【DDT】3.26 新木場「まっする2」第ニ部〜2.9次元ミュージカル「必殺技乱発~新木場ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ〜」今成が涙の訴え「プロレスがやりたいんです」翔太も涙「プロレスは死なない」徹底レポート

前回までのあらすじ。

新型コロナウイルスの影響で観客が減ってしまったまっする2はウイルスに配慮した形で大会をスタート。1試合目はチームLが忖度の末にプロデューサーのユウキザ・ロックが勝利。2試合目には大手広告代理店のプロモーションのお陰で上野が予告通りXに負けた…

そして荒ぶる鶴見亜門とユウキザ・ロックを説得するべくスーパー・ササダンゴ・マシンがプレゼンを始めた…

大会の模様はDDT UNIVERSEでライブ配信された。まだ観ていない人は是非、動画でこの感動を味わって欲しい。

まっする2 第二部
【日時】2020年3月26日
【会場】東京・新木場1stRING
【観衆】216人

ササダンゴマシンのプレゼン

ひらがなまっする2のテーマは「進化」…プロレス業界そのものを成長させたい

プロレス業界の市場規模は140億円。それに対して1年で45%も成長しているジャンルがある

それが2.5次元ミュージカル!市場規模は225億円。物凄い勢いで成長している

2.5次元を構成する「扇情的な楽曲」「世界感ブースト映像」「思考麻痺させる照明」「ド派手な特効」これってひらがなまっするのメンバーでも実践できるんじゃないか?

