【新日本】衝撃の2分8秒! 成田蓮が無法地帯でウルフアロンを粉砕しNEVER王座強奪「これからHOUSE OF TORTURE“第2章”が始まるんだ」
新日本プロレスは2月11日、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)において『THE NEW BEGINNING in OSAKA』を開催した。
4大王座戦が組まれた同大会の第6試合では、NEVER無差別級選手権試合が実施され、挑戦者の成田蓮が王者のウルフアロンをわずか2分8秒で粉砕。
悲願の王座奪取を果たすとともに、「HOUSE OF TORTURE(H.O.T)」の新たな絶対的指導者として君臨することを内外に知らしめた。
1.4東京ドーム大会におけるデビュー戦で、H.O.Tの度重なる介入をはね除け、前リーダーであるEVILから王座を奪い取った怪物・ウルフアロン。
しかし、この日の大阪は、成田蓮が仕掛けた周到かつ冷酷な罠によって、王者の血祭りの舞台へと変貌した。
試合はゴングが鳴る前から、すでに異常事態に陥っていた。花道から入場してくるウルフアロンに対し、DOUKI、SHO、高橋裕二郎が突如として牙をむいたのである。3人は場外の鉄柵や鉄柱へ王者を容赦なく叩きつけ、大きなダメージを与えてからリング内へ放り込んだ。ここでようやく試合開始のゴングが打ち鳴らされる。
成田蓮は間髪入れずにコーナー最上段から地獄の断頭台を狙うが、ウルフアロンはこれを回避。逆に成田蓮を肩車で捕らえ、前方へのシットダウン式スラム、さらにはアングルスラムで投げ飛ばそうと試みる。しかし、成田蓮は空中でレフェリーの衣服を掴み、投げ捨てられる勢いを利用してレフェリーを蹴り飛ばすという暴挙に出た。
レフェリーが昏倒し、リング上が完全な無法地帯と化すと、待っていたかのようにH.O.Tの面々が乱入し、ウルフアロンを袋叩きにする。柔道仕込みの圧倒的な地力を持つウルフアロンは、SHOへのショルダータックルや、高橋裕二郎、DOUKIへの鮮やかな体落としで一矢報い、怒りの咆哮を上げた。
だが、多勢に無勢の状況下では一瞬の隙が命取りとなる。背後からディック東郷が忍び寄り、これに気を取られたウルフアロンの背後から、今度は成田蓮が非情な急所攻撃を一閃。さらにダブルクロスで追撃し、ウルフアロンの体力を削り取る。そして、成田蓮がレフェリーの視線を遮っている隙を突き、ディック東郷がスポイラーズチョーカーで王者の首を絞め上げた。
息も絶え絶えとなったウルフアロンに対し、成田蓮はトップコーナーから必殺の地獄の断頭台を完璧に投下。圧倒的な暴力と反則の連鎖により、試合時間はわずか2分8秒。成田蓮が3カウントを奪い取り、NEVER無差別級王座を強奪したのである。
試合が決着した後も、成田蓮の凶行は止まらなかった。奪い取ったばかりのNEVERのベルトを凶器としてウルフアロンを殴打し、H.O.Tのメンバーとともにリンチを加える。
事態を重く見た田口隆祐、矢野通、ボルチン・オレッグ、後藤洋央紀、マスター・ワトら本隊の面々が慌ててリングへ救出に駆けつけたが、時すでに遅し。
H.O.Tは蜘蛛の子を散らすようにリングを降り、成田蓮は高笑いを響かせながら、ベルトを誇示して悠々と花道を引き上げていった。
ダメージの深いウルフアロンは、若手選手に両肩を支えられながら退場を余儀なくされた。

バックステージに戻った成田蓮とH.O.Tのセコンド陣は、周囲の目をはばかることなく「ハハハハハ!」と哄笑し、拍手喝采で新たな王者の誕生を祝った。
成田蓮は、王座を失ったウルフアロンに向けて冷酷な言葉を投げかけた。
「おいウルフアロンよ。なあ、テメーに明るい未来なんかねえんだよ。これが現実だ。ザマーミロ!ハハハハハ!」
続いて、H.O.Tの頭脳であるディック東郷が、成田蓮の肩にかけられたベルトを叩きながら、新日本プロレスマットを震撼させる重大な事実を明かした。

「オイ、ニュー・チャンピオンだ、オイ!そして、よく聞け。EVILが新日本を去る前に、俺に言ったんだ。『成田をニューリーダーにして新しいHOUSE OF TORTUREを作ってくれ』ってな。なあ、オイ、これからHOUSE OF TORTURE“第2章”が始まるんだ」
新日本プロレスを去った前リーダー・EVILからの遺言。それは、成田蓮を中核とした悪の組織の再構築であった。この言葉を受け、成田蓮は立ち上がり、己の支配権を力強く宣言した。

「わかったか、俺がリーダーだ!俺が最強だ。文句あるか、バカ野郎!」
ウルフアロンはノーコメントのまま会場を後にした。
EVILの意志を継ぎ、手段を選ばぬ狂気でNEVER王座を手中に収めた成田蓮。
H.O.T“第2章”の幕開けは、新日本プロレスのリングにさらなる暗雲と恐怖をもたらすこととなる。
<写真提供:新日本プロレス>
Pages 1 2














