【編集長コラム】関本大介が「力自慢決戦」に臨む

「アンブレイカブル」マイケル・エルガンとの一騎打ち「パワー対決」(8月24日、後楽園ホール)を控え、いよいよ注目が集まる関本大介。大日本プロレスの大黒柱として、 連日のように奮闘している。

耳をつんざく蝉しぐれに襲われる猛暑の中、関本の桁外れのパワーを思い知らされた「事件」を思い出した。

大日本プロレスでは、暑い夏には、観戦無料の屋外マッチ「商店街プロレス」や、夏祭りと提携するなど「イベントプロレス」を開催している。プロレスになじみの薄い観客がリングを取り囲む中、関本の鍛え抜かれた肉体には感嘆の声があがり、豪快な技に歓声が巻き起こる。

歓声をかき消さんばかりの蝉しぐれだが、蝉は1種類ではなく「何種類もいる」と、改めて思い知らされるほど、様々な鳴き声が入り混じっている。

そんな中、関本がボディスラムで対戦相手をマットに叩きつけた時、ひときわ豪快な音がした。すると蝉しぐれがピタッと止んだ。あれだけ大量の蝉が鳴いていたのに一斉に鳴き止んだのだ。

しばらくして、蝉しぐれは再開したが、関本の桁外れのパワーに蝉も驚いたのだろう。確かにその時の音は飛びぬけて大きく、ジュースを手にしたちびっ子ファンが、ビックリしてこぼしてしまった。お母さんが慌てて、タオルをフル稼働させていたが、それほどの衝撃音だった。

関本本人は「蝉しぐれには、気が付かなかったです。でも『蝉を黙らせるパワー』ってことで嬉しいですね」とニッコリ。試合数も屋外決戦も多く、夏バテが心配されるが「練習したり試合したりすると、調子が良くなるんです。汗を流せば新陳代謝が良くなるから、それでコンディションが上向きになるんでしょうね」と、破顔一笑。

そういえば、パンパンの筋肉が熱気を放つのか、関本の周りは湯気だっている。まるで真夏の蜃気楼のようだ。「ますます暑いよ」と、笑いかけると「すいません…」と恐縮し、ますます汗をかいていた。

鋼の筋肉をまとった好漢・関本。エルガンとの「力自慢決戦」では、どんな闘い模様を見せてくれるのだろうか。興味はつきないが、蝉をも黙らせる関本のパワーで、エルガンをも沈黙させてほしいところだ。

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