実は過去に「キン肉マニア2009」でやっていた内容も今思えば2.5次元な内容だったのでは…

ここからはこのメンバーで『2.5次元ひらがなまっする』を上演します

しかし問題点がいくつか。2.5次元ミュージカルは商標登録されている。⇒2.9次元ミュージカルとして上演

そもそも2.5次元ミュージカルは原作マンガの舞台化されたもの。原作が無いとダメ⇒漫画版ひらがなまっするを休憩時間中に売店で販売。

Webでも漫画版の一部を無料公開する ※ひらがなまっするの公式note内で読めます。

その内容とは…必殺技(フィニッシュ)を擬人化する
※刀剣乱舞などでも刀剣(本来人格のない無機物)を擬人化させている。

漫画版の主人公はドリームボーイ今成

今成を助ける擬人化された必殺技の化身…それが「必殺技男子(フィニッシュダンシ)」だ。決めセリフは「俺たちいつでもフィニッシュ乱発!必殺技男子!」

今成のライバルとなるのは経営難に陥った団体のオーナーとなった敏腕経営者レスラーのビッグプリンス納谷。その納谷を支える悪の化身が「パイプイス男子」である…

出演者となる選手たちは休憩時間の間にしっかり原作を読み込む。勿論、観客の皆さんも

劇中歌は音楽監督のRAM RIDERが担当。

必殺技男子のダンスの振付はDDT内アイドルグループNωAの振付を行っていた勝俣瞬馬が担当

※スーパー・ササダンゴ・マシンはNωA敏腕統括マネジャーに就任するもNωAを成功させてあげられなかった責任をちょっと感じていた。

敵対するパイプ椅子男子のテーマ曲の振付はDDT舞台監督の福原さんが趣味のキャバクラ通いを断って準備に奔走

「夢は紅白全国ツアー」とどこかの純烈が言っていた様な目標を掲げ休憩に突入

休憩中に売られた同人誌を読む観客の皆さん。会場内でも木曽レフェリーが販売。スマホでWeb版を確認する人も多数

ここは江東区「新しい牙」道場。2人のレスラーがトレーニングをしている

ミニシアター久弥「こうまで試合が組まれないと体がなまってしまうな~」

ドリームボーイ今成「でも毎日ウェイトができてここ最近で一番コンディションいいんじゃないっすか?」

そこへ登場するビッグプリンス納谷社長と悪徳秘書ユウキロック

試合を組まないことに文句を言う久弥と今成だったが…試合を組む気がない納谷とユウキ。じゃあ何故プロレス団体を買ったんだ?という質問に対して

ユウキロック「シンキバを買ったのは安かったから。安い時に買って自粛ムードが収まった時に高く売る。あとはまぁ税金対策ですね」

ミニシアター久弥「プロレス団体で起こった問題はリングで決着をつける!」

ユウキロック「社長はマスクをつけてない選手との濃厚接触は避けたいお考えです」

敵から施されたマスクをつけるミニシアター久弥だったが、呼吸がしづらく大苦戦

納谷の必殺「プリンスメーカー」を喰らい瀕死状態になってしまうミニシアター久弥

「久弥さんの仇を取らせてもらう」と意気込む今成だったが、納谷社長の重いボディブローがめり込む

納谷社長「そんなに鍛えて何になるんだ。強いやつは最初から強いし、強くなりたいならボクシングやMMAの技術を取り入れたほうが合理的だろ?」

今成「坊ちゃん育ちにはプロレスは無理だってこと教えてやるぜ」ガブリと納谷の腕にかじりつく今成

ユウキ「くそ!レフェリーがいないことを逆手にとったな!」

そこへ現れるパイプイス男子。今成を抑えつけ納谷のパイプイス攻撃がヒットしようとした…その時!

先程の戦闘のショックでマスクと一体化してしまったミニシアター久弥からフィニッシュを5つ授けるとメッセージが

なんと花道から必殺技男子が決めポーズをバッチリ決めながら登場

思切投太郎(おもいきりなげたろう)がパイプイス男子を軽々とジャーマン

擬人化した投げ技系必殺技の神!思切投太郎!! 「今夜も投げるぜ」

高久辛飛光(たかくからとびみつ)がコーナートップロープからフロッグスプラッシュ!「かわいーこちゃん、みーっけ!」

擬人化した飛び技系必殺技の神!高久辛飛光!! 「飛びます飛びます」

膝十字欣也(ひざじゅうじきんや)の膝十字固めが極まる。

擬人化した関節技系必殺技の神!膝十字欣也!! 「ジャスト タップ アウト」

野球棒振正(ばっとふりまさ)がレゴブロック付きバットでパイプイス男子を叩きつける

擬人化した打撃系必殺技の神!野球棒振正!! 「カッキーン」

丸目込松(まるめこみまつ)が華麗にパイプイス男子を丸め込む

擬人化した丸め込み系必殺技の神!丸目込松!! 「スクールボーイ」

俺たちいつでもフィニッシュ乱発!必殺技男子!

自身の内側に潜むパイプイス男子が必殺技男子の猛攻にさらされ膝から崩れ落ちる納谷社長

ユウキロック「社長!オマエたちおぼえてろー!」

今成を尻目に必殺技男子のテーマを格好よく踊る必殺技男子たち

振付は勝俣瞬馬。NωAの時の振付も一部入っているとのこと

舞台「ひらがなまっする」フィニッシュ乱発 新木場ユーズ・ユア・イリュージョン1!

必殺技男子「お待たせしました宿主様!」

必殺技男子の登場に喜んだ今成は必殺技男子たちと記念撮影するも…

化身であるため、スマホで確認するも写真には姿は映らず…

そこへ悪徳秘書ユウキロックからLINEが届く

負けたほうが「新しい牙」から去るルールで決着をつけようとの提案だ。

しかも「ノーピープル(無観客)・ノーウェブキャスト(無配信)・ノーツイート(口外無用)」の条件付き

ビッグプリンス納谷の豪邸にパイプイス男子たちが結集し、納谷の体内に入り込んでいく

これがパイプイス男子だ。まるで悪魔超人の様な登場の仕方だ

パイプイス男子 先鋒 イトーキ・オオヨシ 「かかって来い畳んでやるぜ」

パイプイス男子 中堅 イームズ・ワタセ 「フルスイングで仕留めてやるさ」

パイプイス男子 副将 コクヨ・カズサダ 「血塗られた運命」

パイプイス男子 大将 エーケーレーシング・ヨシムラ 「勝者だけにあるこのバイブス 試合決めるこのパイプ椅子」

そして先に納谷を助けに入り不覚をとったパイプイス男子 次鋒 ショータ・オカムラ 「死ぬこと以外はかすり傷」

これはキン肉マンオマージュ…キン肉マンソルジャー率いる超人血盟軍の陣形ですな。Vの陣形は休まず攻めろ

スモークがモクモクとたちけむる中、パイプイス男子たちが登場

こちらもカッコいいダンスでバッチリ決める

さぁ決戦が始まる!

