【ノア】“月曜の魔法”が導いた奇跡の遭遇! アレハンドロがハヤブサ&ドラゴン・キッドとマスクマン・トリオ結成、入場“やらかし”も笑顔で「盛り上がれ!」
プロレスリング・ノアは1月26日、東京・新宿FACEにて『MONDAY MAGIC RISING SUN SEASON ep2』を開催した。
月曜日の夜に繰り広げられる予測不能な闘いの舞台、そのメインイベントで実現したのは、団体の垣根を超えた夢のマスクマン・トリオであった。
ZERO1のハヤブサ、ドラゴンゲートのドラゴン・キッドが、ノアのアレハンドロとタッグを結成。対するはHAYATA、MAZADA、近藤修司の混成軍である。
特に注目を集めたのは、ハヤブサとドラゴン・キッドの初共演だ。かつて日本のプロレス界を席巻した“不死鳥”の名を継ぐ者と、“神の子”と呼ばれるベテランの遭遇は、まさに「MONDAY MAGIC」ならではのサプライズであった。

試合はルチャ・リブレの精鋭たちが華麗に宙を舞う展開となった。終盤、ドラゴン・キッドが得意の619からコーナー最上段より場外へのプランチャを敢行し、HAYATAを完全に分断。呼応するようにハヤブサもドロップキックで近藤修司を蹴散らすと、ノータッチのトペ・コンヒーロで場外へダイブした。
リング上の勝負を託されたのはアレハンドロである。孤立したMAZADAに対し、きりもみ回転を加えながら落下するダイビングボディプレス「ゼログラビティ」を完璧に炸裂させ、17分18秒、鮮やかな3カウントを奪取した。
勝利を収め、リング上で勝ち名乗りを受けたトリオだが、試合後のバックステージでは、初タッグの感動と入場時の“失敗”を巡る反省会が繰り広げられた。どうやら、ドラゴン・キッドの登場シーンで予期せぬハプニングがあったようである。
ドラゴン・キッドは「最初からちゃんと入場…みんな合わせて真ん中にいかない。そういう感じにしようって自分の中で思ってた」と理想の入場プランを明かすも、「出た瞬間、真っ暗だったから実際、見えてなかった」と、暗転のタイミングか立ち位置でミスがあったことを告白。これに対しアレハンドロは「キッドさん、これは魔法のせいにできないですよ」と鋭くツッコミを入れつつ、「僕はメッチャ面白かったです」と笑顔を見せた。
先に入場を済ませていたハヤブサは「俺、見れなかったから悔しいな。先に入場したもんな」と残念がったが、すぐに表情を引き締め、「でもMONDAY MAGIC、月曜日の魔法のおかげで今日、初めてドラゴン・キッドさんと組むことができました。今日は本当にありがとうございました」と、レジェンドとの初タッグに感謝を述べた。
これを受けたドラゴン・キッドも「いや、こちらこそ。まさかね、こういう感じで一緒のコーナーに立てると思ってなかったんで」と感慨深げに応じると、自身の心の内にある特別な想いを吐露した。
「江崎さん…初代とはね、1回もリング上で会うことはなかったんで。リング上で一緒に組んだりとか、戦ったりとかしたことなかったんで。今日はなんかちょっと浸っちゃいました」
かつてFMWで時代を築き、多くのファンに愛された初代ハヤブサ(江崎英治さん)と、同じ時代を生きながらもリング上で交わることがなかった過去。その名を継ぐ選手と隣に並び立ったことで、ドラゴン・キッドの胸中には熱いものが去来していたようである。
しかし、しんみりとした空気を打ち消したのは、やはり冒頭のハプニングの件であった。ドラゴン・キッドは「ただ、入場でやらかしたんで。ちょっと全部ぶっ飛びましたね、あれで。その気持ちも。もっとしんみりいこうかなって感じになるはずだったんですよ」と苦笑い。アレハンドロも「やらかしましたね」と追い打ちをかけ、ハヤブサも「でも、改めてもう1回組みましょう」と、リベンジを兼ねた再結成を提案した。
ここから3人の会話は漫才のような展開を見せる。ドラゴン・キッドが「もう1回やります。もう1回やり直す?」と乗り気になると、ハヤブサは「別に今からでもいいですよ」と即答。さらにドラゴン・キッドが「今、試合はなかったことにして」と言えば、ハヤブサも「お客さんも戻してもらいましょうか」と悪ノリ。最終的にドラゴン・キッドが「それはできない(苦笑) ごめんなさい。すいません」と謝罪し、笑いを誘った。
最後はアレハンドロが「また来週も再来週もMONDAY MAGIC続きますんで、またぜひ今度はセンターからみんなで入場しましょう」と次回の完璧な入場を約束。ドラゴン・キッドの「これからもMONDAY MAGICで…」の掛け声に合わせ、3人揃って「盛り上がれ!」と叫び、特別な一夜を締めくくった。
入場でのミスさえも観客の笑顔に変え、初代へのリスペクトを胸に翔けた3人。月曜日の魔法が生んだ新たな絆は、またどこかのリングで再現されるに違いない。
<写真提供:プロレスリング・ノア>














