【JUST TAP OUT】“甲子園優勝球児”田村ハヤトがJTOの“若手最強”を宣言!


前橋育英で13年夏の甲子園で、レギュラー左翼手として全国制覇を果たした経歴をもつ田村ハヤト(24)がJUST TAP OUTの若手選手の頂点に立つことを宣言した。

同団体の1期生である田村、KANON、武蔵龍也、新の4選手により“最強”を決めるべく、トーナメント形式での闘いが18日の東京・新木場1stRING大会で始まった。勝者2名により、来年1月14日の東京・後楽園ホール大会で雌雄を決することになる。


まずセミファイナルでは体格でまさる武蔵が小兵の新の腕攻めに苦しんだものの、得意技の雷(いかづち)を決めて、勝ちどきを挙げた。

そして、メインイベントでは田村がKANONの変形コブラツイストに手を焼いたが、オクラホマスタンピートから必殺のジャックハマーで投げ捨てて3カウントを奪い、シングル初勝利をマークした。


試合後、リングに上がった武蔵とにらみ合った田村は「オレはオマエが来ることを望んでいたぞ。武蔵とだったら正々堂々、小細工なしの真っ向勝負して、必ず勝って、旗揚げ半年のJUST TAP OUTをボクが引っ張っていきます。来年1月14日には所属選手全員がもっとレベルアップした姿でみなさんの前に立ちます」と高らかにアピールした。

20年の年頭決戦となる1月14日の後楽園大会は、若手2人によるシングルでのメインイベントとなるが、TAKAみちのく代表は「若手ながらプロレスらしいプロレスをやってくれたと思う。後楽園のメインもそういうプロレスをやってくれたら。1年未満の選手で後楽園のメイン張って、どこまで出せるか」と期待を寄せていた。

<そのほかダイジェスト>
★第1試合
JTO、アクトレスガールズによる混成タッグマッチは、舞華がキャリアでまさる角田から逆十字固めでギブアップを奪った。

★第2試合
ブラック軍団はレフェリーが昏倒している隙にセコンドが乱入して、イーグルマスクにチェーン攻撃。Bイーグルがツームストーンパイルドライバーを決めると、Bチャンゴにカバーさせて3カウントを奪取。試合後、ブラック軍団がセコンドのrhythmを襲うと、雫有希が救出。雫はTAKA代表に「ブラックの人たちは許せない。どこでもいいんで、アイツらとやらせてください。私がアイツらを倒したい」と直訴していた。

★第3試合
元WWEのTAKAとTAJIRIが国内では初タッグを結成し、TAJIRIの弟子である黒潮“イケメン”二郎、洞口義浩組と対戦。抜群の安定感を見せた元WWEコンビは、洞口にTAKAがスーパーK、TAJIRIがバズソーキックをたたき込んで快勝した。「イケメンと渡米前に触れ合えて、いろんな才能を感じられた。何年か後に帰ってきたら、また触れ合って、オレも負けないようにがんばろうという気持ちになれた。TAJIRI選手とは、また何かあれば組んで若手の壁になってほしい」(TAKA)

<試合結果>
JUST TAP OUT「JTO House」
12月18日(水)東京・新木場1stRING(19時) 観衆144人

1. 30分1本勝負
○舞華、本間多恵(12分14秒、腕ひしぎ逆十字固め)稲葉ともか、角田奈穂●

2.30分1本勝負
ブラックイーグル、○ブラックチャンゴ(11分25秒、体固め)イーグルマスク●、超人勇者Gヴァリオン
※Bイーグルのツームストーンパイルドライバー

3.30分1本勝負
TAKAみちのく、○TAJIRI(16分42秒、片エビ固め)黒潮”イケメン”二郎、洞口義浩●
※バズソーキック

4.30分1本勝負
○武蔵龍也(10分4秒、片エビ固め)新●
※雷

5.30分1本勝負
○田村ハヤト(14分35秒、エビ固め)KANON●
※ジャックハマー

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