ドリームボーイ今成の待つリングにビッグプリンス納谷が登場

完全にレイ〇メーカーと外〇さんのコンビな2人

試合が始まってすぐに必殺技男子に助けを求める今成。それだけビッグプリンス納谷は強い!

今成「昨日やることなさすぎて筋トレしすぎて全身筋肉痛だ。助けてくれ必殺技男子!」

丸目込松「随分早いご指名ですね。」

今成「なんで丸目込松さん一人なんだ?」

丸目込松「相手にダメージがない状態では、ほとんどの必殺技が発動できないんですよ。ただ一つ、ボクの丸め込みを除いてね!」

自身ではフォールする権利がない為、今成を呼び込み2人で一緒にフォールを行う。しかしこれをパイプイス男子がカット

イトーキ・オオヨシは丸目込松の丸め込み技を中国4千年の秘技で耐える

フロッグスプラッシュで空中技を決めた高久辛飛光がポーズを決めていると後ろからショータがパイプイス殴打

ショータ「よくも昨日はよってたかって痛めつけてくれたな。今日のオレは一味違うぜ!」

そのショータを野球棒振正が有刺鉄線バットで応戦「フィニッシュにふさわしい技はこの有刺鉄線バットだぜ!」

膝十字欣也は2人同時にドラゴンスクリュー!膝十字「関節って二人同時に極めれるの、知ってた?」

次々と攻守が入れ替わる必殺技男子とパイプイス男子。サソリ固めをしている膝十字がカズサダにのど輪落とされる

カズサダが膝十字を投げれば次は投太郎が投げっぱなしジャーマンで投げ返す。

カズサダ「ほぅいいクラッチだ…」

投太郎「お褒めいただき光栄です」

ダメージを負ったプリンス納谷が崩れ落ち…

今成がスリーカウントをとる…喜ぶ今成…しかし

今成「あれっ?スリーカウントをとったのにゴングがならない…」

しかしマスクと同一化した久弥からのメッセージが入る。久弥が気づいたところによれば

パイプイス男子が“新型”パイプイス男子に進化していた!スリーカウントでは完全勝利とならないのだ。

そこへ新型パイプイス男子の大将エーケーレーシング・ヨシムラがものものしいテーマにのって登場

次々とパイプイスで必殺技男子達を駆逐していく

遂には残った今成をもパイプイスの束に叩きつけてしまう…

新型パイプイス男子に寄生されたパンデミックを食い止めるためには、スリーカウントではダメ。手洗いうがいをしっかりやるようにフォールも時間をかけてシッカリ抑え込むしか無い。

つまり今までは123で良かったけど、これからは、1234567、最後のころなまでシッカリ抑え込んで初めてアイツらを撃退できるってことだ!

パイプイス男子によってコーナーリングにグルグル巻きにされた投太郎(まっする1でも竹下はグルグル巻きにされてた)

「意味は分からないが凄い説得力だ!でもオレはもう縛られて動けない。あとは今成さん、頼んだぜ」

「えーっ!?」と狼狽する今成にパイプイス男子達が次々と襲い掛かる。散々いたぶられた末にビッグプリンス納谷の必殺「プリンスメーカー」を喰らってしまう

投太郎「このままでは今成さんが負けてしまう…」

そこへ突然流れる「必殺技男子」のアタック音に続いてビジョンに流れたのは

擬人化したサプライズ系必殺技の神 不意突三(ふいをつくぞう)! 「デッデレー」

不意突三がハードコアパンクなテーマ曲にのって登場

華麗な飛び技でパイプイス男子達を次々に駆逐していく

無敵の強さを誇った新型パイプイス男子大将のエーケーレーシングすらも飛びつき式のコルバタで投げ飛ばす

更にビッグプリンス納谷の巨体を今成と共同でブレーンバスターで投げ飛ばす

フィニッシュに向かいトップロープに登る不意突三。出るかフィニッシュのシューティング・スター・プレス…

と思いきや不意にトップロープを下りて今成に向かい合う

驚く今成に対して、ヘッドバットからのトーチャーラックボムをかます不意突三

プロレスにおける最大のサプライズ…それは

信頼した仲間による裏切りである!テツヤーーーーーーーーーーー!!!

