【新日本】“スカイチーム”が貫禄のタッグT決勝進出! 敗れた若武者フトゥーロ&バリエンテ・ジュニアは「いくつもの夢が叶った」と確かな手応え
新日本プロレスのルチャ・リブレの祭典『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2026』第3戦が2月22日、大阪・ATCホール Cホールにて開催された。
本大会の主役とも言える“スカイチーム”のミスティコ&マスカラ・ドラダ組の前に立ちはだかったのは、“ロス・ビアヘーロス・デル・エスパシオ”ことフトゥーロ&バリエンテ・ジュニア組である。
共に1回戦を突破してきた勢いそのままに、激しい火花を散らした。

世代を超えたルチャドール同士の激突は、序盤から観衆を魅了する高度な空中戦となった。
若きフトゥーロとバリエンテ・ジュニアは、臆することなくアクロバティックな動きや連携技を仕掛け、CMLLのトップスターに肉薄する。

しかし、百戦錬磨のスカイチームはその攻撃を冷静に受け止め、勝負どころで圧倒的な底力を発揮した。

終盤、ミスティコが場外のフトゥーロをラ・ケブラーダで分断すると、リング上ではドラダがバリエンテ・ジュニアを捕獲。

変形バックブリーカーから、最後はコーナー最上段より完璧な軌道を描くシューティングスタープレスを投下し、激闘に終止符を打った。

激闘を制し、見事トーナメント決勝への切符を手にしたスカイチーム。ドラダはパートナーへの深い感謝と、優勝への絶対的な自信を口にした。

ドラダ「ヨシッ!グラシアス、パドリーノ(=ミスティコを父親代わりとする呼び方)、グラシアス。とても満足している。トーナメント決勝戦へ進むことができた。トーナメントの優勝チームは俺たちしかない。スカイチームはメヒコの代表、ミスティコとマスカラ・ドラダだ」
これに呼応するように、ミスティコは若き対戦相手の健闘を大いに称賛しつつ、頂点に立つ覚悟を示した。

ミスティコ「思いもよらない日になった。今夜、マスカラ・ドラダは努力を続ける若い2人と闘い、今夜、その2人は日本に名前を刻んだ。フトゥーロとバリエンテ・ジュニアだ。そして、マスカラ・ドラダとミスティコは、トーナメント優勝を狙っている。歴史あるCMLLを代表してやってきた。マスカラ・ドラダは、今や世界ナンバーワンのハイフライヤーだ。そして、最高のルチャドールの1人、“金と銀の王”ミスティコが一緒だ。マスカラ・ドラダ! 恐れることは何もないぞ! このトーナメントは、スカイチームのためにある」
ドラダ「ソブレース!(=行くぜ!)」

一方、敗れはしたものの、世界トップレベルの技術を肌で感じたロス・ビアヘーロス・デル・エスパシオの二人に悲壮感はなかった。むしろ、メインイベントという大舞台で得た確かな手応えと充実感がコメントから滲み出ていた。
バリエンテ「今夜、ビアヘロス・デル・エスパシオは、CMLLでも世界でもエストレージャと闘えることを証明した。こうして大きなチャンスを掴むことができた。これは単なる負けではない。勝者と言ってもいいだろう。なぜなら、CMLLのメインイベンターから多くを学んだからな」
フトゥーロ「この試合、俺たち2人にとって、いくつもの夢が叶ったと言える。新日本プロレスの『FANTASTICA MANIA』、メインイベントで闘うことができた。対戦相手は偉大なルチャドール、ミスティコとマスカラ・ドラダだった。これが夢だった。とても幸せだ。これからの人生においても忘れることのできない、多くのものを胸にしまうことができた」
バリエンテ「グラシアス、ハポン!グラシアス、メヒコ!グラシアス、ミスティコ。グラシアス、マスカラ・ドラダ」
世界トップの壁は厚く、そして高かった。
しかし、この夜、敗北という結果以上に価値のある経験を手にした若きルチャドールたちの未来は限りなく明るい。
そして、圧倒的な輝きを放つスカイチームは、優勝という至上命題へ向けて決勝のリングへと歩みを進める。
<写真提供:新日本プロレス>















