【JUST TAP OUT】TAKAみちのく、ライガーとのラストシングルも勝ち越しならず!甲子園優勝球児の田村ハヤトが後楽園で初勝利!
11月14日、JTOが3度目の東京・後楽園ホール大会「恩」を開催。セミファイナルで、TAKAがライガーと5度目のシングル戦を闘った。過去の対戦成績は2勝2敗の五分。ライガーは来年1月で引退するだけに、TAKAとしては、なんとしても勝利をつかみたいところだった。
TAKAはジャスト・フェイスロック、首4の字固め、ヘッドシザースなどを繰り出して、ライガーの首を攻め立てるも、ギブアップは奪えず。15分過ぎ、ライガーは掌底、浴びせ蹴り、垂直落下式ブレーンバスターの猛攻。最後は掌底連発で、TAKAの息の根を止めた(17分28秒、体固め)。
TAKAは「ライガーさん、オレは最初から最後まで、アンタを超えることができなかった。呼び捨てできなかった。最後までガキのときに見たライガーさんだった。負け越したけど、最後シングルマッチやってくれてありがとうございました」と応じた。
バックステージでTAKAは「すごいの一言。何で引退すんの?ってくらい、一つ一つが重くて。受け身には自信あったけど、掌底何発目かでワケわかんなくなりました。勝ち越して、『超えた!』って言いたかったけど、負けて悔いなし。最後の最後で、ものすごいライガーさんと闘えて。すごい、いいプロレスをさせてもらった。『オレはもう去るけど、オマエらもっとがんばれ』って、愛のムチかはわかんないけど。本当に神は神のままだった。今日が5回目だったけど、いちばん強く感じた。引退直前なのに」と振り返った。
また、メインイベントでは、前橋育英で13年夏の甲子園で左翼手として全国制覇した経歴をもつ田村ハヤト(24)が新と組み、武蔵龍也、KANON組と新世代対決を行った。
試合後、田村が「結果は見ての通り。この団体はオレを中心回っていく」とアピールすると、武蔵、KANONが再戦を要求。新も「シングルじゃ負けねぇ」と自己主張。
なお、同大会ではTAKAがタイチ(新日本)とのタッグを復活させ(対戦相手は未定)、舞華は林下詩美(スターダム)と対戦することも決まった。
JUST TAP OUT 「恩」
11月14日(木)東京・後楽園ホール(18時半) 観衆858人
1. 30分1本勝負
ブラックイーグル、ブラックチャンゴ、○ブラックジャイアント
(10分30秒、体固め)
イーグルマスク●、超人勇者Gヴァリオン、EXヴァリオン
※ジャイアントプレス
2.30分1本勝負
下田美馬、○真琴(9分28秒、体固め)雫有希、rhythm●
※WWニー
3.30分1本勝負
○安納サオリ(9分3秒、ジャーマンスープレックスホールド)稲葉ともか●
4.30分1本勝負
○朱里(12分5秒、パーフェクトクラッチby朱里)舞華●
5.30分1本勝負
○獣神サンダー・ライガー(17分28秒、体固め)TAKAみちのく●
※掌底
6.30分1本勝負
○田村ハヤト、新(20分43秒、体固め)武蔵龍也、KANON●
※ジャックハマー