大仁田厚、グレート小鹿との“令和極道コンビ”でアジア含めタッグ王座総獲り宣言!高齢化社会に向け“元気プロジェクト”も始動へ

“邪道”大仁田厚(62)が、グレート小鹿(77)との“令和極道コンビ”で、アジアタッグを含め、タッグ王座を総獲りすることを宣言した。

二人のプロレスキャリアは大仁田が45周年、小鹿が56周年で、二人合わせると実に101周年にも及ぶ。25日に大仁田は誕生日を迎えたため、合計年齢は139歳になった。そんな超ベテランコンビだが、まだまだプロレスへ熱意は衰えていない。
同日、二人は東京・新木場1stRINGで開催された大日本プロレス「谷口裕一~デビュー25周年記念興行~無限発車25時たにぐちくん、ハイッ!」に出場し、メインイベントで谷口裕一とトリオを結成し、高橋匡哉、佐久田俊行、フレディ・クルーガー組と対戦。

8月25日の名古屋国際会議場大会で初陣を飾った“令和極道コンビ”は、この日が3回目のタッグで、ダブルチョップを繰り出すなど、コンビネーションも上々。しかし、場外乱闘で、谷口が高橋の円形状のノコギリ攻撃で額を切り刻まれ大流血に追い込まれ、窮地に陥った。救出に入った大仁田が高橋に毒霧を噴射し、場外に転落させると、死力を振り絞った谷口は、フレディに有刺鉄線バットで一閃。すかさず、スクールボーイで丸め込んで、3カウントを奪い(12分59秒)、25周年記念試合を自身の白星で飾った。

大仁田は「谷口はボクのファンで、子どもの頃から知っている。今日は流血にめげずによくがんばった。小鹿さんとのタッグでアジアタッグ獲りを表明したんだけど、秋山(準)GMから返答もなく、らちがあかない。だったら、福田(剛紀)社長に嘆願書を持って行ってもいい」と話し、アジア挑戦にこだわりをみせた。

小鹿は「アジアもそうだけど、ウチのBJW認定タッグ王座を視野に入れるのもいい。ほかにもいろんなベルトがあるから、大仁田選手と狙っていきたい。12月18日には、横浜(文化体育館)で今年最後のビッグマッチがあるから、そこでタイトルマッチを組でもらってもいい」とし、あらゆるタッグ王座の奪取に意欲をみせた。

また、大仁田は「小鹿さんが77歳でリングに上がってるのはすごいこと。ボクたちは二人合わせて139歳。日本は高齢化社会だけど、“元気プロジェクト”を始動させたい。小鹿さんと全国を回って、高齢者の皆さんに元気をばらまいていきたい」とコメント。

小鹿は「まずは11月1日の盛岡大会(岩手県営体育館)に出てもらうけど、来年も全国各地での小鹿プロデュース興行に、大仁田選手の参戦が目白押しです。ボクたちの試合を見て、全国の同世代の人たちに元気になってほしい」と笑みを浮かべていた。

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