

稔「みんな思ってたかもしれないけど、ライガーさんてずっといると思ってたんですよね。引退がないというか。ずっとプロレス界にいてくれる人だと思ったし、一緒にユニットを組んだり、壁になってくれたりした人なんで寂しいですよ。ライガーさんのあの会見を見ると、寂しいとか言ってちゃダメなのかなっていうのもあって。まだちょっと交渉…新日本の方たちと話した程度ですけど、今年(デビュー)25周年で僕がやりたいと思っていたカードが、ライガーさんと組んでだったので。ビックリしちゃったんですよ。何としても今年の秋に後楽園(25周年大会)をやりたいから、ライガーさんにお願いできるなら、スケジュールは忙しいかもしれないですけど、秋の後楽園で最後もう1回組みたいなというのがあるんですよね。ビックリしたのと、本当にずっといてくれると思った人だったから、寂しい、寂しいというのは軽い表現で、表現できないような。今、俺がこういう風にフリーでいろいろやっているというのが繋がった縁だと思うので、何としても秋に俺の25周年第2弾、後楽園でライガーさんに出てもらいたいですね。組みたいです。最後に組ませていただきたいです」

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