【編集長コラム】「好感度120%男・稲葉大樹の大勝負」

好漢・稲葉大樹がWRESTLE-1(W-1)の命運をかけて、W-1チャンピオン・T-Hawk(OWE)に挑む。

決戦の場はW-1年間最大のビッグマッチ9月1日、横浜文化体育館大会。外敵に流出している王座の奪還に加え、W-1ファンの稲葉への思いは熱い。もちろん、期待、責任を大きく感じている稲葉だが、いつも通りの好漢ぶりで落ち着いている。

2度目の戴冠を狙うが、初奪取の時は、征矢学の負傷欠場による代役挑戦での快挙だった。今回はW-1グランプリを制しての王座挑戦とあって、W-1選手全員の思いを、背負っての出陣となる。

しかも「選手だけでなくスタッフの気持ちもこもっているんです」と、稲葉の口調は熱くなるばかり。W-1以外のプロレスファンや、初めてプロレスを観戦する人たちの来場も想定の上で「プロレスの魅力を、W―1の底力を見てほしい」と「W-1代表」の気構えは完璧だ。

王者との最後の前哨戦は8・1後楽園ホール大会だった。その後、海外遠征中の王者をしり目に、国内でじっくりと調整を続けている。「王者も海外で成長しているんでしょうが、僕も進化しています。会えない時間が『愛』を育てるんです」と、自分で口にして照れることしきり。遠距離恋愛に例えて、決戦の日を待ちきれない思いを訴える。

極反り卍固め、#178(変形タイガースープレックス)に加え、さらなる秘密兵器の投入もほのめかす。「海外ツアーでの王者の情報は、ちゃんと仕入れています。1か月という時間、二人の闘いは、熟成しています。化学反応も進んでいます。今が食べごろなんです。横浜文体のリングで大爆発しますよ」という稲葉の顔には自信がみなぎっている。

稲葉はチェッカーズの映像をチェックし、中村雅俊を歌う。自分が生まれる前から活躍するアイドルたちに魅かれるというのだから、確かに年齢よりも熟成している。

満面の笑みを浮かべながら「道場が好きなんです」と言い切る稲葉。「好感度120%男」の栄光の姿を何としても目撃したくなってきた。

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