【新日本】黄金の虎が無法王者に怒りの鉄槌! 7月引退のタイガーマスクがDOUKIへ挑戦表明「チャンピオンのまま引退してやる」
新日本プロレスの誇るべきジュニア戦線が、極悪王者の手によって底なしの無法地帯へと叩き落とされた。
4月2日、東京・後楽園ホールで開催された『Road to SAKURA GENESIS 2026』第5戦。
メインイベントのIWGPジュニアヘビー級選手権試合は、目も当てられない凄惨なバッドエンドを迎えることとなった。

3度目の防衛戦に臨んだ“ジュニアの神”を自称する王者DOUKIに対し、悲願の初戴冠を狙うYOHが挑んだ一戦。
しかし、リング上で繰り広げられたのは、真っ当なタイトルマッチとは程遠い、悪逆無道の限りを尽くした蹂躙劇であった。

試合中盤から、リング上は完全にコントロールを失う。
YOHが勝機を掴みかけるたびに、SHO、金丸義信、ディック東郷といった悪の介入者たちが次々と乱入。

凶器の鉄板やウィスキーミストが乱れ飛び、巻き込まれたレフェリーが次々とダウンしていく異常事態となった。

実に4人ものレフェリーがリングに出入りする大混乱の中、最後はDOUKIがディック東郷との合体技マジックキラーやイス攻撃を経て、必殺のスープレックス・デ・ラ・ルナを炸裂。
ダーティーファイトの極みとも言える手法で、DOUKIが王座を死守したのである。

試合終了後、満身創痍の王者が勝ち名乗りを受けると、後楽園ホールは割れんばかりのブーイングに包まれた。
DOUKIはレフェリーからのベルト授与を拒否し、あろうことか立会人の棚橋弘至社長に自らの腰へベルトを巻くよう要求する横暴を見せつける。

新日本プロレスの権威が地に墜ちようとしたその時、怒りに震える黄金の虎が動いた。
同日の第1試合で、自身のデビュー地である後楽園ホールでの7月7日引退を発表したばかりのタイガーマスクである。
大歓声に迎えられてリングインしたタイガーマスクは、背後からDOUKIに歩み寄る。
不穏な気配に気づき場外へ逃れた王者に対し、歴戦の猛虎は怒気を孕んだ声でマイクを握りしめ、強烈な宣戦布告を行った。
タイガー「オイ!オマエ、こんな試合でファンの人が納得すると思ってるのか、コノヤロー!耳の穴かっぽじって、よく聞け。次、オレがやってやる!よく聞け、オマエ。オレはこの新日本プロレスで育ってないけど、佐山サトルのストロングスタイルでテメー、ブッ潰してやる、コノヤロー!そして!コイツをブッ潰して、チャンピオンのまま引退してやる!」
その言葉には、新日本ジュニアの歴史を背負ってきた者の強烈なプライドと、悪に染まったリングを浄化せんとする絶対的な覚悟が込められていた。
タイガーマスクの入場テーマ曲が高らかに鳴り響く中、DOUKIはディック東郷と共に苦々しい表情で退場を余儀なくされた。
引退まで残り3ヶ月。自らのキャリアの集大成を見せるべく静かにリングを降りる選択肢もあったはずのベテランは、あえて最も過酷で、最も危険な極悪王者への挑戦という修羅の道を選んだ。
佐山サトルから受け継いだストロングスタイルの誇りを胸に、黄金の虎は最後の獲物としてDOUKIの首、そしてIWGPジュニアヘビー級のベルトに照準を定めた。
「チャンピオンのまま引退する」という前代未聞の野望へ向け、タイガーマスクの最後の闘いがついに幕を開ける。
<写真提供:新日本プロレス>














