【新日本】高橋ヒロム、涙と笑顔の壮行セレモニー! 16年の新日マットに別れ「バイバイなんて言わねぇよ。またね~!」
新日本プロレスのジュニアヘビー級を牽引し続けた男が、ついに新天地へと旅立つ。2月11日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で開催された『THE NEW BEGINNING in OSAKA』。
メインイベント終了後のリングは、この日をもって新日本プロレスを退団する高橋ヒロムのための、涙と笑顔に包まれた壮行の舞台となった。

■「バイバイなんて言わねぇよ」 16年間の感謝と新たな野望
メインイベントで難敵ジェイク・リーを退け、IWGPヘビー級王座の初防衛を果たした辻陽太。マイクを握った王者は、自らが率いるユニット「Unbound Co.」の面々をリングに集めると、「ここはアンタが主役だ。リングに上がってきてくれ」と、放送席で解説を務めていた高橋ヒロムを招き入れた。
「ヒロムちゃん!この先何があろうと、俺はヒロムちゃんのこと、心から応援してるぜ」
辻陽太からマイクを託された高橋ヒロムは、万雷の大ヒロムコールに包まれながら、自身の胸の内を明るく、そして熱く語り始めた。

「陽太様、ありがとう。出てく俺にこんな喋る機会を与えてくれて本当にありがとう。今日のマイク聞いたら、俺めちゃくちゃワクワクしちゃったよ。さすがだね。じゃあ、俺も好きなことを言わせてもらおうかな~」
常に破天荒な言動と圧倒的な実力で新日本マットを熱狂させてきた男は、自らの夢の続きについて語る。
「よく言われるんですよ。『もうヒロムちゃん、新日本プロレスやることないもんね~』って。『ジュニアとしてさ、やること全部やったよね』って。いやいやめちゃくちゃあるわ!俺の夢知ってるか?IWGPジュニア王者になり、ジュニアのままIWGPヘビー級のベルトを獲り、そしてゴールデンタイムで試合をすること。でもさ、今の俺じゃちょっと無理だなって思っちゃったんだよ。俺、そんな自分が凄ぇ嫌いになったんだよ。でも、そんな時にもう一つ夢を思いついちゃってさ、その夢に行きたいなって思っちゃったから、後悔しないように新日本プロレスを飛び出すことにしました」

そして、16年間を過ごした愛すべきリングに別れを告げた。
「俺の夢は、IWGPジュニアのベルトを巻き、ジュニアのままIWGPヘビー級王座を獲り、ゴールデンタイムで試合をすること。そしてもう一つ欲しいべルトが見つかった。そしてもう一つやりたい野望が見つかりました。皆さん、16年間、本当にありがとうございました。バイバイなんて言わねぇよ。またね~!また会うその時まで、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、みんなで悔いのない人生を、そして新日本プロレスを、そして高橋ヒロムを楽しもうぜーッ!」

■仲間たちからの手荒い祝福、そしてYuto-Iceの涙
リング上にはUnbound Co.の仲間たちが集い、Yuto-Iceは別れの寂しさに号泣して顔を覆う。
高橋ヒロムは仲間たちから胴上げされ、そのままマットに落とされるという手荒い祝福を受けた。
涙を流すYuto-Iceや辻陽太と熱い抱擁を交わすと、花道を走り抜け、巨大なライオンマークに手をかざして去っていく。
その背中は、ひとつの時代の区切りを告げるとともに、未来への希望に満ち溢れていた。

<写真提供:新日本プロレス>














