【スターダム】“新入団”伊藤麻希、ほろ苦い黒星発進も「世界一かわいい」争奪戦へ点火! さくらあやと2.7大阪で完全決着へ

女子プロレス団体「スターダム」は1月11日、東京・後楽園ホールにて『スターダム旗揚げ15周年記念シリーズ NEW YEAR STARS 2026 in KORAKUEN DAY2』を開催した。

前日10日の大会で電撃入団が発表されたばかりの伊藤麻希が、所属選手としての初陣に臨んだ。

第6試合のタッグマッチに出場した伊藤は、同じユニット「コズミック・エンジェルズ」の安納サオリとタッグを結成。

対戦相手には、同じくコズミック・エンジェルズ所属でNEW BLOODタッグ王者の「さくらら」ことさくらあや&玖麗さやかを迎えた。

かつての主戦場・東京女子プロレス時代と同様、マイクパフォーマンスをしながら歌って踊る入場を披露した伊藤に対し、スターダムのファンはやや戸惑いの反応を見せる。

しかし、試合が始まれば伊藤は独自のペースでリングを支配した。グラウンドの攻防で玖麗に中指を立てて挑発すると、コーナーに追い込み「世界一かわいいのは?」と観客に問いかけながら「世界一かわいいナックル」を連打。

得意のヘッドバット「こけしちゃん」も炸裂させ、自身の世界観を見せつけた。

終盤、伊藤は変型テキサスクローバーホールド「伊藤スペシャル」でさくらを捕獲し、ギブアップ寸前まで追い込む。

ここでパートナーの安納に「安納、押さえろ!」と指示を出し、さくらを羽交い締めにさせた伊藤だったが、直後に「ファッキュー」と叫んで放ったスタナーが安納に誤爆。  

この連携ミスが致命傷となった。仲間割れを起こす伊藤と安納に対し、玖麗が強烈なスピアー(ときめきスピアー)を一閃。最後はさくらが伊藤を「さくらっち」で丸め込み、12分11秒、3カウントを奪取した。

入団初戦でまさかの黒星を喫した伊藤だが、試合後のリング上では敗者とは思えぬ振る舞いで会場を巻き込んだ。マイクを握ったさくらは、伊藤に対し強烈な宣戦布告を行った。

「伊藤さん!スターダムにようこそ…なんて思ってねえよ!おい、いいか。よく聞け!今、このスターダムのリングで1番強くてかわいいのは、私なんだよ!」

この挑発を受けた伊藤は不敵な笑みを浮かべ、上から目線で応戦した。

「お前、面白いな…名は何という? さくらあやか…いいだろう。この伊藤麻希とシングルマッチはしてみたいか?やってみるか?」

負けた直後にもかかわらずシングル対決を提案するという伊藤の図太さに、さくらも即座に反応した。

「じゃあ2月7日、大阪ビッグマッチで勝負だ!そしてそのシングルマッチで私が勝ったら、2度とこのスターダムのリングで『世界一かわいい』とかほざくな!」

「世界一かわいい」の称号剥奪という過酷な条件を突きつけられた伊藤だが、「やってやろう!」と快諾。最後は「曲!」と叫んで自身の入場曲を流させ、我が物顔でリングを後にした。これにより、2月7日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会での一騎打ちが決定的となった。

バックステージに戻った伊藤は「伊藤麻希、初戦、負けてしまいました!」と潔く結果を受け入れつつも、大阪決戦に向けて自信をみなぎらせた。

「負けたらスターダムで『世界一かわいい』と名乗れなくなるらしいけど…伊藤が勝つから問題ない。アイツは世界一にはなれない。アイツは『神戸市一かわいい』の間違いだ」

一方、勝利したさくらのパートナー・玖麗もまた、独特な感性で“かわいい”論争に参戦した。

「私が宇宙で、銀河で、銀河一かわいい女になっていくので、さくらさんは世界一を狙ってください」

この発言を聞いたさくらは「敵は身内にいる」とつぶやき、複雑な表情で控室へ消えた。

また、伊藤と組んで散々な目に遭った安納は、新メンバーとの連携について冷ややかなコメントを残している。

「伊藤麻希、息合わへんやろなって思って今日戦ってみて、改めて思った。息合わへん」

波乱含みのスタートとなった伊藤麻希のスターダム生活。「世界一かわいい」の称号を懸けた大阪決戦は、単なる勝敗を超えたイデオロギー闘争となりそうだ。

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