【東京女子】8.25後楽園ホール大会で万喜なつみとインターナショナル・プリンセス初代王座を争うジゼル・ショーについて山下実優が語る!

8月25日後楽園ホール大会にて、万喜なつみとインターナショナル・プリンセス初代王座を争うのがジゼル・ショー。フィリピン出身でカナダでプロレスを学び、現在はイギリスで活躍中というまさにインターナショナルなレスラーだ。

今年6月、フロントライン・レスリングのロンドン大会にて、イギリスに初遠征の山下実優の対戦相手もつとめる。山下に惜敗したものの、大会を主催したウィル・オスプレイが「ベストバウト!」と絶賛。高い評価を受け、今回、東京女子プロレスに初参戦が決定した。

その山下に、ジゼル・ショーについて聞いた。なおジゼル・ショーは9月1日エディオンアリーナ大阪第二競技場大会にも参戦する。

――山下選手はジゼル・ショーとイギリスで試合をしたわけですが、どんな印象の選手ですか。

山下 身長は170cmということなんですけど、そんなに向かい合って大きいとは感じなかったですね。試合前はハイフライヤーって聞いてたんですけど、私との試合ではあまり飛ぶことはなくて、打撃で来ました。たぶん、あえて私に合わせてそういうスタイルで来たんだと思います。

――打撃はどうでしたか?

山下 リーチが長いんですよ。だからキックもいろんなバリエーションで蹴ってきて私も苦戦しました。

――そういう意味では、海外ではちょっと異質の選手かもしれませんね。

山下 はい。自分が今まで試合してきた海外の選手とは少し印象が違って、自分から技をいろんな形で仕掛けてくるタイプという感じ。日本のプロレスに近いスタイルかなと思いました。

――以前に日本に数ヵ月滞在した経験があるようですね。

山下 そうみたいですね。なんか日本でチャンスをつかみたいって気持ちが強いと聞いたので、今回のタイトルマッチについては絶対にベルトを巻きたいって思ってるはずですよ。

――対戦相手が万喜選手ですが、どんな試合になりそうですか。

山下 体格差があるんで(ジゼルが170cm、万喜が150cm)、万喜はスピードで勝負すると思うんですけど、ジゼルは相手に合わせた闘い方をする選手だと思うですよ。だから私との試合とは全然違ったスタイルで、私には見せなかったハイフライ攻撃を出してくるかもしれませんね。

――ズバリどっちが勝つと思います?

山下 ん~(笑)。難しいですね。

――万喜が簡単に勝てる相手ではない?

山下 ないです! 簡単に勝てる相手では全然ないです! 万喜に頑張ってほしいけど、どうなるかはわからないですね。

――たぶんですけど、ジゼルにしてみたら山下さんへのイギリスのリベンジを日本で…って気持ちもあると思うんですよ。もしジゼルがベルトを巻いたら、挑戦という可能性はありますか。

山下 面白いんじゃないですかね! ジゼルだけじゃなくて万喜とも私はシングルやったことないですしね。私にとっても、この試合はいろんな意味で楽しみだし、注目しています。

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