【新日本】“毘沙門チン”がTMDKとの総力戦制しNEVER6人タッグ初防衛! ボルチン・オレッグ、NJCへ向けザック・鷹木・ウルフとの対戦を熱望

新日本プロレスは2月11日、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にてビッグマッチ『THE NEW BEGINNING in OSAKA』を開催した。

4大王座戦が組まれた今大会の第3試合では、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、第33代王者組の“毘沙門チン”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ボルチン・オレッグが、前王者組のザック・セイバーJr.&大岩陵平&ハートリー・ジャクソン(TMDK)を撃破。初防衛に成功した。

1.4東京ドームでの王座決定戦、1.19後楽園でのタイトル移動、そして2.2後楽園でのシングル3番勝負と、連日にわたり激闘を繰り広げてきた両チーム。

完全決着戦となった今回は、チームとしての結束力が勝敗を分けた。

試合はボルチンとジャクソンの重厚な肉弾戦で幕を開ける。

互いにショルダータックルで意地を張り合う中、TMDKはザックの関節技や大岩の機動力を活かした連携でペースを握りにかかる。

特に大岩は、シングルで連敗を喫している宿敵・後藤に対し、闘志むき出しのエルボーやラリアットで果敢に攻め込んだ。

しかし、王者組も黙ってはいない。後藤が裏GTRで大岩の勢いを止めると、YOSHI-HASHIもザックの変則的な動きに対応し、カチ上げ式ラリアットで応戦。

ボルチンは規格外のパワーでザックと大岩をまとめてなぎ倒し、カミカゼで叩きつけるなど獅子奮迅の活躍を見せた。

終盤、試合を決めたのは王者組の合体技だった。

ジャクソンの猛攻をしのいだ毘沙門チンは、YOSHI-HASHIのトラースキック、後藤の村正、YOSHI-HASHIのコードブレイカーと波状攻撃を展開。

最後は3人がかりの合体技「泥眠(ドリーミン)」をジャクソンに炸裂させ、YOSHI-HASHIがガッチリと押さえ込んで3カウントを奪取した。

試合後、リング上でベルトを掲げた王者組は、バックステージで「V10」を目標に掲げた。

YOSHI-HASHIは「オレッグの最後の底力、もうそれで、俺たちに軍配上がったようなもんだよ」とパートナーを称え、「最多防衛記録V9超えて、永遠だ」と長期政権樹立を宣言。

後藤も「俺たちを止めてみろよ。誰も止められねえぞ」と自信をみなぎらせた。

一方、敗れたTMDK。大岩は「獲った時はうれしかったけど、それ以上に、最初に巻いたベルト失ったこの悔しさ……。後藤洋央紀! 次やる時は、俺がお前からしっかりスリーカウント、ギブアップ、取ってやるから」と、改めて打倒・後藤を誓った。

ザックは「タイトル戦で、今晩はがっかりさせてしまった。一杯やろう」とチームを労いつつ、視線を翌月から始まる『NEW JAPAN CUP』へと向けた。「俺たちが6人タッグ王座の価値をIWGPレベルまで上げる。ジャック、見せつけてやろうぜ」と語りかけると、ジャクソンは「優しいパパ・ジャックは封印だ。ビッグ・バッド・ジャックの帰還となるだろう」と、自身の覚醒を予告した。

また、初防衛に貢献したボルチンは、NJCでの対戦希望選手としてザック、鷹木信悟、ウルフアロンの名を挙げた。「鷹木。今日やったザックも3年前、3年前、デビュー試合負けて、そのあとも何回か負けてるし。タイトルマッチも、初タイトル(挑戦で)もザックに負けてるし。一番やりたいのは、気持ち的にはザック、鷹木、ウルフ。まあ『G1』(『NEW JAPAN CUP』のこと?)でその3人を倒したら、優勝するんじゃないですか」と、シングル戦線での飛躍を誓った。

“毘沙門チン”の盤石の防衛と、TMDKの新たなる決意。

大阪の地で一つの決着を見た6人タッグ戦線だが、春の最強決定トーナメントを経て、その争いはさらに激化しそうだ。

<写真提供:新日本プロレス>

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