【小橋マリカ インタビュー】イッテンヨンを控える東京女子プロレスより、新世代JKレスラーがその魅力を語る!

JKレスラーとして、若さ溢れる魅力を発揮する小橋マリカ選手。
普通の女の子がプロレスラーになろうと思ったきっかけから、東京女子プロレスの魅力まで。

来年のイッテンヨン後楽園ホール大会についての意気込みを語っていただきました!!

 

【プロレスラーになろうと思ったきっかけ】

――小橋選手は現役JK(女子高生)レスラーということですが、プロレスを知るきっかけはなんだったんですか?

小橋:大日本プロレスさんが商店街プロレスというのをやっていて。
今までもやっているのは知っていて恐そうだなと思っていたんですけど、ある日たまたま通りかかって観てみたらとても面白かったんです。それがきっかけでプロレスにはまっていきました。

そこから商店街プロレスで大日本プロレスさんが来る時は必ず行って、もっとハマってしまい、近所の商店街だけでなく、他の商店街にも行くようになりました。
ある時、アブドーラ小林さんが赤ずきんちゃんみたいな恰好をしてたんですね。
見た目的にはめっちゃかわいいのに、うなずく小学生の私にはそれが恐くて(笑)
でもとても優しく話しかけてくれて、そのギャップにやられました。

――観る側からやる側になったわけですが、やる側になろうと思ったのはなんでですか?

小橋:なんですかね、勢いで行動しちゃうタイプなので、勢い半分でいっちゃいました(笑)
小林さんって、リングでデスマッチとか熱い試合をやられるんですけど、ファンの方の前ではとても優しいんですよね。
そのギャップですごいって思ったのと、フランク篤さんも普段はレフリーをされていてフランクフルトを会場で売ったりとか、裏の作業が多いんですよね。でもリングで、関本選手とか比較的体の大きい人とかと闘うところを観た時に、小さくて体格的には不利なのに、最後まで諦めず闘うところがとてもかっこよくて。

なんでやろうと思ったと言われたら・・・難しいですけど、
私もこの2人みたいになりたいなって思ったのがきっかけですかね。

――もともと格闘技とかやられていたことはありましたか?

小橋:特にないです。習い事をやっても続かなくて・・・。
でもこの時期ちょうどキックボクシングをやりたいなと思っていて。もともと体を動かすのは好きで、小学生の時は公園で男子とサッカーをやっていたりしました(笑)

――そのなかでハマったのがプロレスということですね。
ちなみに「小橋マリカ」選手のお名前は本名じゃないとお伺いしました。

小橋:アブドーラ小林選手と、フランク篤さんの本名から一文字ずつとって、「小橋」としました。「マリカ」は本名です。

――すごい渋いところから取りましたね、おじさんが好きとか(笑)

小橋:だと思います(笑)
でも始めは箱推しだったんですよね。最初は石川晋也選手(元大日本所属プロレスラー)が好きだったんです。
商店街プロレスでも、石川選手に1人に話しかけに行ってたんですけど、あれ今日いないなと気づいた時には引退してしまっていて・・・。
それからはずっと箱推しだったんですけど、そしたら小林選手が話しかけてくれて。優しさにひかれたんですかね、その時が赤ずきんちゃんだったんです(笑)

 

【東京女子プロレスについて】

――そこからやる側になられたわけですが、なぜ『東京女子プロレス』を選ばれたのですか?

小橋:これは本当に単純なんですけど、中学生でも入られる団体って限られているじゃないですか。
その中で道場が一番近かったという・・・。

――不安はなかったですか?

小橋:もう勢いで行動しちゃってたので。

――ワクワクドキドキが勝ったという感じですかね。入ってからはいかがでしたか?

小橋:練習が思っていた以上にきつかったですね。でも東京女子の先輩ってみんなやさしいんですよ。
仲良くて居心地がよくて、頑張れました!

――ではみんな妹的な存在として可愛がってもらってるという感じですか?

小橋:そうですねー。でも、みんな楽しいことが好きで、たぶん精神年齢的には一緒じゃないかと思うんですよね(笑)。宣材(写真)撮影の時とかも、みんなでSNOW(カメラアプリ)で遊んだりして、歌って踊ったりしてました(笑)。青春って感じ、楽しいです。

――そんな仲いい先輩にも蹴りなどを入れていかないといけないですが、気持ちの切り替えとかはどうやってされているんですか?

小橋:でも、私はすごい緊張してしまうので、入場曲が流れて幕を出た瞬間にスイッチが入るんですよ。緊張から「やるぞ!」って、幕を出た瞬間にスイッチが切り替わるんですよね。

――もともとファイター向きなんですね。ちなみに観る側からやる側になられたわけですが、
始めリングにたたれた際はどうでした?

小橋:楽しかったです!デビュー戦の時は自分の技とか何も出来なかったんですけど、リングの上がとても気持ちよかったです。デビュー戦が後楽園だったんですけど、結構人が多いほうが緊張しないタイプなんですね、両国とか。一人一人の顔が見にくくなるので・・。
デビューした後楽園の次が王子(東京・王子 Basement MON☆STAR)だったんですけど、そっちのほうがお客さんが近くて緊張しました。
でも試合は、やっぱ楽しいけど、難しいって思いました!

――最近は試合でどのようなことに気をつけていますか?

小橋:最近だと、声を張るっていう・・・(笑)最近は声を張れるようになってきました!
試合内容はその日によりますけど、いい試合が出来た時は気持ちよくなって、その後の楽屋でずっとしゃべってます。

――ちなみに尊敬する女子プロレスラーやなりたいプロレスラー像はありますか?

小橋:女子の選手は東京女子の選手しか知らないんですけど・・・やっぱり大日本プロレスの小林さんとフランクさん!

――そのことはお二人には伝えたんですか?

小橋:直接はない気がします。デビューしてからは全然お会いできてなくて、小林さんは3回くらい・・、フランクさんは一度もお会いできてないですね。。
でも誕生日には小林さんはTwitterで「誕生日おめでとう」って言ってくださいます!!

――いつか小林さんと対談できたらいいですよね。

小橋:えー、私が緊張しちゃう・・・。
小林さんって本当に愛されてるじゃないですか、そういうとことか本当に尊敬しちゃいます。

――東京女子は風通しがよく、新しい風が入ってきても柔軟に受け入れてのびのびやられている感じがしますね。みなさん、団体愛が強い感じでしょうか?

小橋:ありますね。イッテンヨンに向けても、みんなでポスター貼りを頑張ろう!みたいな感じでLINEのグループで盛り上がっています。

――上下関係もあまりない?

小橋:ないですねー。練習の時は上下関係はちゃんとしてますけど、練習以外ではみんなワチャワチャしています(笑)

 

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