【新日本】鷹木信悟の代打“ハツラツ・ゲレーロ”が後楽園を熱狂の渦に! 謎の覆面男がゼインを粉砕し、ウルティモと歓喜のダンス
新日本プロレスが開催するルチャ・リブレの祭典『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2026』は、いよいよ最終局面である東京・後楽園ホールでの2連戦へと突入した。
クライマックスとなる後楽園2連戦の初日は、大会直前に場内をどよめかせるアナウンスから幕を開けた。
阿部誠リングアナウンサーより、鷹木信悟が「家庭の事情」により本大会および翌日の最終戦を急遽欠場することが発表されたのである。
しかし、鷹木本人の強い推薦により、代役として謎のマスクマン「ハツラツ・ゲレーロ」の緊急参戦が決定した。
第4試合は、テクニコとルードが混成となる「Relevos Increibles」マッチ。
テンプラリオ&ゼイン・ジェイ(UNITED EMPIRE)組と、ウルティモ・ゲレーロ&ハツラツ・ゲレーロ組が激突した。
この一戦は、翌2.27大会でシングルマッチでの対決が決定しているウルティモとテンプラリオにとって、文字通りの最終前哨戦でもある。
試合前からリング上は不穏な空気に包まれた。
UNITED EMPIRE陣営の入場時、会場にヤングライオンのテーマ曲が流れると、イスを持ったゼインが激怒して音楽を止めさせ、マイクで吠え立てた。

ゼイン「ヘイ!そのダセぇ曲を流すなって言っただろ! (※パイプ椅子を持って)これを覚えてるか?これを覚えてるか、コウラクエンホール!あぁ、そうだ。ヤングライオン杯で、腰抜け野郎の頭をブッ飛ばしたあれだ。そうだ、黙れ、黙りやがれ。俺はもうヤングライオンなんかじゃねぇんだよ」
殺伐としたゼインのアピールとは対照的に、対戦相手陣営は陽気な空気をまとって入場した。

ウルティモが軽快なステップを踏むと、鷹木と背格好のよく似たマスク姿のハツラツも、見事なゲレーロダンスを披露して観衆の心をつかんだ。

試合が始まると、ウルティモとテンプラリオは握手を巡る駆け引きから激しい技の読み合いを展開し、翌日の大一番へ向けたバチバチの火花を散らす。

一方、ヤングライオン脱却をアピールするゼインも、ハツラツに対してフォールアウェイスラムやドロップキックを放ち、猛攻を仕掛けた。

しかし、謎の代打男は想像以上のポテンシャルを秘めていた。ゼインの攻撃を耐え抜いたハツラツは、強烈なパンピングボンバーで形勢を逆転。

「オイ! オイ!」と気合を爆発させると、最後は豪快なMADE IN JAPANでゼインをマットに叩きつけ、見事に3カウントを奪い取った。

試合後、ウルティモとテンプラリオは場外でも激しくやり合い、明日の決戦へ向けて遺恨を深めた。

その後、リングに戻ったウルティモは自らのマスクを脱ぎ捨てて歓声に応え、勝利の立役者であるハツラツと共に再びゲレーロダンスで喜びを表現した。
バックステージに戻った両チームのコメントは、見事な対比を描いていた。勝利したゲレーロ組の控室では、言葉の壁を越えた(?)不思議なコミュニケーションが繰り広げられた。
ウルティモ「オイ! 今日は、君と、この美しいマスクマンと共に勝つことができたよ」
ハツラツ「グラシアス、アミーゴ」
ウルティモ「次のパートナーだ。彼と、今日は勝つことができた。このマスクとともにだ。この美しいマスクを着けてくれてどうもありがとう。(※ハツラツの頭を抱えて感謝の意)ドウモ・アリガトウゴザイマス」
ハツラツ「(以下、スペイン語で)新しいマスクだ」
二人で「2回目? もう一回?お願いします」
※二人でガッチリと握手を交わす。
ハツラツ「で、シンゴはどこ? シンゴは?」
ウルティモ「どこにもいないよ。どこにいるんだ?ま、今日は彼のおかげで勝利をつかめたよ。デ・オートロ・ニベル!(別のレベルへ行くぞ!)」
※ウルティモは先に控室へ
ハツラツ「俺の奥さんは? 奥さんはどこだ? シンゴはどこだ?わからない。スペイン語わからない……」
一方、敗れたUNITED EMPIRE陣営では、テンプラリオが翌日の師匠超えを力強く宣言し、ゼインも最後まで自身の主張を繰り返した。
テンプラリオ「残念だったな、アミーゴ。だが、どうってことないよ。UNITED EMPIREの兄弟とまた一緒にいることができてうれしいよ!戦士テンプラリオは、もっと多く日本で試合がしたい。そして彼らと歴史を作りたいんだ。だふぁ、その前に、明日、ウルティモ・ゲレーロとの試合、弟子が師匠を超えるところを見せてやる!」
ゼイン「俺はもうヤングライオンなんかじゃないんだぞ!」
鷹木信悟の欠場というピンチを、ハツラツ・ゲレーロという強烈なキャラクターの躍動で極上のエンターテインメントへと昇華させた第4試合。
そして、師弟対決の行方。ルチャの祭典は、熱を帯びたまま最終戦へと向かう。

<写真提供:新日本プロレス>
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