【DDT】初代O-40王者決定戦で高木三四郎とスーパーササダンゴマシーンが激突!大社長の重大発表を止められるのか?クロちゃんが松本都のヒザなめる!SHOW MUST GO ON~Wrestle Peter Pan 2019~

気持ちのこもったアタックで高木からスリーカウントを狙うもキックアウトされてしまう。その刹那…

無情にも流れる最終凶器の重大発表

高木の声「DDT!2020年6月7日!さいたまスーパーアリーナメインアリーナ大会決定!」

勘違いしていたことに呆然とするササダンゴに高木は残ったプラケースに向けたノーシットダウン式ひまわりパワーボム!

スリーカウントを奪う

初代O-40王者決定戦~ウェポンランブル
〇高木三四郎
28秒56秒 エビ固め
スーパー・ササダンゴ・マシン●
※投げ捨てひまわりボム・オン・ザ・プラケース。高木が初代王者となる。

高木「2020年6月7日、DDTは再びさいたまスーパーアリーナ、メインアリーナを目指します!ケロさん、DDT、2020年、さいたまスーパーアリーナを目指しますよ!何流ですか?」

田中ケロ「高木選手、笑わせるのはプロレスで三流って誰かが言ってますけど、そうじゃないと思いますよ。笑わせるってすごく大変ですよね。お客さんの心に響かないと皆さん笑ってくれません。アントニオ猪木さんもお客さんを手のひらで…同じ考えだと思います。ですから、一流ですよ。ぜひ、さいたまスーパーアリーナ、超満員にしてください。プロレス界、新日本プロレスの一人勝ちは面白くない!」

高木「ありがとうございます!一つだけ、お願いを聞いてもらっていいですか?2020年6月7日、リングアナウンサーとしてオファーさせてください!最高の前口上で盛り上げてください!」

これに快諾する田中ケロリングアナ

高木「ササダンゴ、こんなバカな試合に付き合ってくれたありがとう。でも、こんなバカのことができるのは40代の俺たちしかいないよな!オマエとこの場で闘って本当によかった。ありがとう」

ササダンゴ「僕の…ただの勘違いだったってことですか?涙のプレゼンテーションは…引退しないんですか?」

高木「引退なんかしないよ、バカ!俺はまだまだやらなきゃいけないことがたくさんあるんだよ!DDTだって離れない!DDTをさらに大きくするために俺はやり続ける!ササダンゴ、確かにオマエの人生をいっぱい狂わせてきたかもしれない。でもオマエだけじゃない!俺は100人、200人ぐらいのところからスタートして、本当はそれでよかったんだよ。でも、もっともっと上を目指したくなっちゃったんだよ。だから、後楽園をやって満員にした!両国をやって満員にした!武道館もやった!2017年にさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナをやった時に少し限界を感じた。でも、俺はサイバーエージェントのグループになることを選んだ。そしてもっともっと上を目指したいと思ったんだよ!もっともっとおもしろいことを追求したくなったんだよ!でなきゃ大田区無料興行なんて誰がやるんだよ!2020年のオリンピックイヤーにDDTが挑戦するさいたまスーパーアリーナはリベンジだ!今度こそ超満員にしてやる!オマエ、なんかやれ!全部投入してさいたまスーパーアリーナ満員にしてやる!だから今日無料で来ている皆さん、無料で見ているみんな!一人5人ずつ、今度は有料です!チケットを売って満員にするぞー!」

ファイアーーーーーー!!!!

 

試合後

高木「やっぱりね俺の中で1個のターニングポイントだったんですよ。2017年の20周年記念興行のさいたまスーパーアリーナが。そこそこの入りにはなったんだけど、まあ満員といえば満員だけど、じゃあすげー入っているかと言ったらそうでもないみたいな。何か……でもそこで諦めたくはなかった。このままのペースで維持していこうとしたら出来たし、このままのペースでやっていけば、たぶん誰も何も思わないで出来たのかなって思ったんだけど、20周年育ったものをさらに50周年、100年と続けていくにはやっぱりあまりにもDDTは大きくなりすぎました。でも歩みを止めるわけにはいかないし、走ることを止めるわけにはいかない。SHOW MUST GO ON。そこにお客さんがいる限り、興行は続くんですよ。だから自分としてはこのDDTのノリを理解してくれる企業と組む道を選びました。俺はまったく後悔していないし、むしろ逆にプロレス結構危ないところもあるから、よくこんなコンプライアンスとか気にしないで、すごい大きい度量で見てくれるなと思って。すごく本当にCAのグループになってよかったなと。そして「高木社長の、DDTさんの好きなようにやってください」って言われてやってきますけど、そこで甘えることなく俺たちもやっぱり結果を出さなきゃいけないし、やらなきゃいけないって思っているので。このまま規模を縮小していくのは簡単だけど、規模をデカくするやり方を選びました。2020年オリンピックイヤー、日本にとってはある意味、いろんなものが広がっていく年かもしれないけど、それはエンターテインメントも同じ、プロレスも同じです! 今日もハッシュタグを見たら海外の伸びが多いし、今日売店立っていても「初めてDDT観に来ました」って人が多かったです。「AbemaTVを見て来ました」「無料だから来ました」動機は何だっていい。DDTに今引っ掛かりを持ってくれることがすごく嬉しい。だから今、うちはその時期だと思っている。だから敢えてデカイ器で勝負しました。ひょっとしたら大ウケするかもしれないけど、でも俺は大ゴケなんかしないから。もう手はいくらでも打ちます。だからタイトル名も夏じゃないけど、レッスルピーターパンです。俺たちはピーターパンだから。40代のオッサンがあんなことばっかりやって許される世界プロレスしかない。でも別に俺は許されるからやっているわけではない。俺自身、夢を追いかけたいし、お客さんにも夢を追いかけてもらいたいから。今日ここに集まったDDTの人たち、選手の人たちって俺が人生を変えてきたっていう自負はあるんです。だからこれからもいろんな人間の人生を変えてやる!DDT中心の人生に変えてやる!俺はそう思っています。」

ーー携帯の番号はどうですか?
高木「もう見たくない。」

ーー今後の連絡などもありますので……。
高木「まあショートメッセージはガンガン来ていると思うので、1件1件返信していきます。今日のお礼をね。」

ーーササダンゴ選手のパワポで結構感極まっている表情をしていたが、思い返すことありましたか。
高木「でもやっぱりいろいろアイツは分かっているから。何回も俺がもう辞めようかなと思ってることとか全部知ってると思うし。でも俺は辞めるつもりもないし。何かそういう俺のちょっと弱音みたいなものが見えたんじゃないですかね。でも俺はアイツが思うような人間じゃないんで。俺は退く道を選ぶんだったら、出て生きる人生を選びます。」

ーーそのベルトはどうしていきますか?
高木「40代……DDTの中で40以上でやってもいいし、他団体も、もしくはフリーの40歳以上の選手とやってもいいし。さいたままで防衛しますよ。超大物の40以上の奴とやってやる! それをモチベーションに頑張りますよ。」

ーー田中ケロさんが言っていたことについては?
高木「やっぱり田中さんの言うこともすごく思うところありますし、あの人の言う通りだと思いますよ。だからボクとしてはそれに応える気持ちで、来年のオファーをさせていただきました。あの前口上をさいたまスーパーアリーナで轟かせてほしいです。」

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