【DDT】アイアンマンヘビーメタル級王者の菊タローが11.3両国大会への出場を直訴するも翔太にベルトを奪われる!赤井沙希が”おきばりやす”7番勝負に挑戦、初戦の相手は藤本つかさ!

29日、DDTプロレスが都内・御茶ノ水道場で定例会見をおこなった。今林久弥APが11・3両国国技館大会で販売されるグッズについてアナウンスしていると、「すいません」との声が。現れたのはアイアンマンヘビーメタル級王者の菊タロー。「ご提案がありまして……」と口火を切ると11・3両国国技館でのタイトル戦を懇願。「ちょうどバトルロイヤルがあるじゃないですか」と話す菊タローだが、同日13時開始のOSW北千住大会のメインイベントに出場することが発覚。

今林APが「無理っすね。そもそもなんでうちがそっちに合わせなきゃいけないんですか」と突っぱねる。「ケニーと入れ替えてもらって…」と試合順変更まで言い出す菊タローを今林APが追い返そうとする。ここで菊タローの態度が豹変。「アイアンマンチャンピオンやぞ!DDTのチャンピオンやな?それなのに両国やるのに電話一本、メールの一つもよこさんとコラァ!オマエらから電話してくるのが筋ちゃうんか?」とまくし立てる。

「試合順を入れ替えるのは難しいので…」(今林)「己らの団体が試合順変えるのと俺が出るの、何の関係があんねん」(菊タロー)「OSWの社長さんにちょっとご相談を…」(今林)「OSWの社長が会うとかなんとかオマエになんの関係があんねん。こっちの都合で決めるんじゃ」(菊タロー)「ア、アウトレイジ…」(今林)とのやりとりを経て、菊タローが恫喝気味に主張したバトルロイヤルとセミとの試合順の入れ替え、一番風呂の使用を今林APが受け入れてしまった。

菊タローを車で送りだそうと翔太を呼び寄せるも、今林APが背後から「お疲れ様でした!」と一斗缶のフタで殴打。「コイツ、本当にきやがったな」と吐き捨てた今林APがレフェリーシャツに着替え、「やれ!」と指示を受けた翔太が「アメリカでお世話になりました」と卒倒する菊タローを押さえ込んで3カウント(15時15分、体固め)。第1432代王者となった翔太は高笑いしながら退場。こうして翔太が出場する11・3両国国技館の時間差入場バトルロイヤルはアイアンマンヘビーメタル級王座が懸けられることが決定。菊タローはアイアンマン王座ばかりか、両国国技館出場の機会も失ってしまった。

続いて今林APから11・24後楽園大会から赤井沙希“おきばりやす”七番勝負がスタートすることが発表された。会見には赤井が出席し、初戦の相手としてアイスリボンの藤本つかさがアナウンスされた。

赤井は「七番勝負をまさか自分がやると思わなかったので、いいチャンス。プロレスラーとしてもう一皮剥けるきっかけになればと思います」と意気込みを述べると、対戦相手の藤本とは自身がプロレスデビューする前に出演していたドラマ『マッスルガール!』のビックデビル(向日葵)役で、エキシビションマッチで対戦。

プロレスデビュー後もSEAdLINNNGで「組んだり闘ったりしています。私よりも小柄だけど怖く感じました。」というが、一騎打ちはこれが初となり「1対1のシングルをやらせていただくと思わなかったです。自分もデビューしてから5年過ぎたので、ここで大きな刺激を得て、ただの経験で終わらせずに自分にとってのステップアップにして、自分のことを応援してくれているお客さんにも、もっといい景色を見せてあげたい」。

七番勝負では今後も他団体との女子選手との試合が組まれるとのことで「今までに試合のしたことのない方と、もっともっとやってみたいなと思います。七番勝負はシングルだから助けてくれる人はいないけど、自分の生き様、本気度、DDTの面白さをみてもらいたい」とコメント。ちなみに「おきばりやす」は京都弁で「頑張ってね」という意味とのこと。赤井は「ここは、きばって頑張ります」と気合を入れていた。

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