Tシャツを脱ぎ捨てて花道を帰ってしまう不意突三

逆転のスリーカウントで勝者はビッグプリンス納谷の手に

▼メインイベント ノーピープル・ノーウェブキャスト・ノーツイートマッチ~ルーザー・リーブ・シンキバルール 時間無制限一本勝負
〇ビッグプリンス納谷 vs ドリームボーイ今成 ✖
12分30秒 踏み付け式体固め

マイクを握る悪徳秘書

ユウキ「今成、社長は7カウントいるけどなオマエは3カウントで十分なんや。今成、団体を去ってくれ。色んな映像の仕事できるやろ。大丈夫や団体を去れ!」

今成「嫌だ。去りたくない。今、試合がしたい。まだ試合がしたいんです」

ユウキ「アカンて。去れって。仕事いっぱいあるって」

今成「仕事いっぱいあるのかもしれないけど、プロレスやりたいんですよ…」

今成「オレ学生時代に、mixiで坂井さんからメッセージがきたんです。学生プロレスの選手を探してるから俺の相手をしてくれって。そのメッセージでボクの人生が変わったんです!そこからDDTと関係を持つようになって、坂井さんにも憧れるようになって、つたない美大生だったけど、坂井さんみたいにプロレスと映像を駆使するクリエイターになりたいって、そこからずっと思うようになって…ずっと今日まで生きてきたんです!そんな坂井さんが(涙しながら)ずっと、うだつの上がらないボクに、こうやってプロレスと映像とか使って何か代弁できる場を、作ってくれた!坂井さんは…1回引退してからもずっとボクのことを心配してくれたんです!坂井さんが引退して、入れ替わる様に映像班に入って、ずっとボロボロになって、映像作ったけど、映像作りながらDDTのこと大好きになって、オレもプロレスのことドンドン好きになって、それでもうだつが上がらないけど、オレ、今もこうして、プロレスやりたいって思ってる!もっとプロレス、このリングで、やらしてくれ!」

ユウキ「プロレスやりたいんか?」

今成「もっとやりたい!」

ユウキ「ただなあ、プロレスやりたいと思ってるレスラーは今日本中にいっぱいおんねん!でもできないって!俺らは結構さ!その気持ち背負って試合できんのか?!」

今成「やる!」

ユウキ「ファンはな、格好いい技よりも、選手の心が見たいねん!心が!オマエ心に自信もってやれんのか?!」

今成「やるー!心の試合がやりたいっ!」

ユウキ「俺達の魂を動かせんのか?!」

今成「プロレスがやりたいっ!ここで心を解き放ちたい!」

ユウキ「納谷社長、いいですか?」

納谷「俺だって、色んな挫折乗り越えてきた!今でも挫折すること沢山あるよ!だから今回だけ、アンタともう1回だけ試合してやるよ!」

ユウキ「じゃあ見せてくれ!プロレスを!」

今成「オレはあんたから絶対7カウントをとる!闘いのゴングを鳴らしてくれ!」

再度、闘う両者。必殺技男子もでてこずに身体と身体、魂と魂でぶつかり合う2人の男。しかし体格では圧倒的に有利なビッグプリンス納谷。今成は何度も何度も納谷にぶちのめされ、蹴飛ばされ、首をへし折られそうになる。

ロープブレイクして仕切りなおすも、踏みつけられ、膝蹴りで何度も吹き飛ばされる。場内からは今成を応援する声があがる

ビッグプリンス納谷による投げをこらえて今成が反撃の投げをうつ

納谷のピンチにパイプ椅子を持ち出し、加勢しようとする悪徳秘書のユウキ…しかしこれを背後から止める納谷。男と男の決着に不要な邪魔だては許されないのだ。

納谷「来い今成ー!」ヒジのラッシュで今成は攻撃をしかける。何度も何度も打ち付ける

ロープに走ってヒジを打ち付ける

何度も何度も四方のロープに走る…

必殺技男子「もっと走れ!走り続けろ!」

倒れた納谷にフォールをするも返されてしまう

今成にそれぞれがカツを入れる必殺技男子。4人がヒジラッシュを投太郎からは連続ヘッドバットに張り手での強烈なカツ!

