【スターダム】王者・上谷沙弥が3.15横浜復帰戦へ向け玖麗さやかに非情の要求「お前は何をかける? これは沙弥様からの宿題だ」
女子プロレス団体スターダムの至宝、ワールド・オブ・スターダム王座を保持する上谷沙弥が、復帰戦の舞台となる3月15日の神奈川・横浜武道館大会へ向け、執念を燃やす若き挑戦者に重き試練を与えた。
2月7日の大阪決戦にてスターライト・キッドの猛追を振り切り、見事V9を達成した上谷沙弥であったが、度重なる激闘は肉体を深く蝕んでいた。
防衛の代償として負傷箇所の手術を決断し、一時的に戦列から離脱する事態となっていたのである。
迎えた3月11日、東京・後楽園ホールにて開催された春の祭典『シンデレラ・トーナメント2026』。
会場内で実施された自伝本の頒布イベントにまで押しかけ、幾度となく対戦を直訴する玖麗さやかの存在に対し、王者は冷徹な態度を崩さなかった。
同日の準々決勝において、玖麗さやかはH.A.T.E.に所属する吏南の前に敗れ去る。
その無残な結末を静観していた上谷沙弥は、おもむろにリングへと足を踏み入れた。
敗北の傷が癒えぬ玖麗さやかに向けて、王者は容赦ない言葉を浴びせる。

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「お前さあ、そろそろいいかげんにしろよ。こっちは大迷惑なんだよ!」
しかし、大舞台での敗戦を経てもなお、若きチャレンジャーの闘志が消えることはなかった。
「シンデレラになれなかった…。悔しいけど、立ち止まる理由にもあきらめる理由にもならない。私は玖麗さやかとして上谷沙弥に挑戦したいんだよ!」
真っ直ぐな眼差しで、再び最高峰への挑戦状を叩きつけたのである。
この常軌を逸した執念に対し、ついに絶対王者が動く。
「わかったよ」と短く応じた後、挑戦の条件として冷酷な等価交換を提示した。
「じゃあ、沙弥様が赤いベルトをかける代わりに、お前は何をかける?これは沙弥様からの宿題だ。次の3・15横浜武道館でお前の相手してやるから、それまでに答えを出せ」
さらに上谷沙弥は、安易な自己犠牲を許さない。
「引退とかアホなこと言うんだじゃないぞ」
過去を遡れば、昨年4月27日の横浜アリーナ大会において、中野たむが進退を懸けて赤いベルトへ挑んだ歴史がある。王者はその経緯を引き合いに出すまでもなく、命よりも重いベルトに見合う「真の代償」を求めたのだ。
バックステージに戻った後も、王者の怒りとプライドは収まらない。
「どっかの誰かのせいでめちゃくちゃにされて気分最悪だわ。沙弥様は3・15横浜武道館で復帰する。この赤いベルトは今沙弥様の一番大切なもの。私だけが赤いベルトをかけるなんてフェアじゃないでしょ?だから今の玖麗が一番大切なものをかけるなら、考えといてやるよ。これは私からの宿題。玖麗、次の横浜武道館までに答えを出せ。」
最高峰の称号を懸けた戦いには、相応の覚悟が求められる。
3月15日の横浜武道館で完全復活を遂げる赤の王者に対し、玖麗さやかは一体何を差し出すのか。
提示された“宿題”の解答次第で、両者の運命は大きく動き出すこととなる。















