【大日本】河上隆一&菊田一美のアジアタッグ王座奪取に小鹿会長「おい、やったな!」と歓喜!

5日に神奈川・横浜文化体育館で開催された『Endless Survivor 2019』にて河上隆一&菊田一美のタッグチーム“飛艶”が全日本プロレスのアジアタッグ王者のジェイク・リー&岩本煌史から見事にベルトを奪取した。

河上&菊田は3.27横浜大会(全日本プロレス)にてベルト挑戦を受け入れない岩本を試合後に二人で襲撃。これに怒った岩本が「お前らのホームで大恥をかかせてやる!」と挑戦を受諾して決まった一戦であった。

試合はジェイク&岩本が押す展開ではあったが、最後は河上のアシストもあり菊田の右ハイキックで岩本から3カウント奪い、見事にアジアタッグのベルトを獲得。

この試合のタイトルマッチ宣言をしたグレート小鹿会長は、二人にベルトを手渡した際に両選手と握手して祝福した。

第7試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
〈第106代王者組〉ジェイク・リー&岩本煌史● 
vs
〈挑戦者組〉河上隆一&菊田一美〇
15分7秒 右ハイキック→片エビ固め
※河上&菊田組が第107代王者となる

バックステージでのコメント

小鹿「おい、やったな!」

河上「やっぱりジェイク・岩本、強いよ、あんなの強すぎるわ。でも、勝ったのは俺たち。どんなもんじゃい全日本。ジェイク・岩本、どんなもんじゃい、おら。情けねえな、おら。情けねえな、乗り込んできて獲られるなんてざまあねえわ」

菊田「ざまあないのはあれですけど、まず挑戦権をありがとうございました。めちゃくちゃ強かった。ただ、デビューしてから常に同期に前を走られて、後輩にも抜かれて、誰にも注目されないで。それで劣等感しかなかったんだから、俺。劣等感しかなかったけど、それでも続けて、諦めないで続けてきたらアジアに辿り着きました。諦めなくてよかったなって思いましたね」

河上「かわいい、やっぱり。ああ俺のベルトだ!」

菊田「素直に嬉しいんでね」

河上「10年で辿り着いた」

菊田「僕もこれ、テレビで初めて見てから獲るまで20年かかりましたから、感慨深いですね。こうやって感傷に浸るのは今日までで、明日からはチャンピオンだから。チャンピオンとしてスタート。終わりじゃないんだよスタートだから」

河上「とりあえず、今の大日本プロレスタッグチャンピオン、浜・中之上、宙に浮いてるな!宙に浮いてるな!俺らアジアタッグチャンピオンが今ここで挑戦表明。どうする、受けるか受けないかはチャンピオン次第だ」

菊田「正直しんどかったです。あいつら強いですね。強いけど、それに勝ったから嬉しいし、自分のところに来た。グレート小鹿のところに来たんだから。一個壁を越えたでしょうこれで!」

――菊田選手は世界ジュニア王者の岩本選手から勝利しましたが

菊田「意識してないですね。基本もう僕は大日本に入った時から常に無差別を意識してたから。向こうはチャンピオンだから。どうってことないんじゃないですか。僕はヘビー級なんで、しっかりこれを守っていきたいです」

河上「ジェイク・リー選手。遊んであげるから。大日本でも全日本でもどっちでもいいから、俺とやりなさい」

小鹿「2人は目標に向かって、人間の死に物狂いが出たね。最初から諦めるんじゃなく、最後まで目標を持って一生懸命やれば為せば成ると。ありがとうございました」

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