【大家健インタビュー】厳しさを耐え抜くトーナメント。どんな時でも決して諦めず、「頑張れ」と叫び続ける

「ガンバレ☆クライマックス 2017」は、8月11日・12日・13日と三日連続で開催される短期間トーナメントだ。プロレスの大規模大会が集中する三連休に、ガンバレ☆プロレス代表・大家健は、このトーナメントをぶつけた。時に「カリスマ号泣師」とも呼ばれる、彼のプロレスに対する思いと、その根っこにある経験を伺った。

<両国に鳴り響く、あの入場曲>

――ガンバレ☆プロレスが盛り上がっています。今度は三日間連続のトーナメントですね。

大家:ガンバレ☆プロレスは、四年くらい前にプロレスをメジャースポーツにするために旗揚げした団体。徐々に規模も大きくなり、去年は後楽園ホールで1000人以上のお客さんを集めて盛り上がったんですが、今年はさらに、会場は小さくとも毎日お客さんが見に来てくれる大会をやれたらいいなと思い、三日間連続でトーナメントをやることにしました。僕は高校野球をやっていたんですけど、甲子園って一番大変じゃないですか。一番暑い時期に、一度負けたら終わりのトーナメントを連日やる。現代の感覚とは逆行した感じなんですけど、ピッチャーが連投して潰れるまで投げ続ける。そういう厳しさ、辛さを耐え抜いて一番になってこそ、得られるものがあるのではと思いまして、ガンバレ☆プロレスも一番を決めるトーナメントをやることにしました。

――8月11日・12日・13日はプロレスの大会が各地で開催され、まさに「プロレス大戦争」です。その真っただ中に、プロデューサー大家健が乗り込んだ意図は?

大家:ただ11・12・13の昼が非常にいい日取りで(笑) 「ハシゴできる」というだけなんです! ガンバレ☆プロレスは三日とも昼の大会で、13日は両国ですから。

――タイトルも「ガンバレ☆クライマックス」!

大家:シャレが効いてます。

――ポスターを見ても、参加選手は個性派ぞろいですね。

大家:ケンドー・カシン選手も出ます。相手は力選手。

――興味深いカードですね! 力選手はファンが応援したくなるような選手です。

大家:一生懸命やっています。カシンさんとはどういう試合をするのか、注目です。さらに、KENSOさんも出てきます。彼の一回戦の相手は、ベン・マッコイさん。

――外国人選手ですね。

大家:まだよくわからない選手ですけど。KENSO選手はガンバレ☆プロレスにずっと上がっていて、ここ最近は、KENSO・KAZMA SAKAMOTO・それにハリウッドGOTAで「ニューヨーク・ヘッドハンターズ」として、僕らの対戦相手になっていた。そこも倒さないといけないんですけど、ブロックとしては別なので、僕がKENSO選手と当たるとすれば決勝ですね。それぞれ一回戦で勝ちあがったら、KENSO選手とケンドー・カシン選手が当たります。

――大家さんも、出るからには……

大家:優勝ですね。自分で宣言して、開催を決定しているから、優勝するしかないです。

――13日は大家さんと一緒に「BAD COMMUNICATION」を……

大家:(笑)

――黒潮イケメン二郎選手の「HELLO」もいいけど、大家さんの一体感はその上をいく勢いです。

大家:7.23のDDT後楽園ホールでは、(第一試合開始前に)曲が流れてイケメン選手が入場。次の第一試合は僕の入場曲で入ってきて、相手は高木社長の曲で入場して、入場だけで盛り上がる(笑)

――音楽と入場の組み合わせはすごく大事です。こだわりがない人もいますけど、大家さんの場合は入場にこだわっている。

大家:入場曲にしてからB’zが好きになりました。「BAD COMMUNICATION」も、いろいろ話し合った結果、凄く合うんじゃないかと、これにしようと決めました。僕ら自体が80-90年のJ-POP重視で、入場式の曲に鈴木あみ(現・鈴木亜美)さんの「Be Together」をかけたり、休憩中にも曲をかけている。僕らの世代でなじみの深い曲をかけるようにしています。

――シャウト系の大家さんには合っています。マッチング度が高い。入場曲で会場のボルテージが上がります。

大家:入場曲は凄く大切ですね。

――選手によっては入場曲が流れてすぐ、タメずに入る人もいる。せっかくなので入場曲でタメて、ファンを煽ってからの方がいいですね。

大家:入場のタイミングとかも、決めている人は全部決めていますから。昔(格闘探偵団)バトラーツを見に行ったとき、アレクサンダー大塚さんのテーマ「”AO”corner」がとても素敵でした。ためにためて、誰の曲だろうって最初思ったんですけど(笑)

――特に歌入りの入場曲で、入場でお金をとれるレスラーを考えたら、アレクさん・大家さん・イケメンさんの三人ですね。イケメンさんはとにかく長い。

大家:なかなか入場しないのが面白い(笑)

<次ページ:「ガンバレ」の意味>

山口 義徳(プロレスTODAY総監督)
『プロレスTODAY』総監督。
その素顔は運営会社(株)リアルクロス代表取締役社長。
プロレスTODAYの企画・進行・管理を行い、会場ではカメラマンも兼務。
またプロレスとビジネスの融合を行い、会場でのクライアントとのタイアップも実施。

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