【新日本】上村優也が怪物ボルチン撃破で『NJC』決勝へ、“HEAT STORM”の誓い「俺が優勝して世界中に熱狂を巻き起こす!」

新日本プロレスの春の最強決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』第10戦が3月20日、新潟・アオーレ長岡にて開催された。

トーナメントは頂点に立つ者を決めるための最終局面を迎え、長岡での2連戦へと突入。

準決勝として組まれた第7試合(セミファイナル)では、共に初のベスト4入りを果たした上村優也とボルチン・オレッグが激突した。

本大会において、上村優也はオーカーン、モロニー、鷹木といった猛者たちを連破。対するボルチン・オレッグもエル・ファンタズモ、HENARE、成田を下して勝ち上がってきた。

次世代を担う両者の顔合わせは、単なるトーナメントの勝ち上がりを懸けた戦いにとどまらず、それぞれが背負う信念と誇りが交錯する場となった。

試合は、立ち上がりから緊迫したグラウンドの攻防からスタート。上村優也が的確な腕責めで機動力を削ぎにかかれば、ボルチン・オレッグは規格外の剛力でそれを撥ね退ける。

終盤、ボルチン・オレッグが上村優也の代名詞であるカンヌキスープレックスを掟破りで繰り出し、必殺のラストカミカゼで勝負に出る。

しかし、これを雪崩式フランケンシュタイナーで切り返した上村優也が、本家のカンヌキスープレックスから2発のライオンズシャイナー(ダイビングボディアタック)を立て続けに投下し、激闘に終止符を打った。

敗北を喫したボルチン・オレッグは、松本の肩を借りて控室へ戻りながら、短い言葉の中にリベンジへの強い意志を滲ませた。

オレッグ「(※松本の肩を借りて引き揚げてきて)オイ。オイ、次、絶対勝つよ」

一方、死闘を制して決勝への切符を手にした上村優也は、激しく消耗した体で床に座り込みながらも、対戦相手への敬意と、自らが背負う使命について熱く語り始めた。

上村「大きく息を切らせ、崩れ落ちるように両ヒザを着く。上半身は起こしたまま座り込む状態になるも、右ヒジを押さえながら上半身を前に倒す)はあ、さすがだ、ボルチン。(※フロアに座り込んで)オレッグ……お互いのストロングスタイルを今日、この『NEW JAPAN CUP』準決勝でぶつけ合えたんじゃないですかね。
大丈夫だ、新日本プロレスは。俺や、ボルチンみたいな選手もムッチャいる。あとは、結果……目に見える結果を出さないと。オレッグ、お前だけじゃねえんだよ。カザフスタンの母国に、プロレスラーとしてみんなに強い姿を見せたい。それはな、俺もそうなんだよ。
かかわってくれてる人、そして応援してくれる人、これまで俺が生きてきた中で、お世話になった人、そういう人たちに俺は、(※片ヒザ立ちの状態になって)プロレスラーになって強くなったことを、強い姿を、見せなきゃいけないんだ。もちろん日本中、世界中に、熱気を巻き起こす“HEAT STORM”だ。
あと一つ、決勝……明日、何がなんでも!(※立ち上がって)俺が!優勝しなきゃいけねえんだ!俺が優勝して、日本中、世界中に熱狂を巻き起こす。なぜなら俺が、“HEAT STORM”だからだ!よっしゃ!」

異国の地で母国に強さを証明しようとする怪物の思い。

そして、支えてくれたすべての人々に成長した姿を見せようとする若武者の覚悟。

次なる時代を牽引する闘いは、新日本プロレスの明るい未来を確信させるものであった。

上村優也は明日、春の覇者の座を懸けて最後の戦いのリングへ上がる。

<写真提供:新日本プロレス>

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