【東京女子】希望の同期タッグ「私たちは“マブ”だから」― HIMAWARI&鈴木志乃、王座獲りへの絆とそれぞれの葛藤
2023年、同じ東京女子プロレスのリングで産声を上げた二人のレスラーがいる。
太陽のような笑顔とスーパーロングヘアで観客を魅了するHIMAWARIと、元バスガイドという異色の経歴を持ち、アイドルとしても活動する鈴木志乃。
練習生時代から苦楽を共にし、互いの長所も短所も知り尽くした二人が、デビューから約2年半の時を経て、ついにタッグの頂点へ手を伸ばす。
11月9日、後楽園ホール『ALL RISE ’25』。彼女たちが挑むのは、上福ゆき&上原わかなの“キラキラ”王者組「Ober Eats」。
「自信がない」と語る鈴木が、なぜ今、挑戦を決意したのか。そして、彼女を「妹のよう」と語るHIMAWARIの胸の内とは。
運命のタイトルマッチを前に、最強の“同期タッグ”の核心に迫った。
『ALL RISE ’25』
日時:2025年11月9日(日) 開場 10:30 / 開始 11:30
会場:東京・後楽園ホール
【決定対戦カード】
▼プリンセスタッグ選手権試合
<王者組>上福ゆき&上原わかな vs HIMAWARI&鈴木志乃<挑戦者組>

©東京女子プロレス
■「今、取れると思ってるから」― 2年半の時を経て、掴んだ自信
――11.9後楽園ホール、プリンセスタッグ王座への挑戦、おめでとうございます。まずは、この大一番に向けた意気込みを、HIMAWARI選手からお聞かせください。
HIMAWARI: はい! もう、全然勝てると思っています。強気でいきたいですね。実は、タッグのベルトへの挑戦は今回が2回目で。1回目は、わかなさん(上原わかな)と組んで挑戦したんです。だから、今回は、そのわかなさんが持っているベルトに挑戦するという状況なので。「ここで負けてられないぞ」っていう気持ちが、すごく強いです。
――鈴木選手はいかがですか?
鈴木志乃: 私も、もう、ベルトを巻いている自分の姿しか、思い浮かんでなくて。
――おお、力強いですね。
鈴木志乃: 私、ベルトに挑戦すること自体が、今回が初めてなんです。いつも、正直、自分に自信がなくて。プロレスどころか、自分が生きている存在にすら、自信が持てないタイプなんですけど……。
でも、周りの同期たちが、先にベルトに挑戦していく姿を見て、「自分も結果を出さなきゃ」って、ずっと思っていました。そうしたら、少しずつ試合に勝てるようになったり、新しい技ができるようになってきたりして。そんな時に、HIMAWARIさんとタッグで勝った日があって、「今だ! 今、言おう!」って思ったんです。
――まさに、機が熟した、と。
鈴木志乃: デビューしてから2年半、チャンスなんて、そう簡単に回ってくるものじゃない。実力も、取れる未来もないのに「挑戦したい」って言うのは、今の私は違うと思っていました。だからこそ、「今、自分は取れる」と思ってるから、挑戦しようって決めたんです。ここで取らなきゃ、もう、いつ取るんだよ、と。そのくらいの気持ちでいます。

■打倒“キラキラ”王者組。「私達は“マブ”だから、絆の重みが違う」
――そのお二人が挑むのが、現王者組、上福ゆき選手と上原わかな選手の「Ober Eats」です。非常に“キラキラ”した、今、ノリに乗っているチャンピオンチームですが、どのような印象をお持ちですか?
HIMAWARI: 本当に、キラキラしてますよね。今、イケイケで。前の防衛戦でも、強敵を相手に防衛して、すごくノリに乗っている。だからこそ、今、私たちがこの二人からベルトを獲ったら、めちゃくちゃ美味しいなって思ってます。
――美味しい、ですか(笑)。
HIMAWARI: 絶対、そうですよ! 「あんだけ輝いてる二人から獲った、この同期タッグ、すごくない?」って、みんながなるじゃないですか。だからこそ、私たちが、このキラキラした二人を、もっと“熱く”したいなって思ってます。
――鈴木選手は、王者組にどのような印象を?
鈴木志乃: 私も、キラキラしてるなって思います。わかなさんって、同期の中だと、常に先頭を走っているイメージだったんですけど、上福さんの隣にいると、ちょっと“妹み”があるというか、楽しそうに笑う姿が、すごく意外で。

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――確かに、わかな選手の新しい一面を引き出していますよね。
鈴木志乃: キラキラしている裏側で、お互いがすごく信頼し合って、尊敬し合っている。あったかい絆があるタッグなんだろうな、という印象はありますね。
――その、絆の深い王者組に、どう対抗していきますか?
HIMAWARI: いや、絆の深さなら、私たちの方が、絶対に上です。
鈴木志乃: はい。あっちは、姉御と妹、みたいな関係性かもしれないですけど、私たちは、もう、“マブ”なんです。
HIMAWARI: そう! 私たちは、東京女子で、同じ日に生まれてきたんですよ。














