【JBエンジェルス興行】ダンプ松本、若手を血祭りにあげてからクラッシュ呼び込み奇跡の5ショット実現!長与「次のWWE殿堂入りは絶対JB」
12月1日、東京・新宿FACEにて『立野記代&山崎五紀60歳 JBエンジェルス結成40周年~KANREKI CARNIVAL』が開催され、会場は満員の大盛況となった。
80年代の女子プロレスブームを牽引し、全米をも席巻した伝説のタッグ「JBエンジェルス」の記念すべき日に、かつてのライバルたちが集結。
リング上では血と涙、そして笑顔が交錯する豪華絢爛な時間が流れた。

オープニングを飾った第1試合「極悪無頼列伝~血塗られたリングの仁義」では、“極悪女王”ダンプ松本がZAPを従えて登場。
対するは狐伯&叶ミクの若手コンビであった。 試合はゴングを待たずにダンプ&ZAPが竹刀で奇襲を仕掛け、一気に極悪ワールドへと引きずり込む展開となった。

狐伯は額に竹刀を突き立てられ流血。ZAPはミクをボディースラムで投げ捨てるなど、容赦ない攻撃が続く。
狐伯もZAPにタックルで向かい、ブレーンバスターで投げ返す意地を見せミクに繋ぐが、極悪同盟の壁は厚かった。
ミクのダイビング・クロスボディーは自爆を誘われ、ダンプの竹刀攻撃の餌食に。

狐伯のアシストからミクが高角度前方回転エビ固めを繰り出す場面もあったが、最後はダンプの竹刀がZAPに誤爆するハプニングをものともせず、ダンプがミクに強烈なラリアットを叩き込み、7分3秒、体固めで貫禄の勝利を収めた。

試合後、流血戦を制したダンプがマイクを握ると、会場の空気は一変した。「血を出した後に普通にしゃべるのはイヤだけど」と前置きしつつ、満員の観衆を見渡し「たくさん入ってスゴイねJB」と盟友を祝福。
そして「クラッシュも出るよ。呼んじゃう?」と煽ると、場内は大歓声に包まれた。
ダンプの呼び込みで、“クラッシュギャルズ”長与千種とライオネス飛鳥が登場。
かつて日本中を熱狂させた抗争相手が同じリングに並び立つ奇跡的な光景に、会場のボルテージは最高潮に達した。

ダンプは「リアル極悪女王がクラッシュを呼んだのは初めてじゃない?」と笑わせると、話題は当時の思い出話へ。
飛鳥が「JBの思い出はアメリカで頑張ってたら、デカくなって帰ってきて」と語れば、ダンプは「デブになってたよね」と毒づき、長与が「そして強くなってた」とフォローする絶妙な掛け合いを見せた。

さらにダンプは「試合が決まった前の日に、カップヌードル食べますか? パン食べますかっていっぱい食べ物をくれたのよ。食べ物につられて、ちょっと次の日は優しく竹刀で殴った記憶があるね」と、当時の裏話を暴露。
幕裏から「それ絶対言わないで!」と制止の声が飛ぶ一幕もあった。

場が温まったところで、主役であるJBエンジェルス、立野記代と山崎五紀が呼び込まれた。
飛鳥が「本日ノリさん(立野)、60歳の誕生日です! イツキ(山崎)は来月60歳」と紹介すると、ダンプ、クラッシュギャルズ、JBエンジェルスという、80年代女子プロレスのアイコンたちが一堂に会する超豪華な5ショットが実現。
歴史的な瞬間に、ファンは惜しみない拍手を送った。
ダンプが「自分は売店行くからさ」とリングを降りると、残った4人でトークショーが展開された。
長与は「この2人と試合が決まったときはメチャクチャ緊張した」と当時を振り返り、「WWEでいろんな女子レスラーが今活躍してるけど、日本の女子で一番活躍したのはJBエンジェルスなんですよ」と最大級の賛辞を送った。

飛鳥も「日本人で初めてタッグチャンピオンになった2人ですから」と続き、その功績を称えた。
山崎が「自分たちもアメリカのプロレスがよくわかってないから」と謙遜するも、長与は「次の殿堂入りは絶対JBエンジェルス。それをやらないと歴史が進んでいかないから」と断言。
「タッグらしかったし、アメリカンタッグで新鮮だった」と評した。
立野が「事務所からクラッシュを超せ超せと言われて…」と当時のプレッシャーを明かすと、長与は「松永兄弟はウソしかつかないから!」と全女首脳陣をバッサリ切り捨て、会場の笑いを誘った。
最後に長与が、後に控えるバトルロイヤルに出場する山崎に対し「フリだけでいいから! 形だけでいいから!」と激を飛ばし、飛鳥も「ケガだけはしないでね!」とエール。

飛鳥が「今年は2人で立つ機会も多かったんですけど、今年は最後になります。また皆さんの前に立てたらと思うので、クラッシュのこともよろしくお願いします!」と締めくくり、レジェンドたちはリングを後にした。
還暦を迎えたJBエンジェルスと、それを祝うかつてのライバルたち。女子プロレスの歴史と絆を感じさせる、温かくも華やかなオープニングとなった。
Pages 1 2