気合をもらった今成は正面からの「ぽっちゃりへのヒザ蹴り」

さらに背後に回っての「ぽっちゃりへのヒザ蹴り」

さらにロープへと走り走り走り続ける今成 必殺技男子「走り続けろー」

ラストは正調の「ぽっちゃりへのヒザ蹴り」が納谷にヒット。走り続けた今成の「ぽっちゃりへのヒザ蹴り」3連発だ!

今成のフォールに会場全員でのカウントが入る「1・2・3・4・5・6・7!」

今成が勝利した。

▼再試合 ノーピープル・ノーウェブキャスト・ノーツイートマッチ~ルーザー・リーブ・シンキバ・7カウントフォール・ルール 時間無制限一本勝負
●ビッグプリンス納谷 vs ドリームボーイ今成○
4分44秒 片エビ固め
※ぽっちゃりへのヒザ蹴り

今成「今こうやってプロレスに救われてます。また一緒にプロレス団体やりましょうよ」

納谷「オレは負けた。負けた人間はこのリングを去る」

今成「なんて真っ直ぐな人なんすか。一緒に行こう」

そう言って納谷に肩を貸し、一緒に花道を帰る今成

パイプイス男子をリングに呼び込む必殺技男子

投太郎「俺達の戦いは終わった…オマエたち、帰る場所ないんだろ。それを俺達が居場所作ってやるから。俺達10人で新しいプロレス団体旗揚げしねーか」

カズサダ「次は負けねーからな!いいクラッチだ!」

投太郎「お褒め頂き光栄です!」

各人が握手しハイタッチし、エンディングの「りスタート※作詞・作曲:クロちゃん 歌:RAM RIDER」が流れる

必殺技男子がカーテンコール

主演の2人、今成と納谷がカーテンコール

パイプイス男子もカーテンコール

♪与えた試練に ♪バケツの水を ♪ひっくり返して~ ♪ 叫っんっでったっ!

場内に満開の花びらが舞い散る!桜吹雪だ!

舞い散る桜吹雪の元で踊る演者たち

肩を組む2人

回転しながら手をあげる

笑顔でくるくる回るメンバー

最後は全員で一礼

プロデューサーのユウキザ・ロック、マッスル坂井、鶴見亜門も花道に登場し一礼。ユウキザ・ロックは上野勇希に帽子をプレゼントした。

ユウキザ・ロックがチームLから順に感想を聞いていく

竹下「最後、熱い試合も見れたし、必殺技乱発(フィニッシュ乱発)も良かったんじゃないでしょうか?」

納谷「こんなご時世だからこそ、今成さんとこれだけ熱い試合をすることが出来て、凄く嬉しかったです。」

樋口「今日言いたいことはプロレスっていいなぁって本当に思いました」

吉村「最初で最後の登場でした。もうないんで!もうないんで!」

場内「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

吉村「じゃあ(もう1回)やるっ!」

チームM 渡瀬「最初にノーツイートって言ったのに早速ツイートしてる奴いたぞ。見つけたるからな!」

上野「非常にプレッシャーが重すぎるんですけど、それが楽しくて…皆さんありがとうございました!」

彰人「ボク、ミュージカルで1度大失敗したことがあって…新北京プロレスっていうので。大ゴケしたことがあって…滅茶苦茶トラウマで。もう前回以上に緊張して今日ヤバかったです。でもなんとか今日できて良かったです」

平田「めっちゃ達成感ヤバイっすね。そして必殺技男子(フィニッシュ男子)、終わりたくないっすね~また是非どこかでやりたいです。よろしくお願いします」

チームS 趙雲「この年になってまさかダンスの練習とレコーディングをするとは思わなかったですけど、プロレスしてると新しい発見がいっぱいあって凄く楽しかったです」

勝俣「ダンスの振付をしたことがないのに、ダンスの振付を任されて、プレッシャーが凄かったんですけど…やっぱり終わってみるとひらがなまっする最高だなって思いました。これからまた、ひらがなまっするのメンバーでもっともっと大きなところに行きたいなと思いました」

