【BASARA】12.28(土)後楽園ホール『伐折羅・佰拾伍~森羅万象~』<全試合結果>高梨が木髙を撃破でユニオンMAX初防衛!UWA世界6人タッグはスパーキーが奪取!IRON FISTタッグ FUMA&久保2度目の防衛!バラモンケイが3WAY提案も後悔?!
28日、プロレスリングBASARAはDDTグループでの最後の大会を東京・後楽園ホールにて開催した。
ユニオンMAXは高梨が初防衛、UWA世界6人タッグはスパーキーが奪取、FUMA&久保の初代王者組がIRON FISTタッグ2度目の防衛。バラモンシュウがインフルエンザで急遽欠場で3WAYマッチに変更、薄井のデビュー戦などが行われた。
伐折羅・佰拾伍~森羅万象~
日時:2019年12月28日(土)12:00開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:851人
試合開始前に、代表の木髙イサミが挨拶。
第一試合 シングルマッチ20分一本勝負 ※薄井デビュー戦
○中津良太(6分55秒 変形キャメルクラッチ)薄井鉄央●
●バックステージ
薄井は「なにもできずじまいで無念だけども、デビューできた喜びもある』と振り返り、どんな選手になりたいかの質問には「イサミさんを目標にBASARAに入ったんで、イサミさんを超える、ハードコアもできて通常るーるができて、それでいてファンの方に支持されるレスラーになりたいと」目標を語った。
第二試合 タッグマッチ20分一本勝負
藤田ミノル&○関根龍一(9分48秒 レッツ・コンバイン)神野聖人●&風戸大智
第三試合 タッグマッチ20分一本勝負
●下村大樹&島谷常寛(10分16秒 片エビ固め)ツトム・オースギ&バナナ千賀○
※カンクントルネード
第四試合 3wayマッチ20分一本勝負
●トランザム★ヒロシ vs ○西村修 vs バラモンシュウ
(7分56秒 グラウンド・コブラツイスト)
バラモンケイが1人で入場してくると、バラモンシュウがインフルエンザで欠場とハンデがあるからと西村とヒロシに3WAYマッチを提案。
ヒロシは拒否するも西村は「肉体は滅びても、魂は永遠に続きます。インフルエンザになられましたことは、人生の修行であります」と話し始めると「皆さまがお座りのここは文京区の真ん中でございます。区長に変わりまして3WAYマッチを許可します」と変更を受諾した。
2人が座禅で修行を始めるとケイは困惑。
座禅を組む2人にバケツで水をかけるも動かず、「シュウ助けてくれ」と嘆く。
西村の攻撃をカットしたヒロシとタッグを組もうとケイは呼びかる。
しかし、ヒロシがスーツケース攻撃を誤爆。
すると突如、ヒロシに長州力が降臨すると、リキラリアットでケイを蹴散らす。
続けて西村にラリアットを見舞うも効かず、すかさず謝るヒロシ。
時はすでに遅く、怒りの西村のグランドコブラで敗戦した。
第五試合 IRON FISTタッグ選手権試合 30分一本勝負
○FUMA&久保祐允(13分49秒 片エビ固め)阿部史典●&野村卓矢
※Heavy Metal Anthem
※初代王者組が2回目の防衛に成功
勝利したFUMA&久保をSOSの二人が襲撃、次期挑戦をアピール。
するとFUMAは「1月の新宿FACEか、やってやろうじゃねーか!」とこれを受諾。タイトルマッチが決定した。
セミファイナル UWA世界6人タッグ選手権試合 30分一本勝負
ヤス・ウラノ&塚本拓海&●中野貴人(12分29秒 片エビ固め)中津良太○&谷嵜なおき&瀧澤晃頼
※Vスライダー
※64代王者組が5度目の防衛に失敗
●バックステージ
「よっしゃ、ついに獲ったぞ!」と喜ぶ3人。瀧澤は初のベルト奪取となった。
最後は瀧澤がラップで喜びを表現、「ウーー、スパーキー!」と3人で締めて意気揚々と控室に戻っていった。
メインイベント ユニオンMAX選手権試合 30分一本勝負
○高梨将弘(20分32秒 エビ固め)木高イサミ●
※タカタニック
※13代王者が初防衛に成功
セコンドのクリスや坂口、KUDOと抱擁。
勝利した高梨はマイクを使わずに「ありがとうございました!」と四方に礼をして退場。
イサミは「やられちまった!見てたかBASARAのみんな、あれが高梨将弘だよ」と話し出すと「高梨は進化を続けている」と勝者を称えた。
「DDTグループとはここでお別れとなりますが、オレたちはいくらでもケンカを売りに行こうと思ってます。」と語ると「ユニオンのベルトはDDTが作ったベルトだからお返ししようと思います、そんなわけねーだろバカヤロー!おい、オマエら全員で(高梨から)取返しにいくぞ!」とBASARAの全員でバックステージへ戻っていきエンディングとなった。
●バックステージ
高梨「木髙イサミっていう男がいてくれたから、自分は少し強くなったのかなって胸を張れる気がします。今まで色んなベルトを巻くことはあったんですけど、今まで腰に巻いたことは一度もなかったんです。それは、ベルトを獲ったとしても真のチャンピオンだっていう自信がなかったからと思っているが、もうそういうのは終わりにしようかと思います」と新たなステージへの意気込みを語った。そしてチャンピオンであるからにはこれからもタイトルマッチだけでなく、BASARAへの参戦を約束した。
イサミはリング上でも言った、進化を続けている高梨について改めて「スゲー選手」と振り返った。
来年から独立するBASARAについては「姿勢は変えたくない」と語ると最後は「安心しないこと、慢心しないこと、走り続けること」がBASARAの目標と述べた。
新制BASARAの今後の動きに注目だ。