武藤敬司「オレには引き算のプロレスしかない。それでも努力と工夫で魅せていく」<『さよならムーンサルトプレス』刊行記念 武藤敬司選手復帰前決起集会>

24日、東京・神保町にある書泉グランデにて武藤敬司が『さよならムーンサルトプレス』刊行記念 武藤敬司選手復帰前決起集会に登場した。

イベントでは著者の福留崇広さんとのトークショーとサイン会を行った。このイベントの参加券は募集と同時に満員となり整理券を受け取るために早朝から家を出る人がでるなど盛況となった。

こちらの作品は、武藤敬司がその必殺技を封印するまでの35年の全記録をスポーツ報知・福留崇広記者が総力取材し同紙で連載され大反響を呼んだ記事に武藤敬司、現役選手、OB、関係者ら30名を追加総力取材し200ページの大幅加筆を加え「さよならムーンサルトプレス 武藤敬司35年の全記録」と題し書籍化されたもの。

著者の福留さんに膝の調子を聞かれた武藤は「親からもらったものとは程遠いが手術前からはかなり良くなった」と語り手術前には膝の調子が悪く何年もできていなかったスクワットができたことや可動域が増えて膝がビックリしたエピソードなどを披露した。

また4月に武藤の化身であるグレート・ムタがライガーと対峙したMSGでのバトルロイヤルについて聞かれると「ライガーとムタはそんなに絡んでない。ライガーはなんで辞めちゃうのかなと思った。飯塚にはマスターズに出てもらいたかったが引退してしまったし、ライガーが引退するとまたマスターズの人員が減っちゃう。でも野球のマスターズも引退してからでも出てるし、またやれれば」と印象を語った。

長州力のファイナルマッチで復帰する試合について聞かれると「石井(智宏)の情報はない。(藤波辰爾と真壁刀義)あの二人とのタッグだから真壁にいっぱい働いてもらう」と試合の展望を語った。

福留さんから「さよならムーンサルトと言ったのに復帰戦でムーンサルトをまたやるのでは?」と聞かれると「やらないよ。最後と言ってやったのにそれ(ムーンサルト)をやったら大仁田になっちゃう(笑)」と引退と復帰を繰り返す大仁田厚を引き合いに出しながらムーンサルトの封印についても話した。

更に参加者の質問コーナーを挟んで締めの言葉として「ムーンサルトとさよならをして今後どんなプロレスをみせるか」を聞かれると「今の選手はどんどん技を足してやってるけど、オレは(ムーンサルトが無くなって)引き算しかない。それでも魅せていくしかない。魅せる努力と工夫していく」と武藤敬司ならではの方法で令和の時代にもプロレスを魅せていく決意を述べた。

武藤敬司の復帰戦となる長州力ファイナルマッチ『POWER HALL 2019』は6.26後楽園ホールで行われる。なお本興行はサムライTVでLIVE中継と全国の映画館でのライブビューイングが実施される。

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