翔太「最後の試合でロックさんの言葉にやられてしまって…(泣きながら)今成さんに僕らのプロレスを全部かけて戦ってもらってるような気がして…」

翔太「プロレスは死なないなって思いました」涙をこらえきれない翔太を励ます今成。もらい泣きの勝俣

翔太「プロレスは絶対になくならないジャンルだなってことを今日確信したんで、みんなでこれからもプロレスを大好きでいましょう!」

今成「ずっと昔にボクと翔太さんはマッスルのレッドカーペットに出たんですけど…」

マッスル坂井「長そう…長そうだなー」

今成「こうやってマッスルメイツになれて本当に嬉しいです!まっするありがとうございました!」

マッスル坂井「世の中が自粛ムードで、ちょっと皆さんも穏やかなスケジュールだったので、こんな調子いいことを練習してしまいました。本当に今日はありがとうございました!」

マッスル坂井「しばらくプロレス業界も世の中全体も淋しいことになりますけど、本当にこれが終わりなんじゃなくて、今が新しいスタートになれるように、この日のために1週間、無茶ぶりだったと思うんですけど、まさかこんなに皆さんが…えっとえっと…」

ウルウルきちゃってるユウキザ・ロック

「泣いてるじゃねーかー」と涙ぐみ、口よどんでる姿をひらがなまっするメイツに笑われる坂井

マッスル坂井「(泣きながら)応えてくれると思いませんでした…ありがとうございました!楽しかったですね。みんな凄いなって思ったし、DDTはどこのプロレス団体にも負けないと思うし、もっともっと新しいことやったり、面白いものを作って、一緒にお客さんを楽しませて、私達も楽しませて貰いましょう。あまりにも面白かったので、もう1回やりましょう」

歓声が上がる場内

マッスル坂井「次の講演ではどうなるかわからないけど、やろうよ!もうちょっと必殺技男子みたいんで…大事なこと忘れてました。先程の必殺技男子のCDが優秀なスタッフ達の頑張りのお陰で、200枚限定ではありますが刷り上げることができましたので。どうかご自宅でもお楽しみいただければ…もうちょっと時間があれば、実はアンコールでもう1曲必殺技男子を聞きたかったんですけど、メイン前の今成のマイクが長すぎて…本当にこれは怒ります」

本気で落ち込む今成。

マッスル坂井「冗談だよ。今日は一番頑張った人にひらがなまっするポーズで締めてもらいますけど、一番頑張った…今成さん!

…と上野でジャンケンして決めましょう」

最後にジャンケン勝負となった2人。一部の主役と二部の主役の対決!

締めの挨拶を行うものを決めるじゃんけん。勝ったのは今成

負けた上野はマイクスタンド役をやることに。そしてここでも“5日後に負けた上野”が実現!

負けた上野は勝ったら貰える約束の帽子を今成に渡すことに… 上野は今成のマイクスタンドになる

今成がまっする2を締めた。

今成「こんな状況ではありますけど、プロレスには沢山のエネルギーがあると思います。僕達はまだまだどんな状況でもそのエネルギーを皆さんに伝えられるように頑張ります!それではご起立ください…スリー・ツー・ワン…」

全員「ひらがな~まっする!まっする!」

エンディングムービーではこの日に向けて練習に励んだ日々が映し出された

RAM RIDERの元でのレコーディングの様子も。各メンバーのダンス練習も非常に楽しそうだ。

そして最後に表示されたのは次回まっする3の開催日!観客から歓声があがった。

次回も満員売り切れのプレミアムチケットと化すのは間違いなしだ。

2.9次元ミュージカルという新境地に辿りつき、新型コロナウイルスという猛威を前に「プロレスをやりたい」という皆の思いを「プロレスに救われた」という今成の真摯なクリエイターとしての叫びに載せて届けた今回のまっする2。現実と虚構が入りまじりながらもそこに本気の想い、叫びを載せて観客の声援を一身に浴びながらプロレスを展開する、ひらがなまっするの真骨頂に胸を震わせた。正直、2020年上半期1番の興行であったと思う。この時期だからこその想いをこの時期だからこそできる準備でしっかりと形として表現するマッスル坂井とひらがなまっするメイツのメンバーに感動だ。

この感動をこの2.9次元ミュージカルの面白さをより多くの人に味わっていただきたい。次回まっする3は7月9日に新木場1stRINGで行われる。

この大会の模様はDDT UNIVERSEで視聴可能だ。まだ未視聴の方は必ず見て頂きたい!プロレスの感動がそこには確実にある!

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