【ノア】N-1 VICTORYの全出場選手を発表!GHC王者の清宮は「カギになるのは両国」と不出場!N-1優勝者が11.2両国で清宮とベルトをかけて戦う!
29日、東京・有楽町の会見場にてノアのN-1出場選手の発表並びに清宮海斗の二夜明け記者会見が行われた。
清宮海斗は27日の川崎大会にて中嶋勝彦の挑戦を退けて防衛回数を5回に伸ばしたばかり。また試合後の会見にてN-1 VICTORYには出場せず11.2の記念興行にてN-1優勝者とのタイトルマッチを希望していた。
出場選手は
Aブロックが、丸藤正道、杉浦貴、潮崎豪、マサ北宮、アレックス・ハマーストーンの5選手
Bブロックが、中嶋勝彦、谷口周平、拳王、望月成晃、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJrの5選手
と発表された。
N-1 VICTORYはこれまでグローバルリーグを開催していた期間に名称も改めて10名により争われるリーグ戦。
開幕戦は8月18日(日)愛知・名古屋国際会議場で行われ全国各地の会場で熱いバトルを繰り広げる。最終公式戦を9月9日(月)に東京・後楽園ホールで行い、優勝決定戦が9月16日(祝・月)に大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場で行われる。
会見の概要は下記の通り
清宮「お集まりいただきありがとうございます。7.26カルッツかわさき大会。最強の相手だった。中嶋さんが独自のスタイルを確実。今までと違う。自分の攻めができない。受けることもさせてくれない、そんなチャレンジャーだったので、自分の中でやったことのないような試合になり、あんなに蹴り・ビンタを受けたのは初めて。今まで以上に受けの清宮を確立することができた。それもあったからこそ危険な自分も発掘することができた。」
続いてノア・グローバルエンタテインメントの武田有弘社長より発表
武田「清宮選手の下記意思表明を受けて発表します。
1.N-1 VICTORYへの清宮選手の不参加
2.11.2 両国大会でのGHCヘビー級選手権の防衛戦
どちらも受け入れる。両国国技館で行う清宮の試合は大阪での優勝者が戦う。GHCの4大選手権は一旦、白紙に。チャンピオンの決断を信頼し受け入れる。N-1もその先も渦を巻き起こしたいというチャンピオンの覚悟を受け入れる。チャンピオンの強い覚悟を感じたから。毎回試合には清宮選手は出場します。」
この後、武田社長より各ブロックの出場選手が発表された。
【質疑応答】
ーーN-1にでないことに反発の声がでているがいかがか?
清宮「勿論、僕自身 N-1 VICTORYに出場したいと思っていた。1番初めの大事な大会ということで必ず成功させたい。チャンピオンとしてノアの熱い試合を全国で見せたい。そういう気持ちは俺もあります。だけど、ファンの人が俺がこういうN-1にでないという発言をして、そういう発言があがるということもわかります。それは本当にファンの皆さんを心配させてしまうのもわかります。でも俺は今じゃなくて今後のノアのことを思っているので。この俺の判断が正しいか、正しくないか今はわからないけど、俺が描いている新しいチャンピオンに向かって俺は動いていくのでそれを見守っていただきたい。」
ーーこれまでと比べてメンバーが少ないが選抜した理由は?
武田「初めての大会なので色々な意見があったが、優勝して挑戦するにふさわしい選抜と思い選手を絞らせていただいた。」
ーー清宮さんからみて誰に優勝して欲しいかありますか?
清宮「俺がN-1にでないということに反応した人が何人かいたので、その中から出てきて欲しいと思います。」
ーー谷口さんにあがってきてほしいという思いはないか?タッグのパートナーとして
清宮「タッグとして戦ってきて谷口さんの変化は俺が一番感じている。シングルのベルトをかけてやるのも楽しみ。」
ーー大阪府立も4年ぶりだがそこのメインに立つのは夢ではなかったのか?
清宮「いくつもチャンピオンとしての夢は描いている。その中でどれを一番大事にしているか、色々な夢はあるがN-1 VICTORYも勿論大事だけど、両国はそれ以上に大事。」
ーーN-1に出ないという決断もありだと
清宮「N-1の期間中も俺は試合にでるので、試合で俺の思いをみせていきます。」
ーーどうしてもリーグ戦の出場選手に注目が集まると思うが
清宮「注目が集まるのはわかる。でもカギになるのは両国なので。プレッシャーになるのもわかる。でも俺は今までもプレッシャーを乗り越えてきたので。N-1にでないで両国にでる覚悟をもって臨んでいきたい。」
ーー武田さん、チャンピオンを優遇しているという声も出てくると思うが(金剛らから)
武田「彼の意見を信頼しているというのが前面にあり、(清宮は)一度決めたことは会社の言うことでも曲げない選手なのはわかっている。リーグ戦に出る選手には何もデメリットはないのではないかと思っている。」
ーー11月2日周辺は他団体も両国で連戦を行うが興行戦争は意識するか?
清宮「俺はノアの戦いが日本一だと思っているので、その自信を持っているので。大会が両国で続くのも俺はノアの魅力が伝わるチャンスだと思っています。」
ーーでは他団体にも負けないと
清宮「絶対負けることはないです。」
ーーカルツで桜庭選手の参戦も発表されたが?以前、桜庭選手に関節技を教えてもらっていた身としては
清宮「自分も関節技が本人にかかるか不安だが、色々なことができるというワクワク感はありますね。」
ーー両国国技館という会場への思いは?
清宮「ノア自体で両国をやるっていうのはノアの興行としては僕が入ってから初めて。記念興行とかではあったかもしれないけど。そういった意味では新しい風景だと思うので。そういう意味では自分が成功させなきゃいけないなと。カギになる大会だなと自覚している。」
▼会見の模様は下記動画でも確認可能