佐野巧真が引退を表明…今後は焼肉屋に専念 共に戦ったレスラーから慰労の声続々

佐野巧真が現役引退を自身のFacebookで表明した。

「“獣神サンダー・ライガー”選手、31年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました!ライガー選手の引退試合に出場させて頂いたこと本当に感謝致します。そして私ごとですが今回限りで現役を卒業し“焼肉巧真”のオヤジとして頑張って参ります」

佐野は獣神サンダーライガーのデビュー当時のライバルとして1.4と1.5の新日本プロレス東京ドーム大会に初日はライガーのライバルチームとして、2日目にはライガーのタッグパートナーとして本名の“佐野直喜”として出場した。

佐野は北海道苫小牧市出身の54歳。高校を卒業と同時に新日本プロレスに入門。1984年3月にデビュー。4月にメキシコ遠征を経験。帰国後の89年8月に両国国技館で獣神サンダーライガーを破りIWGPジュニアヘビー級王座を獲得。ライガーのライバルとして君臨した。90年にSWSに移籍。初代SWSジュニア王者となる。93年にUWFインターに移籍。97年にキングダム旗揚げに参加。98年には高田道場に入団しPRIDEにも出場。99年には格闘探偵団バトラーツに参戦。FMWジュニアヘビー級王座を獲得。2001年にプロレスリング・ノアに初参戦。その後ノアに入団し、第21代GHCタッグ王座(パートナーは高山善廣)を獲得するなど活躍した。2018年12月に京都府京都市に焼肉店「焼肉巧真」をオープン。

2020年1月のライガー引退試合に向けては2か月前から身体を絞ったことを会見で明かしていた。

※1.5新日本 東京ドーム大会で高橋ヒロム、リュウ・リーをダブルドロップキックで倒す佐野

かつて戦いを共にしたノアの戦士たちからもその引退を惜しむ声が続々と寄せられた。


ライガー引退と共にジュニアの歴史を作った男がひっそりとリングを去る…

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